【第6回 前篇 酪農家 野村栄一様】 | kmsshigotoのブログ

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自然の恵みをじかに受ける第一次産業の中でも、日々、生き物とかかわる酪農家。


 今回は大都市圏への供給を担う近郊型酪農を大きく手がけるサンファーム野村牧場の野村栄一さんに、お仕事への想いや生き物相手の仕事に興味を持つ子どもたちへのメッセージをお伺いしてきました。
kmsshigotoのブログ-↑野村栄一さん

↑野村栄一さん


Q1 酪農家の道を選んだきっかけは?
A1 
率直に言えば家業だからかな。


子どもの時からずっと牛の世話を手伝い、酪農に慣れしたしんできました。
できることに応じて、朝も牛の世話をしてから学校へ行き、帰ってからも子どもでも任されている仕事がありました。餌をあげたり掃除をしたりするほかにも、エサを作るための畑仕事とかもあります。


だからと言って好きとか得意とかいう事がきっかけというよりはこの仕事で稼いで生き、活かされているんだという意識を持っていたからのように感じます。
これが自分の仕事だという思いでしょうね。



Q2 家業でも、いったん企業に就職されていますよね。
A2 
うちは飼育頭数がこの農場にいるだけでも1000頭くらい。


kmsshigotoのブログ-↑他にも牛舎が何棟も!!
↑他にも牛舎が何棟も!!


規模が大きいと家族・親族だけでやっていけるような仕事ではなくなってきます。
従業員を雇って働いてもらうという事がどういうことかを身をもって知るために、まずは自分が従業員という立場を経験してみました。
あとは家業に本格的に時間をかけるようになると、出会いの場が限られてくるので嫁さん探し!(笑)



Q3 この仕事でよかったなと思うことはなんでしょう?
A3 
自分の子どもに自分自身の働いている姿を見てもらえるという事かな。


勤めに出ているとなかなか親の働く姿を目にする機会は少ないですよね。たとえ目にする機会があったとしても、その仕事全体の厳しさや苦労まで知ることはなかなか難しいでしょう。
酪農は日々の生活と仕事とが密接なので、自然と働くという事がどういうことか自分の子どもに伝えられると思います。


もう一つは「生き物の命をわけてもらって人は生きている」という事を実感できるところ。

乳牛だからといっても大きくなれば自然と牛乳出せるものじゃないんですよ。
哺乳動物だから、赤ちゃんを育てるためにお乳が出て、それをもらって飲んでいるのが牛乳なんです。お乳を出し続けるための出産を毎年1回しなければ出なくなります。そして人も同じだけど、出産するっていうことは母体にとっても赤ちゃんにとっても危険を伴う一大事。そのことに向かい合っていくこの仕事は、生きる上で大切なことをじかに感じられる貴重な仕事だと思います。
(この日のインタビュー後にも子牛が1頭産まれたそうです)


kmsshigotoのブログ-↑しぼりたての牛乳をいただきました。
↑しぼりたての牛乳をいただきました。振るとバターを作れるほどクリーミー!



Q4 必要なスキルやどういう人が向いているかという事はありますか?
A4 
人間とは違って言葉で伝えることはできない生き物が相手の仕事。
まずは言葉で訴えてこない、個々の牛の状態にも気づくことのできる観察力でしょうね。
牛のことだけじゃなくていいんです。生き物の世話をするという事がどういう事なのか。
この仕事に興味を持つ子には、どんな動物でもいいから自分が責任をもち死ぬまで面倒をみるという、生き物を飼う経験を持っていて欲しいなと思います。



後編に続く(12月17日掲載予定)
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【野村栄一様 プロフィール】
 会社員生活を経たのち、家業である酪農を継ぐ。
 乳牛を主とした約1500頭を飼育する大きな酪農家です。


 《サンファーム野村牧場》
  〒319-0103 茨城県小美玉市柴高774
  TEL 0299-48-1828  FAX 0299-48-4566
  FB  https://www.facebook.com/eiichi.nomura


《インタビュアー : 柴田千青》

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