2014年5月3Ⅰ日(土) 三角寺、別格仙龍寺
コース 自宅 ==== 三島川之江IC ―――― 三角寺 ―――― 地蔵峠 ―――― 仙龍寺 ―――― 平山バス停 ==== 三島川之江IC ==== 自宅
三角寺
今回は三島まで車で行き、三島川之江インターの高速バス駐車場に駐車、遍路衣装に着替えて遍路を開始する。
8時35分駐車場を出発、高速道路の下を潜り抜けて山に向かって進んで行く。
山へ向かう黒っぽい橋を渡り、正面左手に見える建物の上の丸いタンクを目印に進んで行く。
右手の池の所に遍路シールが貼ってある。本日最初の遍路シール、これがあると本当に安心できる。
福祉施設「太陽の家」の前を通り過ぎ、
50メートルも進むと本日最初の遍路標識が立っており、V字に引き返して山道を登るように指示している。
ここからはほとんど一本道、舗装された山道をエッチラオッチラ上って行くが、なかなかの急勾配で汗が噴き出てくる。
途中1ヶ所三島川之江の眺望の開けているところがあったが、かすんでよく見えなかった(この二日ほど、黄砂がひどいと天気予報で言っていた)
遍路標識に従い、車道をショートカットしながら上って行く。山道へ入って20分ぐらいで車道が分岐しているところに出てくる。左へ行けば「椿堂」の標識、三角寺へはまっすぐに進んで行く。
ここからは木陰のない舗装道路を上って行く。暑い、とにかく暑い。この数日、日本全国真夏日になっている。まだ暑さに体が慣れていないので熱中症には特に注意が必要、水分を取りながら坂道を上って行く。
ゼーゼー言っていると正面木立の向こうに家が見えてきた。
9時30分三角寺駐車場到着。自家用車が5~6台停まっているだけで、バスはいない。
自然石を積み上げた石段を上り三角寺を目指す。ここの石段、急勾配の上、一段一段が結構高く、手すりを持っていないとちょっと怖い。鐘楼門の鐘を景気よくついて山門をくぐる。
山門左手の休憩所にザックをおろし、身だしなみを整え本堂へ向かう。
一番奥が本堂、その手前階段を上ったところに大師堂、大師堂横に大きな石像、最初足元を見たときは「でっかいお大師様だな」と思っていたが、全体を見ると延命地蔵菩薩だった。
大師堂のそばにあるから大師像だと思いこんでいた。失礼しました。
そのほか寺名の由来となった「三角池」などいろいろ見どころのあるお寺だ。
納経も終わり、ザックの整理をしていると、2本持ってきたペットボトルが1本からになっている。あまりの暑さのため1時間で1本飲んでいる。
今回はここから、「奥之院仙龍寺」へ向かうのでこれでは水が足らない。仙龍寺までの所要時間3時間として3本はペットボトルが必要となる。
自動販売機はと見回しても境内にはない。「しかたないか。この暑さの中、水がなかったら死んでしまうもんね」
駐車場まで急勾配の階段を往復してペットボトルを2本買ってきて、合計3本(1.5キロ)持っていくことにした。
これで準備完了、10時10分、仙龍寺へ向かって出発する。
地蔵峠へ続く