うちのベランダの屋外ビオトープの、メダカ。
昨年末から、今年の2月あたりまで、ついに、冬眠しなかった。今回の冬は、暖冬だった。ニュースでは、熊も冬眠しなかったらしい。うちの、メダカもしかり。
我が家のメダカ。冬眠っぽい感じになっては、また、水面に浮上。
ついに、冬眠らしい冬眠をせずに、越冬して、春を迎えた。
そして、本来、春を迎えて今は、6月。
産卵してもよいのに、産卵しない!!
一昨年、ばっちり11月から3月まで、冬眠したメダカは、昨年の春には、見事に、たくさん産卵した。
もう、産卵~孵化の無限ループ状態。
ところが、まったく今年は、メダカは、産卵せず。
なんでも、生き物は、生命の危機を感じた時に、産卵するらしい。今回の暖冬で、生命の危機を感じなかったから、産卵しないのだと、思っている。
産卵して、次世代を是が非でも残す!!ではなく、自分達、親が、ぬくぬく、メダカ人生を、エンジョイしている感じ。
私は、最近、毎日、このアメブロを書いている。
なんでかといえば、この動物の産卵に近いと思う。
アラフィフになって、人生の先が、見えてきた。終活も考える。
その時に、何か、自分の生きた証を残そうと、思った。また、こんな自分でも、いろいろなことに、直面して、その都度、悩んだり、解決策を探った。
そういった、生きた智恵が、何かの、人の役に立つのではという気持ちだ。この、経験を無駄にしたくない、もったいないという心理もある。
若くて、体力十分だったりすると、今、やらなくても、いいかみたいな気持ちになるんではないだろうか。
いつでも、できるって。
思えば、出産も、出産の賞味期限とされる年齢を、過ぎるあたりから、突然、妊娠、出産がしたくなる人って、多いではないか。
それまで、子供いらない、とか、思っていても、やっぱり、アラフォー位になって、自分の子供に会いたい、なんて、思ったりする。
子供ができる可能性の高い年齢では、わりと、子供はいても、いなくてもいいという人も多い。
しかし、子供を持つのが、生物学的に、難しい年齢になると、本当に、持たなくていいのか、と反芻する。
実際に、生物学的に、子供を持つ可能性が、限りなく低くなると、人は焦る。
追い詰められて初めて、猛ダッシュするって、まるで、学生の試験の時も、そうだった。
本当は、最初から、炸裂できたら、すごい人類の進歩が、加速度的に進むのかもしれない。
こうした、ヤル気スイッチを押すような、薬とか。しかも、副作用無し。そういうのが、開発されたら、すごい。
思うに、これだけ、文明が、発達しても、人の心を揺り動かすのって、ロジックや、メソッドが無いのだ。こうしたら、人の心を、動かせますなんて、方程式は無い。
私の好きなプロゲーマーの、ときどさんの著書、「論理は結局、情熱にかなわない」
これっていい言葉だと思う。