
私が初めて購入したNゲージが、この415系1500番台です(基本セット4両+増結セット4両)。この製品は211系を流用している部分が多く、床下を中心に実車と異なる部分が多数みられます。これを不満に思った私は、昨年の2月に大規模な改造工事に着手しました。ところが、それまではステッカー貼り付けや細かい部分の塗装しかやったことが無かったので、満足のいく仕上がりにはなりませんでした。「もう一回やり直そうかな~」と思っているうちに私は受験生となってしまい、時間的にも精神的にもNゲージの改造どころではなくなり、この415系は長期間の運用離脱に入ってしまいます。その後、受験も終わりようやく時間が出来たので、約1年ぶりに改造作業を再開し、ほぼ完成させることが出来ました。ここまで来るのに1年半も要しました。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、さっそく改造作業の様子を見ていきましょう。

こちらが改造前の状態。完全に床下機器が211系です。


その後、紙やすりで表面をならします。

次に、実車写真を参考に切り取った機器を並び替えたり、他形式の車両の床下パーツを接着するなどして、床下機器を配置していきます。黄色い部分は、プラスチック粘土「おゆまる」で型を取り、ポリパテで複製したパーツです。この作業はかなり時間がかかりますね~
床下機器の配置が終わったらGMのねずみ色1号で塗装し、細部の塗装や小パーツ取付けなど、細かい部分を仕上げて完成です。次回の記事では、完成後の車体について細かく見ていきたいと思います。