2024夏アニメ 8月3日視聴分 | アニメ視聴日記

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日々視聴しているアニメについてあれこれ

2024年夏アニメのうち、8月2日深夜に録画して8月3日に視聴した作品は以下の2タイトルでした。

 

 

2.5次元の誘惑(リリサ)

第5話を観ました。

今回は正宗とリリサの参加した初めてのコスプレイベントが終わるまでと、その帰り道までが描かれます。今回で序盤のお話が終わるという感じみたいですね。まず前回のラストの続き、イベント終了間際になってリリエルのコス衣装に着替えたリリサが撮影スペースに出て来た場面から始まります。

イベント終了まで残り10分を切っていて、しかもイベント初参加のリリサも正宗も撮影会の進め方も分からないので、とりあえずその場で正宗がリリサを撮り始めればいいのかと思っていたところ、カメラを構えた多くの人が集まってきてしまい、あっという間にリリサは囲まれてしまい、正宗は押し出されてリリサに近づけなくなってしまう。リリエルというキャラがひと昔前のキャラなのでコスの稀少価値が高く、イベント参加者の多くのコスプレオタク達にとっては子供の頃の思い出のキャラであるということもあり、そして何といってもリリサのコス衣装の完成度が非常に高かったのもあって、既にイベント終了間際で他のコスプレイヤーも引き上げてしまった状況で、多くの撮影者が一気にリリサに群がる状況となったのです。

しかし撮影できる時間は残り10分も無く、リリサも撮影者たちにどう対応したらいいのかも分からず、正宗に至ってはリリサに近づくことすら出来ない状況で、誰も撮影会を仕切れる者もいない状態で時間が空費されていくというマズい状況となってしまう。だが、ROM販売の時に隣のブースだった獣耳のコスプレイヤーのマギノの連れのカメラマンのオギノが仕切ってくれて、リリサがイベント初参加だということも皆に説明してくれて、リリサの対応の拙さもフォローしてくれる。そしてリリサの立ち位置を確保した上で、残り時間が少ないので順番に並んでの個別撮影が無しにして、全員でリリサを囲んでの撮影会をするという方針を告知して、テキパキと進行してくれました。

それでようやく場が落ち着いて、正宗はオギノに礼を言うが、オギノも自分やマギノがリリサのリリエルのコスを撮影したかったので仕切って進行しただけだと言い、ちゃっかりベストな撮影ポジションを確保する。そうして囲みの撮影会が始まるが、全員に「よろしくお願いします!」と挨拶されて、リリサはすぐにポージングすべきところを恐縮して「こちらこそよろしくお願いします!」と深々とお辞儀して動きを止めてしまったもので、まるでフラッシュの嵐を浴びてリリエルが謝罪会見をしているみたいなシュールな絵面になってしまう。

それでも、すぐにリリサもポージングをしなければいけないと思い出し、様々なポーズを取っていく。それを撮影者たちが撮っていくのだが、リリサはこんな大勢に撮られることに慣れていないので、撮影者たちは撮りづらさを感じてしまう。それにポージングも他の手慣れたレイヤーのように派手な見栄えのあるポーズが取れておらず、どうにも地味な絵面になってしまう。それで不満を言ったり、初心者だから仕方ないと同情したりバカにしたりする言葉も漏れてくるが、オギノのような年季の入ったコスプレオタクは、リリサのポージングを見て驚嘆していた。

それはどうしてなのかというと、リリサの一件すると地味なポージングの1つ1つが原作漫画「アシュフォード戦記」の中のリリエルの多数の登場シーンの細かなポーズの再現になっていたからです。それは「アシュフォード戦記」をよほど細部まで読み込んでリリエルによほど強い思い入れがある者にしか気付くことが出来ない凄さであった。この撮影会場でも、そこまで気付くことが出来ている者はオギノと、あとは正宗とリリサ本人ぐらいであっただろう。それをやってのけているリリサが一番凄いリリエルオタクなのだが、リリサ本人はオタクの度が超えていて、もはやそれが凄いことだという自覚すら無いのだと思われる。

