蘇る記憶(`・c_,・´)

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竜の瞳の真偽


カペラ942
ガルマン坑道で、帯熱草と竜の瞳を無事手に入れたヴェルクたち。バンダラの屋敷に戻るが、番兵からバンダラは出かけてしまったので明日の朝来るようにと伝達を受ける。どうやらバンダラは、ヴェルクたちが竜の瞳を手に入れることを全く期待していなかったようだ。仕方がないので、今夜は宿屋に泊まることにした。
カペラ943
皆が寝静まった夜、眠れないレインは竜の瞳を握りしめて外で佇んでいた。そこへハリーが通りかかる。レインがまだ起きてたんだ、と聞くとハリーは、年を取ると寝つきが悪いので、酒を飲んで散歩をしていたのさ、と答えた。今度はハリーからレインに尋ねると、真実の姿を映すという竜の瞳の話を聞いて気になって眠れないのだと言う。自分の本当の姿を確かめてみたいが、恐くて見る勇気が出ないと。
カペラ944
悩むレインにハリーが説く。人間というのは、時々自分に難題を投げかけ不必要に悩み苦しむ。自分は一体何者なのか、今まで歩んできた道は正しかったのか。しかし無理やり答えを導き出したところで、結局何も変わらない。どんな運命を背負って生まれようとも君は君なんだ、わかるだろ?と。そこまで言うとハリーは、おっとこれは大人の女を口説くための文句だった、と振り返った。子供には少し難しかったか。
カペラ945
レインは話を聞いて少し勇気が出たのか、躊躇しながらも恐る恐る竜の瞳を覗き込んだ。月の光が反射して映し出されたのは、不安と決意の混じったレインの顔であった。鏡と同じようにいつもの姿を見たレインは、予想外であったのかキョトンとする。ハリーは、言ったとおりだろ?君は君なのさと得意そうに言う。さらにハリーは、わかったら子供は夜更かししちゃいけない、早く寝ろとレインに促した。レインはハリーの言葉で安心したのか、安どの表情を浮かべながらうなずいた。そしてハリーに礼を言うと、寝室に戻って行った。
カペラ946
すると、モーゼフが木の陰からひょっこりと姿を現した。そしてハリーに礼を言いながら、出て行くタイミングを失ってしまった、と言った。どうやら自分が励ますつもりだったが、ハリーに先を越されたらしい。ハリーが、レインはあの年にしては深刻な顔をしていた、と告げる。モーゼフは、これには複雑な事情があって・・と包み隠さずこれまでの事を話した。ハリーは、人間かどうかもわからないとは、あの子も気の毒な事だと同情した。モーゼフも、自分が代わってやりたいくらいだ、と不憫に感じていた。
カペラ947
今度はモーゼフがハリーに、竜の瞳は本当に真実の姿を映すのかを尋ねる。ハリーは、それは迷信だがちょっとした逸話があると言った。その逸話とはこうだ。かつてのガルマン皇帝には2人の息子が居り、兄弟はとても仲が良かった。しかし皇帝が死んだある日、その寝室から竜の瞳が見つかった。兄は王位を継いだ自分が竜の瞳を持つ資格があると主張し、弟は王位は兄の物だが竜の瞳は自分の物だと訴えた。その後、兄の主張が通ってしまう。気に食わなかった弟は、深夜兄の寝室に忍び込み、兄を殺して竜の瞳を奪った。血まみれの手に握られた竜の瞳を覗くと、そこには悪魔の形相をした弟の姿が映っていた。これが、竜の瞳が真の姿を映し出すといわれる所以だ、とハリーは語った。
カペラ948
なるほど、と納得するモーゼフ。そしてハリーは、たとえあの子が殺人兵器を造る過程で生まれたのだとしても、あの子は悪魔じゃなかったってことさ、と締めくくった。モーゼフは、あなたのおかげでレインも気持ちが軽くなった、と重ね重ね礼を言う。ハリーは背中を向けて、礼はまだ早い、あの子の親友も助かってくれないと、と言った。モーゼフは、シェナ・・どうか無事でいてくれ・・と夜空を見上げて祈った。

