『精神文明と奇跡』
政木和三
著書装幀:横尾忠則
第4章 心の構え
◎ 攻撃性の人間性
地球にはいま重大なる危期が迫っているが、今から三億六千万年の昔にも、人間が住んでいたある星でも同じような状態にあった。
時の科学の総力を集結し、宇宙航空機として作られた空飛ぶ円盤に乗って、人類の祖先は地球に飛来したものとされている。
しかし、当時の地球は未(いま)だ人類が生活できる状態でなかったため、肉体は滅び、生命体だけが残ることになった。
当時の人類は、すべて神のような性格を持った理想的な人間像であった。
しかし肉体がすべて滅亡しては、その修行の場がないために、草木または畜類の長い間を耐えながら、ひたすら肉体に宿って苦労しつつ生命体の向上を図った。
植物にはシダ類に宿ったものもいたが、動物としては、巨大なる恐龍等にも宿って、三億年も人間の発生を待ったものである。
そして猿が発生したころから、人間の生命体は人間への進化を意識的に動物の体内にありながら願っていたのだ。
その信念による願いによって、猿人類から突然変異の進化が起こり、人間の肉体の発生となった。
それはいまから数百万年前のことである。
そして原始人としての生活が始まったが、当時は食のみに全精力を注入する必要があるために、食糧を得るための共同生活が始まり、その社会は平和であった。
その集団が多人数となるにしたがって、動物的精神を持った人間が力によって暴力を振るうようになってきた。
地球に飛来した人間は全て神の性格を持っていたが、三億年間も動物の体内に宿った生命体は、その動物の本能に近い人間性となった者も多く、その割合は半数以上にも達したと思われる。
それらの八割の動物的精神を持った人間は、攻撃的な人間となり闘争を好み、戦争を起こすようになった。
戦後に一時盛んになった猛烈社員と称されたものはこの類の人間であったろうが、そのようなものが長続きするはずがない。
私の政木フーチパターンによって人格の測定をすると、猛烈社員のほとんどが、左の方向に四十五度傾いた動物的精神の持主を示すパターンとなり、そのような人々は、会社において部長職までは昇進するが、そこでストップしている。
その反面、一流会社の社長、あるいは会長となっている人々は、フーチパターンは丸く、きれいな円形となり、人格の円満性をあらわしている。
フーチパターンによれば、女性の中にも左に四十五度傾いている動物的精神を持つ人がいるが、それらの人々は、男と同じく攻撃的な人間性を持ち、女性らしさ、やさしさを認めることはできない。
肉体は女性の形をしていても、精神は粗野な男まさりの攻撃型の人間である。
攻撃型の人間は、自分さえよければよいという利己主義者が多く、他人の迷惑、苦しみ等を少しも考えずに行動をする者たちである。
このような人達が、会社または社会機構の主脳部となると、自分のためだけを考えてあらゆる行動をするために、工場においては廃液のたれ流し、有毒ガスをエントツから噴出し、一酸化炭素をまき散らす機械を製造販売し、空気をどんどんと汚してゆくものである。
このように、自分さえよければの部類の人達の心によって、意識しなくても地球の空気を汚し、水を飲用不適にまで汚染してゆくことになる。
日本において、河川の水が全部飲用不適となれば、上水道の水はどこから求めればよいのだろうか。
公害を平気で造っている人々も、自分の飲む水をどこから手に入れようとするのだろうか。
飲める水がなくなれば、日本人全体が数日間に死滅してしまうこととなる。
その時は自分も死ぬであろうことを今から自覚しておかなければならない。
人間の性格の本質は善である。
全ての人間は善を心の基準として持っているが、悪を働く精神も常に共存している。
そのどちらが表面に多く出るかによって、その人の人間性が決まるものである。
社会に尽くそうと努力しなくてもよい、人のためになろうと背伸びをしなくてもよい。
毎日毎日の生活において、自分だけが悔いのない一日が送れれば、それで社会のためにも人のためにもなっているものである。
労使関係
労働組合の長が経営者に対して提出する過酷な要求も、管理者が労働組合に対するきびしい応答も、すべて大衆の幸福の基礎の上に立っていなければならない。
組合長が自己の売名のために、そして自己の欲望のための要求であってはならない。
また経営者も自己の利益のみを温存するための搾取手段であってはならない。
有能な経営者および組合指導者は、共に組合員の幸福と職場の発展の両立を計り、ひいては社会を潤すものでなくてはならない。
労使は決して対立するものではなく、経営者と組合は共に同じ目標を持ち、人々の幸福がいかに多く与えられるかについて努力すべきである。
例えば、子供の情操教育をあずかる先生方の組合と、文部省は本来対立すべき間柄ではない。
父と母のような気持ちで、きびしさとやさしさの教育を考えるべきである。
人間性は、子供のときに造られてしまうといわれているが、その大切な時期に、他人を追い越すための受験勉強のテクニックを教え、試験の点をとるためにはどんな手段も選ばぬような人間性にしてしまっては、その子供が大人になったときの社会はまっくらである。
現在の社会情勢も悪いが、人間の考え方がもっと悪いのではないか。
子供のときに、本来の真の姿の人間性を教えることは、後の社会をどれだけ明るいものにしてくれるだろう。
児童生徒の子供心は、どのようにでも染まりやすいものである。
ほんの一部の先生方が学校であらゆる事に反対するような行動をすれば、子供は自然にそれが自然の姿かのように思えてくる。
その双葉のときの気持ちは、現今のような非行年齢の低下としてあらわれ、大人になっても持ち続けられるのではないだろうか?