具体的にリリエルの登場場面の完璧なトレースであるということまでは気付けていないコスプレ撮影のベテランの視点では、リリサのコスプレは「着ている感がない」のだそうです。リリエルのコスプレをしているレイヤーというよりは、リリエル自身がこの場に現れたような奇妙な感覚なのだという。それはまだ「コスプレ」という手段を知らない子供の頃からずっと「リリエルになりたい」と思い続けてきて、その後でコスプレという表現手段を知ってリリエルの格好を出来るようになったリリサが、コスを知る前から既に精神的には長らくリリエルそのものであったからこそ辿り着けた特異な境地であると言っていい。

そこまで「リリエルになりたい」とリリサがずっと思い続けることが出来た理由、それは「リリエルが大好き」というリリエル愛ゆえだった。リリサがリリエルのコスをしてこうして人前に立つのは、元々その自分の「リリエルへの愛」を他の人たちに伝えるためだった。しかし、その道のりは決して順調ではなかった。

子供の頃「アシュフォード戦記」を読んでリリエルへの憧れを口にすると母親は「何かの間違い」と言って嘆いた。少年雑誌の漫画、それもちょっとエッチな漫画で、その中でもエッチなシーンの多いヒロインですから、普通はそんなものは男の子が面白がって見るものであり、女の子がそんな女性を貶めるようなキャラに憧れるなんて恥ずかしいことだと思われて当然です。自分の娘がそんなものに憧れているなんて知ったら、母親は娘がもしかしたら頭のおかしな露出狂や淫乱に育つのではないかと不安になったのでしょう。リリサは「アシュフォード戦記」を読み込んだ上でシンプルに可愛くて健気でカッコいい女の子だと思ってリリエルに憧れただけだったのですが、母親はパラパラと絵面だけを見てリリエルのことを痴女のようにしか思えなかったのでしょう。それで「間違い」なんて言われてしまい、リリサは自分のリリエルへの愛は他人に知られてはいけないものなのだと思うようになってしまった。

でも中学の時にこっそりコスプレイベントに行ってみて、そこでコスプレでリリエルへの愛を表現するという方法を知って、レイヤーのお姉さんに背を押してもらった。それでコスプレ衣装を作ったり、コス姿を撮影をしてROMを作って売ってみようと考えるようにはなった。ただ、それでもそれを実行に移す勇気はなかなか出なかったし、ましてや大勢の人の前でリリエルのコスを着ることまでは想定していなかった。コス衣装はあくまでROMを作るために着るのであり、他人の前で着る勇気は無かった。それは「間違い」だと母親に言われているような気がしたからだ。

それでもROMを作るためにはカメラマンは必要だった。普通はネットなどでカメラマンを見つけて撮影を依頼するらしいが、リリサはどうしてもよく知らない人に自分のリリエルのコス姿を見せることが怖かった。母親みたいに否定したり、不潔なものだと誤解して変な目で見てくるかもしれないと思い、そのことが怖かったのです。だからカメラマンは自分と同じようにリリエルのことが好きで、自分のリリエルへの愛をちゃんと理解してくれる人でないといけないとリリサは思った。そうして高校に入って正宗に出会い、リリサは正宗にならば自分のリリエルの姿を安心して撮ってもらえると思ったのです。

そうしてリリサは正宗に撮影してもらってROMの素材を揃えることが出来た。その後、正宗はROMの編集まで手伝ってくれて、そのおかげでイベントに間に合わせることが出来た。しかし準備不足でROMは全く売れず、リリサは自分の不手際なのだから仕方ないと思って諦めた。だが正宗はあくまでリリサの「リリエルへの愛」を会場に来た人たちに伝えなければいけないと強く主張して、コス衣装を着るようにとリリサの背を押してくれた。リリサは一応はコス衣装は会場に持ってきていたが、まだ正宗以外のよく知らない人の前でそれを着る勇気は無かった。だが正宗は「リリサのリリエルのコスプレは世界一可愛い」と言って自信を持たせてくれて、それでリリサも正宗の気持ちに応えたいと思って、勇気を出して初めて見知らぬ大勢の人の前でリリエルの姿になることが出来たのです。

