私の原点...。 | 電気屋さんの日常 ~ 平々凡々日々修行 ~

電気屋さんの日常 ~ 平々凡々日々修行 ~

平凡に生きるほど難しい事はない。
日々を過ごせる事…それこそ修行です。

旧ブログ電気屋さんの日常と一緒になりました。



ここ2日間...会社に缶詰めで図面書いてます。
中には社長が図面書くの?...。社長なのに?...。
取引先に色々聞くんですけどね。人を使えばできるんですけど時間が間に合わない。
そんなときは自分で書ききります。

まぁ私にとっては別に恥ずかしい事ではないです。
どんなに言われても我が社の現状がそういう時期であって...。
いま自分が足りない所のフォローに入る。会社が不細工なわけでなくて今社員がパンパンで頑張ってるから私がここをやるんです。
バカボンのパパ風にこれでいいのだ!!!と思っています。

うちはまだまだ大きな会社でなく大企業からすればそんな小さな会社。
そんなことまで社長がやるのか???と言われる程度の企業。

うちより規模の小さい会社からすれば、そんなに人数いても社長がやるのか???
ど~んなところから見ても客観的に見られたらうちは企業として100点満点の何点なのか気になってしまいます。

でも、他人の評価なんて一度も気にしたことなく、同業他社がうちのことどう思ってるかなんて気にもなりません。
もし、逆に他社がうちをどんな会社やろって気にしてくれているなら、ありがとう!!!めっちゃうれしいです(笑)

めっちゃ凄くないけど...まぁまぁやるよって感じです。
他社に気にしてもらえるようになってこそ存在感があるのであって、土俵違いの会社なんて競争相手だとも思ってません。
ただただ、ほぉ凄いなぁと、あぁならんとなぁ~って下から見てますよ。

もう私も神戸の業界で30年。
いま、うちで育とうとしている社員が楽しみでならないです。
彼らの毎日を見ていると、見ている僕が居るから彼らは幸せだと思います。

私は浮き輪なしで太平洋にポツンと放り出されました。
手綱や引き寄せてもらえるものは自分が海で拾ってきました。
でも、大きな存在だったのは私が電気屋になってから仕えた初代の社長(社内的には2代目)、2代目の社長(社内的には3代目)。それぞれに私に大きな影響とレクチャーをくれました。

特に初代社長は私と直接電気の話なんてしていません。
何だか大きな世間の話を聞き、業界の話を聞き苦労話を聞きました。
電気屋のノウハウは初代社長の子飼いの社員さんたちから教わり、初代社長は親子ほど年が離れていたので、やってきたことの背中を見せてもらいました。

2代目社長は年代も近く、3歳違いで兄のように尊敬し、憧れました。いろいろ教えてもらったのは2代目社長が一番濃いかったです。
震災後のカオスな時代を一緒に過ごし、何とも時流に乗った即断即決型の社長でした。

私もこの人なら2番になりたいと思った時期がありました。
私は自分で経営に不向きだなぁと思う時が良くありましたが、この人は経営ならお勧めします。
血が通ってるのかと冷たく思ったり、いやぁその一発が効きますねぇとか、社員との間に抜き差しが本当に上手だったです。
その前に仕事の潮目を読む力がありました。
初代社長は強引な一面をよくみましたが、2代目社長はそれはなかったですね。

あぁ懐かし。
私は2代目社長ととある大規模のショッピングセンターの工事入りました。
一人で素人同然の私が守していた現場に、2代目社長...当時はまだ常務とても心強かったです。
当時教えてもらった最初の技術的な話が弱電設備を理解するにはまず自分が幹線系統図を書いて、それから枝を見ろってことでした。
やみくもに現場を走り回って、その日の歩行距離=仕事の成果みたいな自分が少し番頭に近づいた気がしました。
色んな事を教えていただいた大きな現場でしたが心に残ることは多かったです。
元請さんに言い訳する私を守って、自分のせいのように言っていただいた事もありました。
逆に客先のゼネコンさんに”社長呼んで来い”と言われて、呼んでも私と同じことしか言いませんからと、言って大阪から帰ってきた日も忘れられません。
それでもその激情されているお客様から”絶対社長に言うからな”って言われて”どうぞ今すぐ電話してください”って言いながら帰りの車で社長に”こんなん言われましたぁ!!”
と電話すると”そか!わかった”だけ言ってくれて私を叱らなかった社長に感服しました。今となっては、すべてが良い思い出ですね。

2代目社長さん...私はあなたに仕えて定年したかったことを忘れないでほしいです。
私が辞めるに至った時、最後に声かけて下さった”もう3日あるから連休明けにもう一回考えてこい”と言っていただいた言葉は忘れていません。
そして”これで俺は一人になっていくなぁ”って言われた一言は聞こえないふりして返事できませんでしたけど、今でも耳に残っているのです。”そんな中、私の心に忠誠はありました。
でも、私は会社を辞める決断をした日から袂を分かってお話しする機会もなく、お会いする機会もないのですが、お礼を言いたいのは一生の課題です。

なぁんか図面書きながら会社の一翼を担う社長業。
ちょっとセンチメンタルな時期を思い出しながら、残業で帰りの遅い社員と競ってでも仕事しよっかと思う自分。
私の元で頑張ってくれてる社員を見ると当時の社長への有難さを感じます。

ほな、図面くらい書くで~~~~。
まだ、若い奴らには負けまへん。
先日取引先の経験の浅い若い番頭さんが私に”施工管理の仕事って面白いですね”って私におっしゃいました。
私は”そうですね”と短い返事をしておきましたが、”そうかぁ?ほんまもん教えたろか”って心ん中で笑ってました。
わしらそんなもん楽しいなんて思ったことないわ(笑)
ワロてる間はママごとや(笑)
悪いおっさんが出てしまいます。

さぁ図面書こうっと(笑)
震災復興のあの劇爆な経験をしたからこそ、誰にも負けん気120%で頑張っていきます。