チョークの真鍮のスライドバルブ部分が完全に固着して外れない件。

やっていく中でちょっとコツが見えてきた。

 

最初はチョークバルブの上側の穴(下記赤丸)からCRCを吹いていた。

 

しかしこれではダメなことがわかってきた。

 

固着の原因はピストンとその周囲との間に詰まったガソリンかすなど。

これを取り除かない限り進捗はみられない。

 

上側の穴からCRCやクリーナーを強烈に吹き付けてやると、時々かすのようなものが

出てくる時がある。

つまり、潤滑のためにスプレーするというより、中のかすを吹き飛ばすためにスプレー

するといった方が正しい解釈だと思われる。

 

しかしそれでもびくとも動かない。

 

その理由は多分

 

上の穴からのみスプレーしているても、下側の固着かすは取れないということ。

 

ちょっと考えたら・・・あ、下側からもスプレーできる穴があるではないか。

 

チョークを引いた際に、バイパスされたガソリンがボア内に噴射される穴。

写真がよくないが、↓赤丸の部分

この穴はチョークピストンの下側につながっている。

ここから勢いよくクリーナーを吹き付けてやると、ここからも大量のかすが出てきた。

 

そして完全に固着していたピストンがだんだん動き出して・・

ついに4個とも外すことに成功。

うち3つは過酷な作業の中で、引掛ける部分がちぎれてしまった。

 

チョークバルブの先端が入っていた穴(下記赤丸)は・・

 

フロート内にある真鍮の部品の穴(下記赤丸)につながっている。

(この写真は洗浄後のもの。とても綺麗になったでしょ?)

 

両穴にクリーナーやエアーをガンガン吹き付けて、中を貫通させる。

ここが詰まってたらチョークは作動しない。

 

チョーク以外にも穴という穴はとにかく貫通させるべくクリーナーを吹く。

 

しかしいくらクリーナーを吹いても貫通しない箇所が。。

 

これについては次回。