これがないと生きていけないってもの、ありますか?  自分の中ではそういうものを少なくしたい、なんならそんなものなくて生きていきたい、インテリアコーディネーター、Keikoです。

昔のこと、長男がプラレールでよく遊んでいたんだけど、しょっちゅう電池が切れて電車が止まっちゃうわけ。また電池補充かぁ〜ってよく思ったの。電池が切れたら動かなくなるって、なんかつまんない他力本願なオモチャだなと思って。電池がなくても生きていける自力本願なオモチャ、そう!レゴとか、積み木とか、お絵かき帳とか、なんなら土とか、砂とか、葉っぱとかって、すごくない? 子供のオモチャを見ながら、よくそんな事考えてたな。


で、これがないと生きていけないわけじゃないけど、あれば人生に彩りを与えてくれる、ある時はエネルギーが切れて、止まってしまったわたしの電池にもなってくれるモノ、そう!それは、チョコレート。そのチョコレート達が大勢集まってるって言うからさ、行ってきましたよ、サロン・デュ・ショコラ

前日Twitterで様子を見たら、もんのすごい混み具合いだったから、一瞬大丈夫かな? 人混みの中で息できるかな?と焦りました。

長蛇の列に並ぶには、気力がいるだろうし、場内の素晴らしいチョコレート達をひとつひとつじっくり見て回るには、やっぱり体力いるよね、と思って、早々に明日の準備をして早く寝たんだけど.... 

それがね、ちーっとも寝付けないの。こんなこと滅多にないのに、チョコレートの祭典に興奮してたのか、はたまた夫のお土産のSee’s candyを食べ過ぎたのか、とにかく寝不足のまま会場に向かいました。

新宿NSビル地下1階。場外に並ぶ人、人、人。↑

場内もすごい列ができてます。中継地点ってなんだい? 聞いたら、この後に続く人達は場外で並んでるんだってさ。そうでないと場内がとんでもない混雑になっちゃうからだって。ある列は2時間待ちって言ってたよ。びっくり  2時間並んでも食べたいチョコレートって、いったいどんな味がするんだろう。長い列だから、その先には絶対美味しいモノがあるよね。

これ、わたしが探してたもののひとつ、フルーツとチョコのコラボ品。少し並んだけど、気にならない程度。前の人とおしゃべりしながら待つのも楽しかったです。もはやアート作品の数々。

パッケージの持ち手も粋です。

これは外国人のお土産に喜ばれそうなチョコだね。

今回はこんな商品もありました。チョコ入りのハンバーガーです。カカオだから、深みがあって、多分砂糖は入ってないと思います。

太田哲雄の『アマゾンカカオと赤ワインで煮込んだ牛頰肉』です。多分濃厚で美味しいと思います。近くに行くと、すご〜くいい匂いがしました。これも砂糖が入ったチョコレートではなく、苦味とコクのあるカカオなので、赤ワインとの相性はばっちりですよね。

この方が太田哲雄氏です。気さくに皆さんの質問に答えてました。

途中のエネルギーチャージで、この右側のカカオプレッソをいただきました。砂糖が入ってないので、文字通りカカオのエスプレッソを飲んでるようで、とても美味しかったです。これを飲んで蘇りました。

どうですか? 見てるだけで幸せな気持ちになったかな? ショコラティエって、それこそ税理士とか弁護士とは違って、この世にどーしてもなくてはならない職業ではないけど、人を幸せにする、人生に彩りを与える、とっても贅沢な仕事だなって思います。どんな職業でもその仕事に一生懸命な人って魅力的ですが、ショコラティエは、わたしの中では特別です。