何気なく
キッカケは別になくて
ふと触れてみると
刹那に感覚が走って
それは体の隅々まで
ジェットコースターの下りのような
浮遊感ではなくて
体の力が抜けていくような
一点を見つめて
力が抜けた体を感じる
僕にはまだあって
それは時にはやる気にしてくれるが
大概はそうでない
北の国がそうさせてるんだと
そう思ったら
もうこんなところにはいたくないと思って
無駄に早起きして外を歩いてみたりする
別にどことも変わらない街
北や南へ行こうが
対してあるものは変わらなくて
ただただ広くて
きっとここは山下達郎の
クリスマス・イブとか
そんなもんが似合うような街
空気は美味しいかもしれない