こんにちは、TARTです。

 

もうすぐ新年ですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

今日は、久々のマッドクラブの話題です。年末なのでご多分にもれずマッドクラブくん値段が高騰しています。

 

通常だとキロ600ペソぐらいですが、今は1000ペソ出さないといいものが買えません。

 

 

でもね、家族からも特別求められるカニくんなのでね、買うことにします。

 

 

この季節、当地では贅沢な食べ物といえば魚類ではなんといっても下のアリマンゴ(マッドクラブ)です。

ご覧くださいこのみっちり入ったカニみそそしてカニみそ!!!

 

 

旬はですね。5月末くらいから道端で売り出しますのでその頃かな、今は何故か市場値が下がっていてお買い得です。

 

年末でも、水温が下がって、カニくんもあまり活動しなくなりますが、実がみっちりはいり、味がこくなります。

 

ただスチームしただけでも身がプリプリで甘くて美味しいですよ!これは腹いっぱいまで食べられます。

 

日本の懐石料理を上品に頂くのも風情があっていいのですが、一箸口に運んだらなくなるような量ではね。

 

ここフィリピンでは、好まれません。

 

ここのスタイルは、カレーライスの大皿にごはんを山のように盛ってそこに色々な食べ物を乗せて、混ぜて、もくもくと食する。

 

これがここフィリピンでの中流まで家庭の食卓です。(おそらくセレブでも一緒です。カニなら、、、)

 

ましてこのカニは高級食材なのでその賑わい様と言ったら盆と正月が一緒に来たような大騒ぎで食べる。そんな食べ物

なんです。

 

これも私の農園近隣の養殖地帯では、このカニの生産地であり大変活きの良いびっしりと身の詰まったカニを

割安で購入できるんです。

 

そのうまさといったら、そこらのレストランの比ではありません。あんな美味いもの、シンガポールでも食べた事がありません。

家の末っ子はこのカニで米櫃全部食べちゃいます。(爆

 

収穫されたはアリマンゴ。

 

鋏の大きい食べ応えのあるオス

 

カニみその詰まったメス。

 

 

マッドクラブ(アリマンゴ)の養殖

フィリピンではマッドクラブをフィリピン語でアリマンゴ と呼びます。マッドクラブの養殖は、地元でも海外でもこの珍味に対する需要が高いため、儲かる事業になる可能性がある養殖の一つと私は思います。 

 

養殖開始に役立つ地元の基本ガイドは次のとおりです。

 

マッドクラブの種類: フィリピンには、Scylla serrata :シェラセラタ(緑色マッドクラブ) と Scylla tranquebarica:シェラトランケバリカ (オレンジ色マッドクラブ) の 2 つのマッドクラブが一般的です。 グリーンマッドクラブは汽水域でよく見られ、レッドマッドクラブはマングローブ地域でよく見られます。シェラセラタは身体も大きく、トランケバリカよりおとなしいのでよく養殖の種子として利用されます。

 

 

<目次>

 

1.適切な環境設定

2.種子の確保

3.飼育施設の設計

4.水質管理

5.餌と給餌

6.疾病管理

7.収穫

 

 

1.適切な環境設定

アリマンゴ (マッドクラブ) の養殖に適した場所は、カニが繁栄するのに適切な環境条件を提供する必要があります。 アリマンゴ養殖に適した場所を選択する際に考慮すべき重要な要素をいくつか示します。

場所の選択: アリマンゴ養殖に適した場所を選択してください。 理想的な場所は、マングローブ地域の近くまたは汽水池です。 設置場所の水質が良好で、水の流れが適切で、プレデター(捕食者)から保護されていることを確認してください。

池の底質のタイプ: マッドクラブは底に穴を掘ることが多いため、土質のタイプはカニの掘削行動に適している必要があります。 一般に、砂質または泥質の土質が好ましいです。

アクセシビリティ: サイトは、輸送と管理の目的で簡単にアクセスできる必要があります。 市場やインフラに近いことは、収穫物の流通にも有利です。

 

土地の利用可能性: 農業経営の規模に応じて、農業用の池や囲いを建設するのに十分な土地が必要になります。 希望する生産レベルに適したスペースがサイトにあることを確認してください。最低1ヘクタールは確保がほしいところです。



環境規制: アリマンゴ養殖場を設立する前に、その地域の水産養殖活動に適用される可能性のある地域の環境規制や制限を確認してください。これは大事です。代行業者に任せず自ら、地元の関係局へ出向いてください。非常に親切に対応して頂けることが殆どです。
 

餌へのアクセス: その場所にマッドクラブのための天然の餌源が十分に供給できることを確認してください。 マングローブ地域や汽水池には通常、マッドクラブが餌となるさまざまな餌が存在しますので地元の漁師あるいは水産市場の業者とコンタクトを解てください。

 

2.種子(稚ガニ)の確保

種ストックの選択: 評判の良い孵化場から健康で高品質のカニの種ストックを入手します。 稚ガニは池に放流する前に甲羅の幅が1.5〜2.5センチ程度になっている必要があります。放流前に動物を池の水に慣らし稚カニを 10000 匹/ha で放流します。

通常、養殖地域には地元の漁師や稚ガニ生産業者が必ず存在するのでコンタクトを取り入手の価格、数量、時期を交渉しましょう。

以下の見出し項目については
3.飼育施設の設計

4.水質管理
5.餌と給餌
6.疾病管理

7.収穫

8.まとめ

 

ナザレノ農園の公式サイトを閲覧ください。

 

 

 

以上TARTがお送りしました。