シェナの意識へ飛び込むヴェルク


カペラ949
場面はミュスタのアクリアホールへ移る。そこでは皆が見守る中、シェナの傍らで伏すヴェルクの姿があった。どうやら居ても立ってもいられなかったヴェルクは、ジュノアに頼み込みシェナの意識へ入っていったようだ。誰もヴェルクの決意を止められなかったらしい。下手をすれば、シェナともども生きて戻れなくなる。しかし、シェナに生きる力を吹き込めるのはヴェルクしかいない。一同は、祈るような気持ちでヴェルクとシェナを見つめていた。
カペラ950
シェナの意識へ入ったヴェルクは、暗闇の世界に降り立っていた。ここがシェナの心の中であることを悟ると、シェナの姿を探し始める。視界が狭く障害物が多いため、通路がややわかりにくい。トーチライトや青いランタンで照らしても、すぐに消えてしまう。しかし1秒ほどは持つので、わかりにくい時は周囲の確認として使ってみても良い。
カペラ951
東側のキッチンの前にシェナが居る。ミルのときと同じだが、今度はヴェルクの声に反応し、どうしてここへ?とこちらに振り向く。ヴェルクが2人でアクリアホールに入った事を話すと、シェナは、さっきまでご主人様やレインたちと旅をする夢を見ていた、そしてバルコニーでの出来事で目が覚めて暗い部屋にいる、と本来とは逆の事を言った。ヴェルクは今が夢なんだと説明するが、シェナは上の空でずっと暗い部屋で過ごしていたとつぶやく。そしてムーちゃんという友達がいたと紹介しようするが、そばにいないのでムーちゃんどこ?と叫ぶと、そのままパッと姿が消えてしまう。
カペラ952
南の部屋に行くと、ぬいぐるみのムーちゃんが置かれている。触れるとシェナの記憶が映し出される。
カペラ953
ルミストで見た、父と墓の前に居るときの記憶。今度は鮮明に映し出される。幼いシェナが母の居所を尋ねると、父は遠い夢の世界へいったと答える。幼いシェナは、夢の世界なら眠ったら会えるかな?と聞くと、父はそうかもしれないとうなずく。幼いシェナは、いっぱい眠ればいっぱいお母さんと遊べるね、と喜ぶ。

完全な記憶が蘇る


カペラ954
ミルも見たペルサダルでの記憶。こちらも途切れることなく鮮明になっている。幼いシェナは、ペルサダルの一室で過ごしていた。ぬいぐるみをベッドに寝かせ、絵本を読んであげようとしていた。そこへ男女の2人組が逃げ込んでくる。
カペラ955
マザー計画をとめようとするメルドーラは、カペラ陣営に追われていた。ペルサダルまで逃げてきたが、どうやらつかまるのも時間の問題。メルドーラは諦めているが、従者はここを何とかやり過ごそうと、メルドーラを励ます。メルドーラは胸の奥から、一包みの薬を取り出す。この薬は、飲めば内部からマザーを破壊できるという代物らしい。しかしここで私が死んでしまっては意味がないと、メルドーラは悩む。
カペラ956
すると幼いシェナが、お姉さん誰?と声をかけてきた。突然の質問にメルドーラは戸惑う。しかし続けてお父さんの友達?と尋ねてきたので、メルドーラは落ち着いてうなずいた。そしてお父さんは?と幼いシェナに聞くと、仕事でみんなに勉強を教えていると答える。続けて母の事を聞くと、遠い夢の世界に行った、お利口にしていれば眠ってるときに会えると(父に)言われたが、全然会えない、と答えた。
カペラ957
遠い夢の世界、と聞いてメルドーラに名案が浮かぶ。そして幼いシェナに、私がお母さんに会わせてあげると言った。幼いシェナが大喜びすると、メルドーラは薬を調合し始めた。外では居場所を嗅ぎ付けたカペラの連中が、扉を開けろとまくし立てはじめる。程なくして薬が出来上がる。メルドーラは幼いシェナに、これを飲めば毎晩眠ったときにお母さんや友達に会える、と言って渡した。幼いシェナはお礼を言うと、薬を飲み干した。そしてそのまま昏睡してしまう。
カペラ958
それを見届けたメルドーラは、あなたにマザーを破壊する鍵を託す、許して見知らぬお嬢さん・・世界のためなの、全てが終わったら夢ではない本当のお母さんに会える、それまでその子の心を守ってあげて、ぬいぐるみさん・・と言い残す。そして従者に、もう私が居なくても大丈夫と話す。従者はどういうことです?と尋ねるが、それには答えず頼みごとをする。幼いシェナと父親をここから逃してほしい、そして大人になるまで絶対に見つからない場所にかくまって欲しい、あの子は最後の希望だから、と。従者は引き受けるが、メルドーラのことも気にかける。メルドーラは、私が捕まれば時間を稼げる、狙いは私の命だからと説明する。従者は驚くが、メルドーラは、その子達が逃げ出せるかどうかはあなたにかかっている、と急がせると、間もなくなだれ込んできたカペラの者達に身を委ねていった。
カペラ959
ここで回想が終わる。すると、いつの間にかシェナが後ろに来ていた。そして、なんだかとても寒いんです・・どうしちゃったんだろ・・と力なく話すと、そのままムーちゃんと共に姿を消してしまう。ヴェルクは回想を思い出しながら、おふくろ、あんまりだろ・・シェナに一体どんな重荷を背負わせたんだ・・俺は絶対シェナを守る、世界の事なんて知るか!とメルドーラを非難した。
カペラ960
場面は変わり夜が明けて、ハリーたちはバンダラに竜の瞳を渡した。バンダラは大満足の様子で、ハリーの借金も無事放免となった。バンダラがあまりにも宝石を可愛がるので、囲いの女たちは嫉妬しリッキーがそれを羨ましがっていた。ハリーは自分でメルサスへ帰るからと、リッキーたちをミュスタへ急がせた。
カペラ961
ミュスタへ戻ると、オルボーンが階上で待っていた。レインは帯熱草を渡し、オルボーンにシェナの容態を聞く。オルボーンははっきりと答えず、すぐに戻らないと・・あなた達も来て!とアクリアホールへ急いでいった。その態度に、レインはシェナの容態が思わしくないのでは、と感じた。そしてシェナのところへ行くのが恐い、と震える。しかしリップルが、帯熱草が必要ならまだ大丈夫なはず、それよりもあなたの励ましもシェナに必要、と後押しする。レインは涙をこらえ、シェナに頑張れって言いに行く!と走り出した。

