皆さん、PowerPointを使ってプレゼン資料を作るとき、どのような手順を取っていますでしょうか?
下書きスケッチもないままにいきなりPowerPointを立ち上げたりしていませんか?
やはり、最初に資料全体の構成と大まかなアウトライン、重要なメッセージやキーワードを洗い出してから、PowerPointでの作業に取りかかるようにしてください。
これは結構、常識的なポイントだと思っていましたが、意外にもまだまだ浸透していないようです。
最近、私の個別指導にいらした方のほとんどがご存じありませんでした。
まだまだ何もない真っ白なスライドを相手にイチから格闘している人が多いようです。
ましてや、とにかく資料さえカッコがつけば何とかプレゼンを乗り切れるだろうとか、資料を作り出せば自然とアイディが浮かぶだろうなどと考えていたら、それは大きな間違いであると言わざるを得ません。

下書きがないとなぜダメなのかと言いますと、頭の使い方がバラバラになってしまうからです。
全体の論理的な構成はどのようにするか、伝えたい内容をどのように図解で表現するか、画像は何が良いか、塗りつぶしは何色が良いか、線の太さはどのくらいにするか、影は付けるか付けないかなど、いろいろなことを同時に考えることになってしまいます。
これらを大きく分けると論理的な左脳系の思考とセンス的な右脳系の感覚になります。
つまり、正反対の頭を行ったり来たりしてしまうので資料にまとまりがなくなってしまうのです。
そして、作業に長時間費やしてしまうのもこれが原因です。

ですから、まずは下書きで思い切り左脳を使い切ってしまいましょう。
その後で、色や線、影や効果といった右脳に集中するようにしましょう。
つまり、PowerPointを立ち上げた状態で記載する言葉を考えないようにするのがポイントです。
私はよく白紙に枠だけのスケッチシートを用意して、思い浮かんだ言葉や図解のアイディアを自由に書き出していきます。
これが出来ればPowerPointの作業は実に短時間で終えることが出来ます。
是非、皆さんも試してみてください。

$プレゼンテーション講師・伊藤誠一郎ブログ