5月11日、ISUから新シーズンのルールが出ました!
①No.2323
②No.2324
こちらは現行ルール
①No.2253
https://www.isu.org/figure-skating/rules/fsk-communications/21210-2253-s-p-sov-2019-20/file
②No.2254
うーん、来シーズン、みんなSB下がっちゃうよーどうするー?
では、作戦を練りましょう!(`・ω・´)ゞ
①価値尺度
得点一覧表のことです。
表の長さが、3倍に増えててビックリ\(◎o◎)/!
犯人はダウングレードさんと、!さんと、新マークの”q”くん。
ダウングレードは、例えば2T<<は1Tと同点なので
今まで表に載せてなかったけど、今年から掲載。
”q”は、ジャンプが4分の1(クウォーター)回転不足のときにつく新マーク。
(例) 2Aq、3Lzeq、4T!q
”!”と”q”は、ついてもつかなくても基礎点はかわらないけど(GOEは減る)、新掲載。
かくして、我々シロウトには目がクラクラする表となりました~(^▽^;)
ここまで表記の変更点でした。次は実際の変更点です!!
【ジャンプ】
1回転…変更なし
2回転…変更なし
3回転…ルッツ(Lz)の基礎点が0.6下がる
4回転…ルッツ(Lz)の基礎点が0.5下がり、ループ(Lo)の基礎点が0.5上がる
↓
結果
3回転…ルッツ(Lz)とフリップ(F)が同価値になった
4回転…ルッツ(Lz)、フリップ(F)、ループ(Lo)が同価値になった
これで、4Fや4Loの成功者が増えれば、ルール適正だと証明されるけど、
かわらずに、4Lz>4F>4Loという人数だったら…
4F(昌磨くん得意)、4Lo(羽生くん得意)の点数、オリンピックシーズンに上げてくださ~い!
そして、4回転より影響大なのが、3Lz。
トップ選手はみな3Lz跳んでるので、みな合計点が下がっちゃう。
SPとFSで3本跳んでた選手は、1.8も下がっちゃう。
Lzが得意でGOE+3の選手は、2.3も下がっちゃう。いいのか~(;゚Д゚)
我々シロウト向けの得点表作ってみました!
(GOE+5獲れた場合の最大値もお付けしました)
うーん、2点くらい取り戻すには、、、、、コンボに3Lo付けてみる?!
【スピン・ステップ】
配点変更なし
…ですが、②に変更があります。
つづいて、②にいきます!
②難度レベル、GOEガイドライン、コンポーネンツ
I.難度レベル
レベル4を取る方法(レベル特徴)の全集です。
※追加は下線部分
【ステップ】
変更なし
【スピン】
●レベル特徴の追加
5)スピンへの難しい入り、または難しい出
6)シット姿勢,キャメル姿勢,レイバック姿勢,ビールマン又はアップライトの難しいバリエーションの姿勢での明確なエッジの変更(シット姿勢の場合にはバック・インサイドからフォア・アウトサイドのみ)
9)キャメル姿勢,シット姿勢,レイバック姿勢,ビールマン又はアップライトの難しいバリエーションの姿勢での明確な回転速度の増加
13)レイバック・スピンからのビールマン姿勢(SP-レイバック・スピンでジュニアとシニアは8回転、ノービスは6回転してから)
↑草太くんはレベル4取れてるので関係ないやと思ったのですが、関係ありました!
レベル3になりそうな時、難しい出をすればいいんだ~!草太くん! (≧▽≦)
※この後、1ページ丸ごと変更されていたので、レインボーさんに翻訳をお願いしました。
翻訳ありがとうございました!
――テクニカルエレメンツの●変更点、及び、○明確化――
【回転不足のジャンプ】
○ダウングレード(<<):半回転以上の回転が欠けています。
●回転不足(<):1/4回転より多く、1/2回転未満の回転不足。
ジャンプは基礎点の80%の採点となり、ジャッジはGOEを減点します。
●着氷時に1/4回転(q):テクニカルパネルは、これを記号「q」で示します。
ジャンプには完全な基礎点が与えられ、ジャッジはGOEを減点します。
↑現行では1/4ぴったりの回転不足は基礎点の80%でしたが、100%になります。
【スピン】
○出方(エグジット):スピンの出方は、スピンの最後のフェーズとして定義され、スピンの直後のフェーズも含みます。
レンボーさん、ありがとうございました!
II.GOEガイドライン
変更なし
III.エラーに対するGOEガイドライン
●厳しくなったもの、○軽くなったもの
【ジャンプ】
(追加)
●コンビネーションジャンプ間のエッジの変更 -1~-2
(分別)
●4分の1不足(記号”q”) -2
○4分の1未満不足(記号なし) -1
↑これまでは両方とも、-1~-2でした
(追加と変更)
●○稚拙または不正な踏切 -1~-3 (現-2~-3)
↑IVに説明あり!
(変更)
○F/Lzでの間違った踏切エッジ(記号“e”) -2~-4 (現-3~-4)
○F/Lzでの不明確な踏切エッジ(記号“ !”) -1~-2 (現-1~-3)
○ジャンプ間で流れが無い/方向を失う/リズムが無くなる(combo/seq.) -1~-3 (現-2~-3)
●回転不足判定(アンダーローテ)(記号<) -2~-3 (現-1~-2)
↑きびしくなった!
【コレオシークエンス】
コレオグラフィックムーブメントにつながりがない -2~-3 (現同-2~-3)
【スピン・ステップ】
変更なし
IV.2020/21のGOEおよびプログラムコンポーネントの変更と説明
※IVは長文なので、またまたレインボーさんに助けて頂きました。ありがとうございました!
【GOE評価】
一要素(エレメント)内の複数エラー(たとえば、ジャンプ要素内の「!」と「< 」の両方)
【コレオシークエンス】
コレオ動作間のつながりの欠如:動作はプログラムの構成を反映し、サポートする必要があります。動きの間にギャップがあってはいけません。すべてがつながっていなければなりません
V.プログラムコンポーネンツ
(※打消し線と下線は変更点)
以上です。
今回は、減点に関しての変更が多く、
「これをやったら得点UPだ!わーい♪」という変更は、4Loのみということがわかりました。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
こうなったら、
草太くんに4Loやってもらいましょう。うん!o(^-^)o
個人的には、4Fかなり上手いんじゃないかと思ってるんだけど、
どうですか?草太くん?(*^.^*)
一日も早く、選手のみなさんが氷の上で練習できるようになりますように!