先日、ある方からプレゼンの相談を受けました。
私と同じ講師の仕事をしていて専門はマーケティングだそうです。
ちなみに今回の相談について、結果的には笑い話のようになりましたので、名前を出さないということでご本人の許可を得てこのブログを書いています。
まず、最初に私はプレゼンの概要をお伺いしました。
テーマ、結論、目的、論点・・・本にも書いたいつもの手順です。
しかし、ヒアリング開始1分で私はギブアップしようかと思うほど???の連続でした。
なぜなら、マーケティングに関する一つひとつの言葉が難しすぎて理解できないからです。
とにかく日本語の間に英語がバンバン混ざっていて、何度も聞き返さなければならないし、○○理論や○○法則の類を相手が分かっていること前提で連発するし、私には宇宙語にしか聞こえず、何も掴むことはできませんでした。
私が勉強不足なのか? それとも本当に難しく分からなくて当然なのか?
そこで再確認・・・このプレゼンは誰に対して行うんでしたっけ?
すると、マーケティングについて専門知識を持たないフツーの人とのこと・・・
ならば私も対象者の一人になるはずです。
その点から言うと、まずはプレゼンの立ち位置から見直さなければなりません。内容がどうのこうのと言うよりも、そもそもプレゼンター自身の発想から転換しなければなりません。
結果的に10分間話を聴いた段階でその方自身も自分の大きな問題点に気づき、根本からもう一度考え直すということになりました。
実はこのようなケースは意外に多いものです。
特に専門的な用語や理論が好きで、知識偏重型の人に良く見られます。
そういう人は「相手の分からなさ」を分からないことが多いのです。
本当に絵に描いたような「自己満足型」のプレゼン力です。
聴き手の置いてけぼり感と言ったら、ある意味芸術的でもあります。
たくさん勉強して、知識を持っていることは素晴らしいのですが、相手が同じレベルとは限りません。
「私はこの程度の知識も持っていない人間は相手にしませんから」という主義なら分かります。しかし「良く分からない人」に分かってもらおうという目的で話をするなら大問題です。自分が理解することと相手が理解することをしっかり切り分けて捉えなければなりません。
自分の専門分野ともなると、基本的な当たり前の事柄が、相手にとっては全然当たり前ではないことが良くあります。説明する一つひとつの言葉を良く考えて、「相手の分からなさ」をしっかりと見極めるようにしましょう。
そういう私も「人のふり見て我がふり直せ」な出来事でした。
バスガイド流プレゼン術 天才ジョブズよりも身近な達人に学べ/阪急コミュニケーションズ

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しかし、ヒアリング開始1分で私はギブアップしようかと思うほど???の連続でした。
なぜなら、マーケティングに関する一つひとつの言葉が難しすぎて理解できないからです。
とにかく日本語の間に英語がバンバン混ざっていて、何度も聞き返さなければならないし、○○理論や○○法則の類を相手が分かっていること前提で連発するし、私には宇宙語にしか聞こえず、何も掴むことはできませんでした。
私が勉強不足なのか? それとも本当に難しく分からなくて当然なのか?
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すると、マーケティングについて専門知識を持たないフツーの人とのこと・・・
ならば私も対象者の一人になるはずです。
その点から言うと、まずはプレゼンの立ち位置から見直さなければなりません。内容がどうのこうのと言うよりも、そもそもプレゼンター自身の発想から転換しなければなりません。
結果的に10分間話を聴いた段階でその方自身も自分の大きな問題点に気づき、根本からもう一度考え直すということになりました。
実はこのようなケースは意外に多いものです。
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