おはようございます。今日もご訪問ありがとうございます。毎日訪ねてくださる方もいて、恐縮です。何か少しでも生活に変化が出てきてるといいなと思っています。
なかなかバネ指が良くならないので、昨日思い切って注射を打ってきました。痛かったぁ〜〜まさか指とか、関節とか、そういうところに痛みを感じる日が来るなんて、夢にも思っていなかった、インテリアコーディネーター、Keikoです。
今日は『椅子』について少し話してみたいと思います。
部屋を素敵にしたいけど、どこからどう始めたらいいのかわからない、という方、まずは好きな『椅子』を買ってみる、というのも手かもしれません...と言ってたインテリア雑誌がありました。確かにそうかもしれないですね。わたしも、それ、やりました。
アメリカから帰国する際、家具含め、全ての家財道具を持ち帰ることは物理的に無理だったので、日本に帰っても、何か部屋の雰囲気に味が出るような思い出のモノを持ち帰ろうと、このウィンザーチェアーを2つ購入しました。
この椅子との出会いは、おそらくコネチカットのミュージアムを訪れた時です。背もたれの木、小立が細ければ細いほど熟練の技だと聞き、その作業の様子を見て感動しました。小立が太いと、確かに野暮ったく見えて、細いほど洗練されてる感じがします。他のダイニングチェアーとミックスして使ったり、デコレーション用に部屋に置いたりしています。
お気に入りの椅子をひとつ置くと、見る度、座る度、気分が良くなります。気分が良くなると、家を片付けてみようかな、椅子に合うテーブルを探してみようかな、テーブルは値がはるからテーブルクロスでも探してみようかなと、次々アイディアが湧いて、それが前向きな行動に繋がっていきます。
世界には不朽の名作のデザイナーズチェアーがいくつもあって、価格はそれなりに高いですが、座って良し、飾って良しなので、部屋にインパクトが欲しい、部屋の雰囲気をワンランクアップさせたい方は、デザイナーズチェアーを入れるといいかもしれないですね。
おススメしたいのが、ここフリッツ・ハンセン青山本店です。まずは見るだけ、博物館に行くつもりで出かけてみてください。ここのお店が持っている洗練シャワーを浴びたら、生活の何かが変わってくるはずです。とりあえず看板がカッコよすぎます。↓
これはアルネ・ヤコブセン作のドロップチェアです。こうやって、ちょっと仲間外れ的場所に置くと、雰囲気が出ます。
これもヤコブセンのもの。スワンチェアです。 佇まいが何とも美しい。腰壁のモールディングも洒落ています。
エッグチェアとスワンチェアが並んでいます。美しい空間ですね。エッグチェアは頭までしっかり背もたれに寄りかかれるので、男性はこういうの好きですね。これも腰壁のモールディングが綺麗です。壁は一色だけど、このモールディングのお陰で、全然違った雰囲気が作り出されています。
林真理子さんが、あるエッセイの中で言ってたんです。『お家のインテリアは、美意識と教養の集大成だ。』って。美意識も教養もないと思ってるなら、是非このお店に寄って、何か感じ取ってみてください。
まずは気に入った『椅子』から始めてみましょ。
それでは、今日も良い一日でありますように