どうも、木全です。
突然ですが、みんなは行きつけの美容院・理容院はありますか?
木全はもう20年以上通い続けているところがあるのだけれど、
ここがなかなか人気で、予約が取りずらい。
木全ご指名の美容師さんは腕がいいこともあって、すぐに予約が埋まってしまう。
自分が行きたいときに行けないのは辛いよね。
でも、それ以上に美容師さんは大変なんだろう。
ほぼ立ちっぱなしで、次から次へと色んな人を担当する。
自分の指名客のことは覚えておかなきゃいけないし、新たな提案もしないといけない。
立場のある人なら閉店後も社員指導があるだろうし、若い人だって、
残ってカットの練習をしたり。激務だよね。
美容師の3年以内雄離職率37%、これは大卒の離職率よりも高い。
店をやめて美容師の仕事を続ける人は55%にとどまるんだとか。
せっかく手に職があるのにもったいないよね。
街中を見ていると美容室ってどんどん新しいのができているから
相当に人気の職業なんだろうと思うけれど、店舗拡大する一方で
新規人材の伸び率はたったの1%、人が足りていない。
こんな状況だと新人を育てにくいし、人気の人に仕事が集中してしまう。
すると体を壊し、自分の時間を削り… ということになる。
だから、辞めざるを得ないんだろう、と推測されます。
いま、美容師さんたちの働き方改革を試みる会社があるらしい。
社員をフリーランスにして、業務委託するんだとか。
そうすれば、指名客の時だけ出勤して、あとは時間を自由に使える。
趣味に使う人もいれば、家族のお世話をする人もいるだろう。
美容院は人手不足を解消できるし、指名客はお気に入りの美容師を
失うことはないし、美容師自身も心身ともに余裕をもって楽しく働ける。
使命と責任感も生まれる。
みんながWin-Winだよね!これは素晴らしいアイデアです。
これこそまさに多様性じゃないかな。
美容師業界は特殊だから成り立つのかもしれないけど、
他の業種もできることは積極的に取り入れていくといいかも、
せっかく身につけた技術を泣く泣くあきらめてほしくはない。
木全は働くすべての人を応援するのだ!