この1月前半に勤務する会社の社内で人事異動の告示を受け、1月後半より同じ県内の別の支店で勤務しております。

2年半前に病気になりあんなことになってしまったので降格措置をずっと覚悟していたのです(というかあの状況でクビにならなかったことにまず感謝なんですが)。

しかし、1年と少し働いてみて「まだ闘える」という評価を受けたようで、次のポストを十分狙える立場で重要拠点への異動となりました。

ちょうど今年は必ず成果を出す年にしようと誓っていたところでした。去年は無理をせず、最低限のことをやるという感じでしたが、充実感があまりなかったのです。「無理をしない」ということはもちろん大事ですが、ベストを尽くさないと何だか充実感を得られない。
これらは矛盾することなのだろうか。これらのバランスがとれるポイントを探すのが重要なのかなと思う今日この頃です。

去年の今頃はまだ時短勤務で、フルタイムで勤務することにさえビビっていました。ですが色々な方に支えていただき今はこの挑戦を引き受けるマインドができています。

23歳で入社して7年近くずっと同じ支店だったので、長い間働いた場所を離れるのはやはり寂しかったですが、それ以上に新しい場所での挑戦に燃えています。

新しい支店に行って歓迎会をしてもらい、「必ず成果を出します。チャレンジは大きいですが自分に出来る最大限の努力をして必ず結果を残します。それをここで約束させていただきます。」的な挨拶をしてきました。

結果を出すための知識とスキル、準備できてなーい(笑)。完全な見切り発車ですが今更止まれない(笑)。

この年末年始にゆっくりと「本当はどんな人生を送りたいのか」と考えて、今年は攻めまくる1年にしようと決めていたのです。

その気持ちを、転勤前の職場の上司に伝えたところ、お前がそうならば言うがという感じで「闘病中に未来について活き活きと語るお前の姿を見て、お前が変わって帰ってきてくれるのではないかと期待していた」と言われました。まさに図星という感じでした。

確かに私は闘病中にずっと、「病気になる前よりも強く優秀になって復活する」と言っていました。職場の上司にも言っておりその言葉を覚えていてくれたのです。だけど私がこの1年ほどの間にとった行動は基本的には「最低限のことだけをやる」というもの。そんな姿勢では当然目立つ成果は出ない。いつしか過去の自分の思いを裏切っていたのです。病気を言い訳にしてベストを尽くすことから逃げていたのです。そのことに自分で気がついていてそんな自分を変えたいと思ったのがこの年末年始でした。

そんな折に新しいチャンスを与えてくれ、上記の言葉とともにどう行動すれば良いかアドバイスをいただき新しい道へと送り出してくれました。有難い限りです。自分が「こうなりたい」というビジョンを描き、それを周りに伝えるようになり、その結果本音トークが生まれるようになってきました。

以前なら少し厳しいことを言われるとすぐ鬱に入っていましたが、今はそれよりも達成したいビジョンが強くあるので厳しい言葉にもストレスを感じず有益なアドバイスとして受け取れるようになってきています。ビジョンと意志もまだまだ強くしなければなりませんが。闘病中のどうなるかわからなかった間からここまで長い間気長に面倒を見てくれた上司に本当に感謝。

今年は闘病中の自分の思いを裏切らず、予想以上の成果が出せる年に絶対にしようと強く思います。

久しぶりに自分自身に期待する感覚が出てきてワクワクしています!

自分の人生、自分の力で切り開いていこうという気持ちが満ち溢れてきています。