トムとジェリーの都市伝説 | 雑学ぶろぐ

トムとジェリーの都市伝説


みなさん、おはようございます合格

雑学ぶろぐまるけんですニコニコ

台風12号の影響で雨風がスゴイですショック!

速度が遅く、大型で強い台風です叫び

上陸すると、更なる大きな影響をもたらすと思います。

みなさん、くれぐれもお気を付け下さいビックリマーク


さてさて、

「道聴塗説(どうちょうとせつ)」という

四字熟語が「論語」にあります。

「聞きかじったことを右から左へ

受け売りして得意がり

自分からその徳を捨てるようなもの」


と言う意味です。

転じて、いい加減な話で、

聞きかじりの話のことです。

「塗」は道の意で、

訓読では

「道に聴きて塗(みち)に説く」

と読みます。



ところで、

都市伝説って知ると

人に話したくなるんですよねにひひ

先日、テレビを観ていたら

「トムとジェリー」

再放送をやっていました。


「トムとジェリー」はご存知の通り、

おっちょこちょいでマヌケな猫のトムと、

頭脳明晰なネズミのジェリーが繰り広げる

ドタバタアニメです。

そこで、「トムとジェリーの最終回」

都市伝説を思い出しました得意げ

今回は『トムとジェリーの最終回』

都市伝説をご紹介しますチョキ

まさに、道聴塗説で面目ないあせる




『トムとジェリーの最終回』

ジェリーが大人になった頃

トムはもうこの世にいませんでした。

トムは自分の命の終わりが

近くまで来ているのを知ったとき、

こっそりジェリーの前から姿を消しました。

ジェリーの前で弱って涙もろくなった自分を

見せたくなかったのです。

トムはジェリーの心の中では

ずっと喧嘩相手として生きつづけたかったのです。

トムがいなくなったのに気づいたとき

ジェリーは悲しみはしませんでしたが、

退屈になるなと思いました。

胸の奥が不思議にチクチクはするのですが、

それが何なのか、

ジェリーにはよくはわかりませんでした。


そんなある日、

ジェリーの前に一匹の猫が現れました。

トムよりのろまで体も小さい猫です。

喧嘩相手のトムがいなくなって

寂しかったジェリーは、

今度はこの猫を喧嘩相手にしようと考えました。

そこでジェリーは、

穴のあいた三角チーズが

仕掛けられたネズミ取りを利用して、

その猫に罠をかけることにしました。

いつもトムにしていたように。

ジェリーは物陰に隠れて、

ネズミを求めて猫が

ねずみ取りの近くに来るのを待っていました。

そして思惑通り

猫が罠に向かって近づいてきます。

ジェリーはしめしめと思いました。

いつものように、

自分がネズミ取りにひっかかるふりをして、

逆に猫をネズミ取りにかけてやるんだ。

うふふ。

手か尻尾を挟んだ猫の飛び上がる姿が

頭に浮かび愉快です。

でも、その猫はトムではありません。

猫はチーズの近くまで来たとき、

ジェリーが出てくるより早く

美味しそうなネズミの匂いに気づき、

目にもとまらぬ速さで

隠れていたジェリーに襲いかかってきました。

ジェリーはいつもトムから

逃げていたように逃げましたが、

トムよりのろまなはずの猫に

すぐに追いつかれてしまい、

体をガブリと噛まれました。

ジェリーも噛みつき返しましたが、

トムより体が小さいはずの猫は平気です。

血まみれのジェリーは薄れ行く意識の中で、

本当はネズミが猫と喧嘩して

勝てるわけがないことと、

いつもトムはジェリーに

「してやられた」ふりをして、

わざとジェリーを捕まえないでいたことを、

そのとき初めて知ったのです。

トムの大きな優しさと友情に気づいたのです。

そしてトムがいなくなった時の

胸の奥のチクチクの正体にも気づきました。

かけがえのない友を無くした悲しみでした。

ジェリーの魂が体を抜けた時、

空の上には優しく微笑みジェリーを

待っているトムがいました。


「また喧嘩ができるね」

「のぞむところさ、今度こそは捕まえてやるぞ」






都市伝説にしては

結構イイ話だと思いませんかはてなマーク



トムとジェリー「天国と地獄」




作:まるけん
$雑学ぶろぐ
.

じゃ、またね♪(゚▽^*)ノ⌒☆