そうしたこれまでの経緯を思い出して、リリサはこうして自分がリリエルへの愛を皆に伝えることが出来たのは正宗のお蔭だと改めて実感した。そうした感謝の気持ちを込めて、撮影会の最後のポーズは囲みの撮影者の後方に立つ正宗に向けてハートを撃ち抜くように人差し指を突き出して視線を送るリリエルの定番のポーズを決めた。ただ、オギノをはじめ撮影者の中のマニアな人たちには、それは「まさにアシュフォードに恋するリリエルの表情そのものだった」と感心される結果となったのでした。それはつまり、リリサの正宗に向ける表情が恋する乙女の表情そのものになっていたということであるが、リリサも正宗もそのことには気付いていません。

そうして撮影会は終わり、オギノたち撮影者たちはバラバラと解散していき、正宗がリリサに近寄って、最後に1枚撮らせてほしいと言うと、リリサは快く応じた。だが正宗に1枚撮られると、リリサは慌てて撮り直しを覚悟する。気が緩んでしまって全然リリエルの表情を作れていなかった、だからもう1枚撮ってもらうしかないと申し訳なさそうにするリリサであったが、正宗は撮った写真を見てみると、そこには確かにリリエルの表情ではないが、素敵なリリサの笑顔が映っていた。それで正宗は「良い写真だよ、リリサ」と言ってその写真でOKとした。それは確かに良いコス写真ではなかったが、他の撮影者には撮ることの出来ない、2人の部活の楽しい記録だったからです。

そうしてイベントは終了となり、リリサは着替えるために更衣室に向かうが、撮影者の皆さんがやってきてリリサにSNSはやってないのかとか名刺を貰いたいとか言ってくるが、リリサはそういうのは何も用意していないのでとにかくお別れの挨拶だけして去っていく。そして更衣室内ではコス衣装を脱ぐ前に他の女性レイヤー達に頼まれて一緒に写真を撮ったりして、すっかり人気者になります。男装レイヤーとツーショットで写真を撮って「リリエルがホスト狂いしてるみたいになってない?」と心配されたり、逆に男性レイヤーに天使のお迎えが来たみたいだと笑い話になったり、ここからコスプレイヤーあるあるギャグ大会みたいになっていきます。

獣系キャラばっかりやってるマギノさんが抜け毛の防塵対策でマスクを常備してるとか、和風コスの多い人は気付けばクローゼットの中が和服ばかりだとか、角とか牙の生えたキャラの多いレイヤーがイベント帰りに付け牙を外し忘れたまま電車に乗って牙女だと思われてジロジロ見られたとか、付け置き洗いしてたウィッグを浴槽に置き忘れてたら弟が女の死体が浴槽に沈んでると思って腰を抜かした話とか、リビングに干してたウィッグがテレビに落ちてノイズの画面に重なって貞子状態になった話とか、男装レイヤーが多彩な男物の衣装を部屋のハンガーに架けていたせいで七股恋愛してると誤解されたりとか、面白い話ばっかりで、これ絶対に作者の創作じゃなくてホントにレイヤーから取材して聞いた話なんだろうなと思う。

そんな先輩たちの失敗談を聞いて感心していたリリサにも悩みはあるとのことで、背が低くて胸が大きいので体型に合う服が露出が多かったり身体のラインを強調した服ばかりなのだが恥ずかしくて着れなくて困っているのだそうです。それで普段着ている服はサイズが合ってなくて不格好なのだというが、その画像を見てみるとサイズどうこう以前に服のセンスがダサすぎて話にならなかった。ちなみに今日このイベント会場に着てきている服だけはどうして可愛い服なのかという質問にはリリサは「この服は有識者が選んでくれました」とか答えているが、「有識者」とは現役モデルの美花莉のことですね。