先生は、人間性のすべてが子供の手本であることを忘れてはならない。
小学、中学時代に刻み込まれたしつけは、大人になっても心の底に残っている。
先生の植えつけた人間性は、永久に子供の気持ちに受けつがれてゆくものであることを考え、学問を教えると共に先生は最も人間性を大切にすべきである。
『ありのままの人間の心こそ真の指導者のあるべき姿ではなかろうか』
先生は、特定の宗教とか思想にはまったく関係のない純白の心で子供に接するべきであろう。
類をもって集まる
あるグループ旅行の帰路の話である。
岡山の山の中の道端で、果物を売っているおばさんの店があった。
柿でも買うことになり車を止めた。
六人が柿を買うと言うと、おばさんは千二百円を千円にしますと最初から値引きしてくれた。
皆気持ちよく千円づつ出して、市価の半額ぐらいの柿を買った。
そのとき同行の一人が、私が値切るから少し待ちなさいと言う。
その人は五十人ほどの人を使っている会社の社長である。
私達は、いまさら値切らなくてもおばさんが二百円引いてくれたのだがなと思っていた。
『もっと安くせよ』
と、しつように迫るがおばさんは、これ以上はだめですと、何回も断っている。
私達はさっさと千円だけ払って車の中へ柿を運んでしまった。
すると後からその社長は、五個ほど袋に入れたのを持ってきて、おばさんがまけてくれたよと言って差し出した。
本人は買っていない。
その夜この社長の人間性を測定した。
そして、
『あなたは包容力がない。
自分の意志ばかり主張する人だから、社長ともなればもっと大きな丸い気持ちにならなければ、人はついてきませんよ』
と言った。
『実は会社の経営が最悪の状態です。
これは政府の方針が悪いためだ』
と言う。
その言葉をいま思い出した。
自分よりも弱い果物売りのおばさんに対し、値切る前にお客さんのことを思って安くしてくれたおばさんの心を考えず、更に値切る非情な心の持主には、ほんとうの親友はできないだろう。
またよい得意先も去ってゆくだろうと思った。
この社長の経営不振の原因は、弱い人の幸福を考えずに、自分の意志ばかり主張する利己主義であるためではないだろうか?
この社長は、学生時代に火炎ビン革命家として班長となり、十年裁判にもなった人である。
それを考えると革命の美名も、貧民のため労働者のためのものではなく、ただ自己の利益主張のためであったのかと、初めて本意を知るような気がした。
このような自分さえよければの革命家では、世の中は幸福にはならないだろう。
また一時的に革命が成功しても、すぐ次の革命家に消されてしまうことだろう。
筆者も若いころは、強情で人の意見を全く聞かぬ人間であったが、他人に対しての慈愛の心はいつも持っていた。
自分が犠牲になれば他の人に幸福がくると思えば、じっと我慢したこともある。
それが奇跡の発生と共に、生命体は丸く大きくなり、
『若い時とは全く別人のような人間性となった』
と友人達が言ってくれるようになった。
偏屈な人間性のときは、筆者の特許権をゴマかそうとか、だまそうと思う人が多く集まり、いろんな問題が起きていた。
そして何一つとして完成しなかった。
ところが奇跡の発生と共に、生命体が丸くなり人間性が変わってくると、おつき会いする人が全面的に変わってきた。
大会社の会長、社長等、いままでに思いも及ばなかった人々とじっ懇になった。
それらの人々とは誠心をもってのおつきあいとなり、毎日が感謝の連続となった。
いろはかるたにあるように、
『類をもって集まる』
の言葉通り、自分が我利々々亡者であれば、近づく人も同類であろうから物ごとがうまくゆくはずがない。
自分の心が円満で、人の喜びを考える人々の周囲には、人に幸福を与える人々が集まってくるものだろう。
自分の悲運をなげくよりも、自分自身の心の持ち方を一刻も早く変えることによって、よき友、よき幸せは自然に訪れてくることになる。
最近は非行少年の年齢がどんどん低下し、高校生から、中学生の校内暴力が多く報道されている。
その中学生たちは、
『私は悪いことはしていない。
先生が悪いのだ』
とインタビューに答えている。
小学生のころから、自分の意志の通りにやることは全部正しいものと思い込んでいる子供がある。
自分のやっていることが、他人に対してどんなに迷惑になっていても、それは自分には関係ないことである、と思っている。
小学生は、先生の感化を非常に受けやすく、中学生になって非行に走る原因は、小学生のときの先生の思想によるものが多い。
法律とか政令に従えとは言わない。
法律も規則も人間の作ったものであれば、完全なものではないだろう。
しかし、人間の本質から考えて、人間はこうでなくてはならないと誰でもわかっているはずである。
本来の人間性に照らして、あたりまえのことだけをやってゆけばよい。
それが自然の法則にのっとっていれば、大きな間違いはないはずである。
人はこの世の中で自分ひとりでは絶対に生きてゆけない。
パン一つをとってみても、農家で材料を作り、電力を使って製粉し、それを上水道の供給と化学屋さんの力でイースト菌を醱酵させる。
そして焼くときには、カマ造りの人達の努力で作ったカマの中で、発電所の電力を受け入れてようやく一つのパンができることになる。
この世の中は、どんなことでも、もちつもたれつで成り立っている。
自分さえよければの気持ちでは、自分が生きて行けないことを知らねばならない。
精神文明と奇跡
第三刷発行:昭和五七年九月二十日
著者:政木和三
発行者:後藤房子
発行所:日新社
岡山市尾上二七七〇 電話〇八六二(八四)二一二一
