<ヒューマン・スパイ>
監督:チャン・ユニョン
出演:チュ・ジンモ、キム・ソミン
私が韓国映画にハマッた原因の一つなんです。この作品。
まぁ、特別大好きっていう訳ではないんだけど。。。でも、だからこそ、特別なのかも知れない。
最後まで観終わって。
ま、こんなもんか、みたいな感じだったの。特に面白くもなく、つまらなくもなく。。。それが、エンドロールが流れた途端、涙が止まらなくなったんだよね。
ボロボロ流れて。でも、悲しいでもなく、切ないでもなく。
頑張ったね、って。
二人とも、頑張って生きたんだもんね、って。そんな感じ。
賢明にその時代を生きた男女の物語が、それこそ走馬灯のように脳裏に浮かんできて、涙が出てしまったのね。
私、チュ・ジンモさんのファンでも、キム・ソミンさんのファンでもなし、何の思い入れも無いのに。不思議なんだよね。
映画って、本当に色んな観方があるんだなぁって思ったし、とにかく今まで感じたことのない感覚だったので、それを感じさせてくれた韓国映画ってものに興味を持ったってのもあるよ。
そして結果、その感覚は間違いなかった。
私は今、こんなに韓国映画が大好きで、楽しませて貰っているんだから!
あ、そうそう、珈琲と言えば。
以前、成田エクスプレスの座席に置いてる雑誌のコラムに、「コピという、とってもコーヒーに似ている飲み物を韓国で飲んで」って書いてあったの。
ウソだろ~って、何度も読み直したよ。どっかに、「(笑)」って書いてあったのを見逃したに違いないと思って。
もしくは、オチで「実は・・・」って書いてあるだろうって。
でも書いてなかった。マジだったよ。びっくりだよ。
だって、成田エクスプレスに置いてる雑誌だよ?コラムだよ?ウソだろ~。
コピ。。。コーヒーでしょ(笑)。発音の問題で。
その辺を踏まえて、韓国のカフェで「コピ、ジュセヨ」って自信満々に言ってみたら、「。。。?。。。。アメリカーノ?」って裏切られたけど。
ま、現実は甘くないわね。
ピジャ(ピザ)とか、ありがとうごじゃいます(ございます)とかを笑う人がいるけどさ。日本人だってLとR、BとVとか、色々区別つかないでしょ?おかしな発音しちゃってるよ。同じだから。キムチ、とか。発音ヘンだからね。みんな。お互い様なのよ。
アメリカのマックでもあったなぁ。それこそ、BとVの違いがイマイチ分からなかった頃、バニラシェイクが通じなくて。店員が「バナナ?バナナシェイク?」って何度も聞くわけ。。。いや、バナナシェイクはメニューに無いじゃん。
さすがにストロベリーには聞こえんでしょ。なら、バニラしかないじゃんよ~!!
ちょっとは考えろよって思わない?優しさと寛容さが大事よ。ほんと
今回も壮絶脱線してますが(笑)。
そんな事も思い出しつつ。韓国映画を好きになって本当に良かった。
毎日が楽しいよ。ってことです。はい。