今夜、横浜で、たいへんお世話になった伯母の通夜が営まれ、駆け付けました。
大正9年生まれの父の姉です。
私が上京した18の春、新川崎に住んでいた伯母のマンションに居候させてもらい、そこから神楽坂の理科大に通っていました。
半年ほどで板橋区の下宿に移り、伯母の家を後にしたのですが、
その2年後、父が新宿のマンションに東京オフィスを出し、定年退職して家にいた伯母に、経理兼管理者として来てもらうようになりました。
私は板橋の下宿を引き払い、そのマンションに移ったので、伯母との縁が深まりました。
その4年後、私は島根にUターンしますが、その間、一緒に社員旅行に行ったりもして、ずいぶん長い時間を共に過ごしました。
4月8日が誕生日なので、今週、伯母のいる東戸塚のホームを訪ねようかと思っていた矢先、その前日に97歳で旅立たれました。
声も若く、容姿も若く、60代の時にはどう見ても50代、80を過ぎて、ようやくお年を召されたなという感じになられましたが、常に実年齢より10歳以上若く見える伯母でした。
70代のころは、新川崎から新宿御苑前までの通勤電車が混むからと、毎朝6時台に家を出て、会社に7時過ぎに着いていたようです。
ある給料日の前日、伯母は38℃以上熱があるのに、これだけはやっておかなくちゃいけないからと、給与計算と支払いの段取りを済ませて早退されたことを覚えています。
当時まだ20歳そこそこの私は、これが仕事なんだ!と教わりました。
ご冥福をお祈りいたします。
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。