陶芸教室東京国立けんぼう窯 唐津の花生けは渋い焼き上がり。 | 国立けんぼう窯のブログ

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東京都国立市中1-9-4


この渋い花生けは唐津の粘土で電動ロクロ成形したものです。

唐津焼きは、一井戸、二楽、三唐津といわれる日本を代表する味わいのある焼き上がりの粘土です。
松灰を掛けて焼くくと、風化した岩石のような渋さを見せてくれます。

この作品では、轆轤で作ったばかりの状態で、すぐに表面の一部を縦に面取りして、力強さを与えてみました。

昨年の末に制作した5本のうちの一つですが、久しぶりに気に入った焼き上がりになったと思っています。