そうしているうちに着替え終わったリリサは帰ることになるが、別れ際、先輩レイヤーさん達は「夏コミで会おうね」と言ってくれる。「夏コミ」とは、いわずと知れた国際展示場で年に2回行われる巨大同人誌即売イベント「コミックマーケット」の8月開催分のことです。ここには数多くのコスプレイヤーも参加してROMやグッズを売ったりコスプレ撮影会を開いたりする。そこでリリサの参加を待ってくれているという先輩たちの言葉を聞いて、リリサの胸は高鳴ります。

そして正宗と待ち合わせの駅前まで行くと、リリサは見せパンツを貸してくれていたエルフコスのお姉さんを見つけて見せパンツを返すために、駅前で「エルフのお姉さん!」と大声で叫ぶ。コスプレから普段着に着替えてしまうと誰だか分からなくなってしまうので、人ごみに向かってそう呼びかけるしかなかったのです。それで、まるで異世界に居るかのような奇妙な光景が展開される羽目となってしまうのだが、そこにOL風の女性が恥ずかしそうにやってきて「恥ずかしいから大声出さないで」と言ってくる。それは見せパンツを貸してくれたエルフコスの人でしたが、普段このあたりでOLをやっているらしいのでエルフとか言われると困るのだそうです。

そうしてリリサは無事に見せパンツを返して、エルフお姉さんと今日のイベントの話などをしますが、その中で以前にリリサが中学の時に行ったイベントでコスをするよう背を押してくれた「まゆら様」というコスプレイヤーの話になる。「まゆら様」はこのエルフお姉さんと仲良しのレイヤーで、あのリリサの持っていた「魔乳サキュバス」のROMの人です。だが、エルフお姉さんの話によると、まゆら様はもうコスプレから足を洗ったのだという。

その後、正宗とリリサは一緒に電車に乗って帰りますが、電車の中でリリサが元気が無い様子なので正宗は心配します。尊敬する先輩レイヤーがコスプレを辞めてしまったと聞いてリリサが落ち込んでいるのではないかと思ったのです。それに結局イベントではせっかく作ったROMも1枚も売れなかったし、リリサがさぞ気落ちしているだろうと思い、正宗はどうにかリリサを元気付けなければいけないと思うが、適切な言葉が思い浮かばない。

しかしリリサは正宗が自分を心配していると気付くと、大丈夫だと言います。まゆら様にはイベントに出続けていればいつかきっと再会出来ると信じて、これからも頑張るとリリサは言う。そして、今日出会った先輩レイヤーたちにも声をかけてもらったのだから自分は夏コミに出たいとリリサは正宗に宣言する。それを聞いて正宗は、リリサは大丈夫だと安心する。そして、それは当たり前のことだと思う。あれだけの熱意をもってコスプレをやってきたリリサなのだから、こんな程度のことで挫けるわけがないのだ。自分の心配など不要だったのであり、自分がいなくてもリリサならきっと1人で前を向いて進んでいけるはずだ。自分はただ撮影の手伝いをしてやれば十分なのだと正宗は思った。

しかしリリサは、今回ROMが作れたのも、イベントに参加出来たのも、コスプレが出来たのも、全て正宗のお蔭だったと言い、これからも手伝ってほしいと改まって頼んでくる。手伝うのは部活の先輩として当たり前のことだと正宗は想うが、正宗がいなければダメなのだとでも言いたげなリリサの熱い語り口に正宗も胸が高鳴ってくる。リリサも正宗と2人でいるとドキドキしたり胸が熱くなったりするとか言い出す。それを聞いて正宗は自分と同じだと思い、リリサも自分と同じ気持ちであったのかと驚き、もしかしてお互い相手に恋愛感情を抱いているのだろうかと戸惑う。

