お久しぶりです。

記録しておきたいことはあるのに、相変わらず気まぐれな更新になってしまいあせる

今日は仕事が繁忙期でヘロヘロな中、現実逃避したくてブログを書くことにしました(笑)

 

 

先日、松坂屋美術館に出かけてきました。

 

 

 
「華麗なる宝塚歌劇の世界展」
 
名古屋でこうした宝塚歌劇展が行われるのは、2014年の「宝塚歌劇100年展」以来8年ぶりだそうです。
 
昔は毎年、中日劇場公演に合わせて、現役タカラジェンヌのトークショー付きのちょっとした宝塚展があったのにな…悲しい
真冬に早朝から並んだのが懐かしい。
 
 
館内は4ヶ所のみ写真撮影OKでした。
 
 
まずは入口すぐのミニチュア大階段。
 
 
 
あとで写真を見て気がついたんですが、階段のライトアップって色が変化したんでしょうか?
(全然覚えてない)
1枚目と、数分後に撮った2枚目の色が違うびっくり
 
 
中に入ると、現在のそれぞれの組のトップコンビの紹介と衣装展示がありました。
 
わかっちゃいたけど、皆さん細い!
特に娘役さん達、ちゃんと内臓ありますか?と心配になるくらい、薄い。
 
そして衣装は、本当に手が込んでいて、豪華キラキラ
模様かな~と思って近づいてみると、総スパンコールだったりしますポーン
キラッキラの世界はキラッキラの衣装が重要なんですね。
 
 
その次は、宝塚歌劇の歴史コーナー。
108年の歴史はさすがに重みがありますね。
あんなことや、こんなこと、有名な話、初めて知った話、じっくり見てきました。
 
ただちょっと気になったのは、展示の中の歴史が「100年」で終わってること。
多分、100年記念の時に作られた資料なんでしょうねあせる
 
 
次は、愛知県と宝塚歌劇のコーナー。
 
中日劇場公演のポスターがたくさん展示されていました。
以前中日ビルに展示されていたのと同じかな?
 
どうやら中日劇場での初宝塚公演は1967年らしいのですが、私が見つけた最も古いポスターは、1968年の「トリスタンとイゾルデ」(真帆しぶき主演)でした。
何がビックリしたって、チケット代が1200円!
やっすー!!
いい時代でしたねぇ~(観客にとっては)。
 
私の中日劇場宝塚公演初観劇は、1996年の「ミー&マイガール」なんです。
天海祐希さんの退団後、久世星佳さんのトップお披露目。
中日劇場公演って、そういうお披露目だったり、レアな配役があったり、ここでしかやらない演目があったり、注目すべき公演が多かったんですよね。
 
一般人も出待ちしやすかったし、エレベーターで現役ジェンヌさんと一緒になったなんてこともありました。
毎年2月の公演が本当に楽しみだったのに…悲しい
 
 
ちなみに、現在の中日ビルの様子です。
 
 
こんなに立派なビルに生まれ変わるのに、劇場が入らないなんて大泣き
 
現在は御園座だけが頼りですお願い
 
その御園座公演のダイジェスト映像も流れていました。
残念ながらまだ、2020年の「赤と黒」(途中で中止)と、2022年の「王家に捧ぐ歌」(途中まで中止)という、思いっきりコロナの影響を受けた2作品しかないのですが悲しい
 
 
こんな華やかな写真スポットがありました赤薔薇
 
 
中央のイスに座って写真が撮れますカメラ
 
 
 
2014年の「ベルサイユのばらーフェルゼンとマリー・アントワネット編ー」中日劇場公演。
観に行ったなぁ~。(ブログを遡るとこの時の感想も書いてますが、辛口だったのでリンク貼るのはやめました笑)
 
 
 
 
 
名古屋での宝塚上演の歴史を紹介する展示もあり、じっくり読んでみたのですが、とても興味深かったです。
 
1918年に東京公演の帰路、御園座で1日だけの公演をしたのが始まりとのこと。
確か、どこかの企業か団体かが呼んだとあったような。
 
大正時代という歴史にまずびっくり。
まだ歌劇が始まって数年で東京にも進出してるのもすごい。
 
で、宝塚に興味を持った名古屋のお金持ちの社長さんが、
「東京から宝塚に戻るついでに、ちょっとだけ名古屋に寄って公演してちょーよ、金は出すから」
的な感じだったんでしょうか(←あくまでも想像ですグラサン)
 
その後、1935年に「名古屋宝塚劇場」(1994席もあった!)が完成し、年に1~3回宝塚公演があった時代もあったとのこと。
 
なんていい時代!
 
私にとっては昔よく映画を観に行った「名宝会館」という名前で馴染みのある場所に劇場があったようです。
「名宝」は絶対「名古屋宝塚」の略に違いない!と昔から思っていたので、やっぱり!という気持ちになりました。
 
その後の宝塚歌劇の名古屋での公演は、名鉄ホールを経て、中日劇場に受け継がれていったようです。
 
名鉄ホールももうなくなってるし悲しい
 
 
愛知県出身現役タカラジェンヌのパネル紹介もありました。
最近は全国ツアーなどでもご当地ジェンヌ紹介がなかったので(たまたまいなかっただけ?)知らなかったけど、
下級生にたくさんいるんですね!頑張ってほしいですニコニコ
 
 
 
その後のコーナーには歴代のポスターがずら~っと並べて展示されていました。
ポスターのデザインにも時代の流れが垣間見れて面白いです。
 
ただ、並べ方が雑に思えて、ところどころ「私並べましょうか?」と言いたくなりました泣き笑い(A型)
 
 
 
 
フィナーレ使用小道具(シャンシャン)のあれこれです。
シャンシャンもいろんな形があるんですね!
 
 
 
 
 
 
 
 
これ、シャンシャン早押しクイズとかやったら、全問正解の人いそうですよね~ひらめき
(私はムリ)
 
 
 
 
5名の現役トップスターとの記念撮影のチャンスです!!
 
 
 
 
 
 
 
 
会場のところどころに短時間の映像コーナーがありましたが、最後に椅子に座って観られる最近の各組の公演ダイジェスト映像(約20分)のコーナーがありました。


そうそう、最後に記念スタンプコーナーもありましたよ 。



足でペダルを踏むタイプのスタンプでした。


おひとり様だったのでじっくりたっぷり、気づけば3時間近く堪能していました泣き笑い
地元で宝塚の世界に浸れる機会がどんどんなくなっているので、本当に久しぶり。
 
館内は冷房が効いていて結構冷えるので、1枚羽織るものがあると良いかもです。
 
開催は7月24日まで。
お近くの方はぜひ音譜