2014年5月3Ⅰ日(土) 三角寺、別格仙龍寺
コース 自宅 ==== 三島川之江IC ―――― 三角寺 ―――― 地蔵峠 ―――― 仙龍寺 ―――― 平山バス停 ==== 三島川之江IC ==== 自宅
地蔵峠1/2
仙龍寺への遍路道は本堂の左手前から続いている。
木の間の小路を進み、突き当たりの小屋の前を右手の裏山へ向かって上って行く。
木立をぬけると景色が一変、田畑が広がっている。さらに擬木の階段を上って行くと、石垣の横から山道となる。
ここからの山道「これでこそ、歩き甲斐あり遍路道」と言える道だった。
「なだらかな土道」「ガラ石の急坂」「背丈よりも高いV字の底道」など、いかにもお遍路をしていますと思わせてくれる道が次々と続いている。
遍路道1 遍路道2
最初は「いい遍路道じゃ」などと言っていたが、息が上がってきた。
しかしこの遍路道、途中で休憩するところがない。たくさんある丁石地蔵にゆっくりと手を合わせ呼吸を整える。
山が開け、陽の当たっているところに長い柄のついた草刈鎌が置いてあり、「時間のある方は草刈接待をお願いします」との札が降ら下がっているが、草刈の必要は全くない状態だった。
さらに進んでいくと舗装道路に出てくる。右へ進んでいくと市民の森へ続いているが荒れ果てている。バーベキュー場が草に埋もれていた。
遍路道はまっすぐ山の中へ入っていく。きれいに整理された保安林を通り過ぎる。
三角寺から1時間25分、やっと地蔵峠に到着した。
4体の石仏が祭られており、右から首のとれた地蔵(大師像)、地蔵道標、仏海さんの地蔵道標、地蔵道標だそうです。仏海さんは2年間この奥の院で千体地蔵彫像を行っており、峠の地蔵はその一端だそうです。
三角寺から2600m、標高765m、奥の院まで2100mの標識が立っており、地蔵の反対側には奥の院への丁石が建っており「通夜をして御縁を結びなさい」と刻まれている。
峠と言っても眺望は全くないのでそのまま出発します。
地蔵峠2/2へ続く