新しい時代…。 | 電気屋さんの日常 ~ 平々凡々日々修行 ~

電気屋さんの日常 ~ 平々凡々日々修行 ~

平凡に生きるほど難しい事はない。
日々を過ごせる事…それこそ修行です。

旧ブログ電気屋さんの日常と一緒になりました。



先日、18年前に独立してすぐにお世話になった同業の社長が会長職になられて、ご子息が社長、専務に就任されました。
私にとってはこの方は最初の苦難の時期に声がけしていただき、会社の黎明期に新しい道をつけてくださった社長と位置付けています。
そして、ポイント(分岐点)の要所で影響力をいただき、いろいろな事のご指導を受けたた思っています。

ご子息が昇格されることは将来を見据えても大変嬉しいことです。
でも、私より先輩の社長が相次いで会長職になられていくのが、私にとっては寂しい限りです。
もっと、長い時間を一緒に過ごせればとも思っているのですが、なかなか思うようにはいきません。
今後はご子息たちの活躍に少しでも助力することがご縁に対するお礼かと思っています。

さて、独立時の話はあまりしないようにしていますが、最初は五里霧中、起こることが起こってからしか進路も決められないような日が続きました。
電話の鳴らない日に改めて自分が一人だという事が気付き、それまでのサラリーマン時代の積み上げは皆無の状態になった日もありました。

そのころを知る方には苦労したからなぁと言われることがありますが、私はさほど苦労したとは感じていなかったように思います。
今から考えると不自由で、仕事の幅もなく出来ることも限られていて声をかけていただいても、できることは少なかったのが本当の所でした。

苦労というより、実力不足の準備不足...キャパシティの小ささを痛感していました。
当時は自分が施工管理を委託してもらって現場を見るので自分は精一杯。
今、次世代に伝える1:3とか1:4の仕事ができませんでした。

利益を上げるにはそう言った自分の仕事量を増やしていくしかありませんでしたのですが、仕事量だとか時間だとかはサラリーマン時代と何ら変わりなく苦労したのは絶対的に金銭・道具・人の面。
カネない、モノない、ヒトない。
まさに三重苦…。

取引先についても、いくらでも資材を卸してくれるのはなくて弊社の器、すなわち自分の会社の大きさというものがあって、与信という枠があります。
上限を超えると卸してはもらえません。

だから大きな仕事をしていく信用も無ければ、実力があっても請け負えないできない時代はありました。
言葉や見かけだけでは誰も信用してくれず、地道な積み上げと実績には時間が必要になります。
限られた時間との戦いには少し苦労したように思います。

でも、今考えると苦労で…当時は成り行きというか当たり前だと解釈していたので苦労と気付かなかったです。

会社の成長と元請・下請けの話をするにあたって、よく下請からの脱却とかいうコンサルの広告を目にしますが、うちは比率は気にしていません。
元請100%だったら正解なのかというと、私の会社ではそれはありません。
もちろん元請は利益率は確保できるかもしれませんが、元請で工事を請け負うことはそれなりの手数が必要になります。
まぁ、それ以上は企業の方向性の話ですので致しませんが何せ手数をかけないで、たくさんの仕事をこなしたいに尽きます。

そんな時、私が考える1:3、1:4を実行しようとすれば多少なりとも下請工事を請け負っていく事は重要なピースになります。
もちろん元請もやりますが、自社の社員とのバランスで下請け比率はここ数年上がっています。

今やることは企業としての技術力の向上なので、下請けで仕事の幅に余裕を持たせて若い社員を育てていく時間を作らせて頂いています。
さて、今後も色々なつながりを深めるために下請工事はどんどんやっていきますので、関係各社の皆様にはよろしくお願いいたします。