どういうわけかイギリスはここ2週間ほどとっても良いお天気で、どこに出かけるのも楽しい日々が続いております。本当のイギリスは雨ばかりで、外出するのが憂鬱になるのが日常なのですが・・・。

気持ちの良いお天気の中、
田舎のアンティークフェアやカーブーティで出会ったものたちの紹介です。

私は紙モノ専門なアンティークディーラーなので、
ここで紹介しているものは非売品になるもののほうが多いと思います。



1950年代頃のイギリス製の猫のぬいぐるみです。

動物保護施設 トリマー記録

テディベア似で可愛いです。
「犬テディ」に続き、「猫テディ」もあるのが嬉しい。

こちらは本物の1920年代のドイツ製テディベア。
グラスアイの小さくてつぶらな瞳が特徴的です。

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状態が悪く、モヘアが抜け落ち、
修復された手足のパッチの色が気に入らなくて、
最初に手にしたときには買わなかったのですが、
他のお店を見終わった後でまたそのお店の前を通ったら、
店主のおばさんが大きな声で、
「テディがあなたのことを待っていたわよ~!!」
と声をかけられ、元気なおばさんの言われるままに、
テディを購入してしまいました・・・。
自分のものにしてしまうと、急に愛着が湧いてくるのが不思議です。
私的には、状態が悪く、くたびれ感のあるテディのほうが魅力的です。

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手のひらに乗るサイズのミニなプードルのぬいぐるみ。
たぶん、1930年代頃のドイツ製だと思います。

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ちっちゃいのに、忠実に作られているところがドイツらしいですね。

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沢山の猫モノも。多くは猫カフェに寄贈しようかと思ってます。
この殆どは1950年代以降のものでアンティークではありません。

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妙にリアルな猫のティーポット。イギリス製トニーウッド作。
頭の部分は蓋なんだけど、本物の猫生首が落ちているみたいでかなり怖いです。
こういう不気味リアルな可愛さは実にイギリスなアイテム。

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不気味可愛いアイテムその2。
お人形を持ったカエルの女の子とケーキを独り占めしているカエル君。
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犬ものアイテムたち。
白黒のスコッティーのぬいぐるみはサロンのディスプレイ用にする予定。
なぜかアトム君が田舎のアンティークマーケットで2ポンドで売られてました。
異国の地でぽつんと座っていたその姿が不憫に思え、日本にお里帰りさせることにしました。

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これもサロンのディスプレイ用にしようかな、と思っているものたち。
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このパッチ君についているチェーンは何???
と不思議に思っていたら、パッチ君の足裏に、
( Lost Dog 迷子犬 「君も迷子になったの?」 )とタイトルが印字されてました。
散歩中に飼い主さんと離ればなれになってしまった犬が同じく迷子の小鳥に出会った、
というモチーフで作られた犬の陶器の置物のようです。
だから、首輪、チェーンリード、持ち手がついていたのですね~ 
芸が細かい・・・ ハンドメイドとも印字されているので、手作りのようです。
保護犬シェルターにぴったりと合いそうなアイテム!

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バッグに入った子猫に弱い私。
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旅行鞄にまぎれこんだ子猫。スコットランド製。
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イギリスでは黒猫はGOOD LUCKで幸運をもたらす猫です。
これも猫カフェに置いてもらおうかと。黒猫促進キャンペーン用に。
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壊れやすい小さなアイテムを入れるために、ティン(缶の入れ物)も購入しています。
ティン好きなのでどんどんたまっていきます。
猫とイギリスの田舎のコテージが描かれている大きなティンがお気に入り。
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さびさびな、100年くらい前の古いティンもあります。
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