まるでラブコメみたいな展開になってしまい、この作品はそんなのじゃないはずだと思って見ているこっちも困惑してしまったが、リリサが「先輩のことが好きなんです」とか言いやがったものでさすがにビックリしました。そんな作品だったの?と焦りましたが、その後すぐに「コスプレのパートナーとして先輩が大好きです!」と言い直したので「はい解散」という気分になり安堵しました。そして、そのリリサの言葉を聞いて、普通のラブコメ作品の主人公ならガッカリしたり「そっちかーい!」的なツッコミを入れるところなんですが、正宗は自分も同じようにリリサのことをあくまでコスプレのパートナーとして好意を抱いて、それで胸が熱くなったりモヤモヤしていたのだと理解(誤解)した。そうしてお互いに「二次元オタクたるもの三次元男女の色恋などに惑わされない」という誓いを守ることが出来たことに心から安堵するのでした。こうして、こいつら2人ともアホすぎて、お蔭でこの作品は安易なラブコメではなく、とりあえず熱血コスプレ青春物語として踏み止まることが出来たのです。そうして今回のお話は終わり、次回から夏コミに向けて新展開ということになりそうですね。

 

 

異世界スーサイド・スクワッド

第5話を観ました。

今回はスーサイド・スクワッドの5人が前回の成果を認められて、ひとまずゲートの場所まで行き、首の爆弾の爆発は回避された。ただ72時間ごとに爆発の危機が来るのは何も変わらず、やはり任務を遂行しなければ死があるのみという状態は変わらず、5人は任務遂行を余儀なくされます。その任務というのはこの異世界に拠点を築くことなのだが、そのためにはまずは王国と友好関係を築き、帝国との戦争を勝利で終わらせなければならない。そのために5人は王国と協力して戦い続けることになりますが、同時にリックはアマンダから裏切った先発隊のスーサイド・スクワッドのメンバーについては抹殺するよう秘かに指令を受けます。そうしてハーレイたち5人は戦い続けるが弾薬が枯渇してしまう。そこで先発隊の放置してあるヘリに行けば武器弾薬類が補充できるというので行ってみると、そこには竜が巣を作っていて、弾薬の枯渇した状態で竜と戦う羽目となる。そうしてドタバタ戦闘の挙句に竜を倒して武器弾薬をゲット、ついでに竜の卵をゲットすると卵が孵って、中から出て来た竜の赤ちゃんはハーレイを母親だと刷り込まれて懐いてくる。そうして意気揚々と基地に引き揚げてきた5人とリックでしたが、基地は破壊されており、どうやら敵側のスーサイド・スクワッドの仕業のようであり、2人の敵がそこに現れる。そういうところで今回は終わり次回に続きます。

いやぁ、つまんなかった。これだけつまらないものを作れるというのはある意味凄いなと思う。これは見事なまでの「クソアニメ」というやつで、逆の意味で一見の価値があります。あれだけ派手に前宣伝して、これだけ豪華なスタッフを集めておいて、それでこんな内容とは、語り草になってもいいレベルだが、黒歴史ということでひっそりと無かったことになるんでしょうね。だからこそ見ておくべき価値はあるという意味で、内容的に見るべき価値があるという意味ではない。そんなものは皆無です。ただ、あえて弁護するならば、あくまでアメリカ人の感性に合わせて作っているのでこんなにつまらないものになっていると言えないこともないが、もちろんアメリカでウケているわけではない。成果はゼロなのだが、それでも「これだけの陣容でこんな大失敗をした理由」として一応は合理的な説明が可能だというだけの話です。

まぁ、ありもののキャラを使えばストーリーに制約がかかってつまらない話になるのは自明なのであって、キャラアニメになってしまうものです。キャラアニメとして成功すれば良いのかもしれないし、現状でもキャラアニメとしては成功の部類なのかもしれない。しかし、ショボいキャラアニメを作るための陣容って感じじゃないし、期待されてたのはそんな程度のものじゃなかったはずです。だから期待外れの成果に終わってるのは間違いない。まぁここから巻き返しが無いこともない。いや多分ムリだとは思うけど、これがどんな黒歴史に落ち着くのかの興味がある限りは見続けられるとは思う。でも内容的には今回ももう何度も「これはもうムリだな」と思わされたし、突然に視聴を切るかもしれない。まぁひとまずは怖い物見たさで視聴継続です。「グレンダイザーU」も同じような感じで崩れてるんだけど、あっちはなんか昭和チックなところが一周回って笑えるから見れるんだけど、こっちはアメコミのノリとかハリウッドのノリが一周回っても別に笑えないんですよね。