印刷書:山陽印刷株式会社
岡山市中山下二丁目五-五〇-一〇一
政木先生とのご縁の始まりは、
令和元年七月一日に他界しました昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり、
(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)
その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして
“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました
超強力 神経波磁力線発生器
(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリング。すべての御販売は㈲政木研究所、㈲ケントにて)
の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、
政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、
今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
政木和三先生の廃刊御著書
『精神文明と奇跡』
を掲載させていただいています。
政木先生の御教えである
『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』
との仰せを引き続き継承するため、
今後も少しずつではありますが、
何度も何度も繰り返す、日々の心の学びの礎として、
政木先生の御教えのすべてをこれからも紹介させて頂きますので、
皆様には引き続きのお付き合いの程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
深謝
m(__)m
完全オーダーメイド組み立て一式品
『復刻版 超強力磁力線発生器 試作品』
(特許第3510016号)
物理化学や自然科学の実験用、工業での金属磁化用専用試作機器として
政木和三先生がご発明なされた初期の頃の
元祖アナログ回路式機器を復活させることに成功しました!
ご用命の際は
下記のリンク先、もしくはE-Mailアドレスよりお問い合わせください。
令和3年3月に復活! 復刻版超強力磁力線発生器
画像の機器は平成10年の薬事法改定により製造販売が打ち切られた
元祖旧式アナログ回路が装着される超強力神経波磁力線発生器(Mリング)
元祖!本家本元!!
神経波磁力線発生器と復刻版磁力線発生器との内部構造や動作の比較
提供:株式会社ケネスト
税込¥330,000,-
≪ご注意事項≫
この試作品は一般的な完成型の市販商品ではありません。
完全オーダーメイド方式のみにて
ご依頼者様個人と当方との合意・同意の上で
組み立てセット一式の試作品として特別に製作させていただきます。
そして
ご依頼者様個人によって組み立てられましたこの試作機器は
政木和三先生と北野電機が平成10年まで製作していた
当時のアナログ回路方式の復刻版として
ありのままに復元した内容構造の機器となっています。
しかしながら
現在の日本国憲法を遵守するにあたり
この機器の内容構造は
人体への使用が禁止される対象品となっています。
ゆえに
全てはご依頼者様各自の自己責任において法律をご遵守の上
ご使用・ご活用いただきますようお願い致します。
また
当方はご使用に関する一切の責任を負いませんので
上記の旨をご理解、ご確認いただいた上でお問い合わせくださいますよう
何卒、宜しくお願い申し上げます。
なお
機器への一年間の無償保証はもちろんのこと
その後の機器修理に関しましては従来の元祖旧式機器と同様に
引き続き対応させていただきます。
保江 邦夫 先生 【第2回 バロン保江のエリア55】 2021年
~ 悲運の発明品がついに復活! 復刻版 超強力磁力線発生器!! ~
≪復刻版 超強力磁力線発生器 試作機 の内蔵タイマーについて≫
旧式の神経波磁力線発生器の内部部品には最大作動時間60分設定
(通常30分に設定しています)
可能なタイマーが組み込まれていましたが(一部、後期型のMリングは除く)、
今回復活させました復刻版 磁力線発生器には
最大作動時間3時間まで設定可能なタイマーが装着されています。
(出荷時は作動時間を1時間設定にしていますが、
ユーザー様にてご自由に作動時間を最大3時間まで設定していただけます。)
画像は元祖 超強力神経波磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が60分設定になっています)
画像は本家本元 超強力復刻版磁力線発生器のタイマー
(こちら赤い針が1時間設定になっています)
最後に
当方は販売等々に一切関わっていませんが
元祖旧式の超強力神経波磁力線発生器(Mリング)より改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けています
家庭用電気磁気治療器のバイオイーザーをお求めの方は
正規にお取り扱いの有限会社政木研究所様へ
そして
元祖旧式機器のアナログ回路からデジタル回路へと改良が施され
厚生労働省より医療用機器として許認可を受けていない
家庭用健康機器のセルパワーをお求めの方は
製造販売元の株式会社セルパワー様へ
それぞれ直接に
お問い合わせくださいませ。






