移住先に北海道を選んだプロセス | おひとり様北海道移住記録

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2018年5月、40歳を境に札幌へ単身移住。移住を決めてからの準備の過程や、移住後の北海道の魅力、自分らしい人生を歩んでいこうとする過程をリアルにお伝えしています。
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こんにちは☀ 
昨日の畑仕事で、身体が痛くて少し熱をもっているのでひたすらだらだらしている本日。今日はアンケートでもしかしたら、ちょっと勘違いされているかなー?と思うことがありましたので書いていこうと思います。


正直、移住先を決めるにあたって、北海道一択というわけではありませんでした。
理由としては、住んだことがない雪国だったこと、賃金の安さです。

実を言うと最初に候補に挙げていたの三重県伊勢地方。当時私は自衛隊音楽隊やイベントの撮影を趣味としていて、明野駐屯地があったからです。一度航空祭にも行ったことがあり、近くに友達もいます。
では仮に住むと決めたらどこにアパートを借りるのか、家賃や地盤の不安はないか、交通の便や仕事はあるのか、と探して行ったところ家賃は問題なかったのですが、伊勢湾沿岸は埋立地なので液状化の心配や台風の通り道であること、また仕事はやはり四日市以北まで出なければならず、電車の本数も少ないことがわかりました。四日市は工業の街です。喘息だった私がそこに住むのは大丈夫なのか、ということと、基本的に四日市に住むなら名古屋に仕事に通うことになります。そして何より南海トラフの心配もありました。
→結局、北海道にしても胆振東部地震に遭ったんですが💦

かといって東京から、名古屋・大阪・福岡という大都市に移住するのでは東京にいるのとさほど変わらないし、暑いところは苦手なのでそれは引っ越す意味がないなと思いました。
では、他に車の免許を持っていない私が通勤できる地下鉄がある都市は…札幌か仙台。何度か仙台も行ったことがありますが、やはり東日本大震災の影響があり、移住先に決めるには少しインパクトがありませんでした。
そして、残るは札幌。
実をいうと、候補地に残っても、これまで行ったことがなく、ただ観光地として漠然とした憧れはあったものの、旅行の計画を立てたこともなく、まさか住むことになるとは思ってもいませんでした。

と、ここまでしていても、「移住する」ということははっきりと決まっていませんでした。

そして、情報収集を始める前に出会ったのが映画「しあわせのパン」です。


 大泉洋さん演じる水縞くんのセリフに「好きな暮らしがしたいって思ったんです。好きな場所で好きな人と…」(↑予告篇にも入ってます)このセリフにハッとしました。

★もう一つ移住を決断したきっかけ→こちら
 

 今見返すと、この予告篇に選ばれたセリフたち全て関係していたな、と思います。


「電車は簡単に切り替わるのに、俺の人生は簡単に切り替わんないんだなって」という北海道に生まれ育ってそのまま北海道で就職した平岡祐太さん演じるトキオ。都会に出たい気持ちがあったけど、移住を決める勇気もなかったところに森矢カンナさん演じる同じく東京で生まれ育ってそれが当たり前だった香織に出会い、東京に行く決断をする、という展開でした。



アンケートで質問があって回答した際に友達はあまりいません、と書きましたが、私は北海道に移住するかも、となる前から自衛隊音楽隊(全国にあります)に知り合いが何人かいました。お友達ではないので個人的に会ったりはしていませんが、質問することが出来たのは大きかったですね。他のSNSでも知り合いがいたりしたのでひたすら情報収集しました。


覚悟さえ持てれば人生は切り替わる、と私は思っています。簡単かどうか、180度変わるかどうかはまた別の話ですが、少なくとも自分がしたい暮らしに近づくことはできるのではないでしょうか。

移住に限らず、人間関係でも。


もちろん仕事が見つかるかどうか不安はありましたが、そこに長年暮らしている人がいる、ということは何とかなっているということです。(もちろん必死に探しましたが)


私が望んでいるのはお金持ちになることではなく、自分らしい暮らしをすることだったので、そこまで上を狙ったりはしませんでした。あと大事なのは周りの人にもその願望を話しておくこと。これはどの棚からぼた餅が落ちてくるかわからないからです。北海道?知り合いいるよ、紹介しようか?なんて話もあるかもしれませんから。(これも言霊の力だと思います)


そんなわけで、北海道に住みたい‼️と強く思っていたわけではなく、最終的に候補地に残った上で自分の足で歩いてみて決めた、という感じです。

なので北海道が好きだから移住したというのはちょっと違いますので、言われると「ん?」と思ってしまいます。


結果的に引っ越して暮らしてみて、大好きになったのは事実だし、自分のしたかった暮らし(仕事を除いて、笑笑)がこれだったんだ、正解だったと思っています。後は今まで仕事と好きなことは別、と思っていましたが、好きなことを仕事に出来たら、完璧じゃないかな…


いきなり知らない土地に引っ越すのは勇気がいることかもしれません。その時には幸せそうに暮らしている自分をイメージして、不安を一つずつ潰して、ぜひやり遂げていただきたいな、と思います。


私はこれからお野菜や山菜、農業やお料理について関わっていきたいと思っています。釣りもやってみたいし、もっと自然の中で暮らしていきたいです。

 
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