『この曲を聞くと00を思い出す』ってのは皆さんもあるはず。
オレは意識的に印象付けたいデートや遠出、忘れて欲しくない遊びの際は
繰り返し同じアーティストの曲をながす。
さぁ、今回はいつか思い出して欲しいと思う二泊三日の家族旅行だ。
ギャル男以上に渋滞が嫌いなナックルは環八が混まない日の出に出発!
東名から入り伊豆を目指す。ルートは気分次第だ。
小田原厚木道路を抜けて景色を見下ろす屋根道の
トーヨータイヤターンパイク(有料道路)を使う。
しばらく上って、展望台へ。午前六時。朝の太陽は下界を金色に照らす。
美しい景色に美味い空気。携帯の電源はオフ。
悪くないスタートだ。
オレはこの日の為に、コイーバとラッキーストライクとフィリップモーリスの葉を抜き
カクテルしたナックルオリジナルタバコを燻らす。
深く吸い込みニコチンと酸素を肺の中で混ぜて、ニコチンで思いっきり血管を収縮させる。
フィルターを使わないタバコは味もそうだが紫煙が濃いい。
娘 『おと~さん煙りだしすぎ~。雲の中みたいー。』
煙は確かに濃く吐くが言い過ぎだぜ。と周りを見ると
ナックル 『いや、これは煙じゃないぞ!ガスって(霧)やがる!出発するぞ!!』
山頂の午前中。濃霧だ。
視界最悪。ただでさえ走りなれない峠道。料金所のおっちゃんが停めてくれねぇかな?
と、淡い期待をするナックル。霧が晴れてから進みたい!
ナックル 『霧凄いですね。』
オレを止めてくれ!晴れてから行った方がいいですよと言ってくれ。
オレ、ちょっと怖いんだ!!
料金所のおっちゃん 『・・・・・・・00円のお返しです』
うぉー!スルー!!ナイスシカト!
この霧は日常茶飯事か!
結局無事に山道を下り・・・・・
海だ!!!!
日差しも強く最高の海日和
がっつり海で遊んで夜は地酒と船盛り
触ると鯛の目玉が気持ち悪い。
二日目・・・・・
日頃の行いを感じずにはいられない最高の海日和。
浮き輪もガッチリ膨らます。
泳ぐと水分を失うので海の家へ。青い海にはトロピカルなカクテルだ。
ナックル 『ゴンチチくれ』
店員はナックルの注文を無視してキンキンに冷やしたアロエを出してきた。
店員 『お兄さん、伊豆の日差しをなめてたね。鏡、見てみな。赤鬼みたいだよ』
結局、ゴンチチは来ず、マリブコークを飲む。
その夜・・・・・
ナックル一家は、背中痛すぎて一睡もしなかった・・・・
背中どころか、胸まで痛い。
本来なら、楽しい思い出に夫婦熱もヒートアップするところだが、
肌が触れ合うと・・・・
『うお!いてぇ!』
『ああ~もう~!いたーい!』
と地獄の一夜の戦友と化した夫婦に夏のアバンチュールは無かった・・・・
今回の思い出の曲は相対性理論で『マイハートハードピンチ』
記事は読まなくていいが、この曲は聴いたほうがいい。
ちなみに、このバンドは腕利き税理士エトーさんに紹介してもらい、
我が家じゃ大ヒットだ!
いつか、娘がこのアーティストの歌を聴いたとき、日焼けの教訓を思い出して欲しい。