父ラダ


カペラ962
再びヴェルク視点に戻る。シェナの意識に長く留まっているので、ヴェルクも寒気を感じてきたようだ。速やかに次の場所へ向かおう。東側の鉄格子が開いており、先にはまたムーちゃんが居るので触れる。
カペラ963
回想。無事にペルサダルから逃げ出した従者・幼いシェナと父。従者は、ある奴隷商人と交渉していた。メルドーラの言いつけどおり、大人になるまで預かってほしいと。奴隷商人は、孤児院じゃないので長期間にも程がある、と渋る。しかし従者が、長くて15年間で代金は20年分支払うと言うと、それなら・・と話に乗る。さらに従者は条件を出す。絶対に外に出さず、人の目にも触れさせず、絶対に死なせない、教育もしなくて良い。時が来たら、自分かそこのラダ(ここでシェナの父とわかる)が迎えに来る。それまで今の条件を守れるか?と。奴隷商人は、それなら容易いと引き受ける。
カペラ964
従者はラダに、いいですね?と確認を求める。ラダが無言のままなので、従者は、10数年の辛抱です、エミサリーに追われるあなたのそばに置いては危険です、と説得する。ラダは、なぜ自分が追われるのだ、そしてなぜ自分を助けてくれるのか?と従者に尋ねる。従者は追われる理由については答えず、あなたが捕まってはこの子が飢え死にするだけです、人助けに理由が必要ですか?と答えた。ラダは少し間を置いて、わかった・・と了承する。従者は、ラダにも20年分の逃亡資金を渡した。従者はこれで肩の荷が下りた、と安堵の表情を浮かべた。この時幼いシェナは、ムーちゃんの横で足を痛がっていた。
カペラ965
それから14年が経った。奴隷商人とラダが話しており、横には成長したシェナの姿があった。腑に落ちなかったラダは、エミサリーの一員に資金の一部を握らせ、情報を聞き出していた。追われるようになったのは最近の事で、当時は追われていなかった、と。そして従者はシェナを隔離したかったのではないか、とラダは考えた。話を聞いた奴隷商人も、あれだけの大金を払うのは不可解だとうなずく。ラダは奴隷商人に、従者が来る前にシェナを他の場所へ連れて行く、この話には裏があるからお前も逃げた方がいい、と勧めた。奴隷商人も、丁度足を洗おうと思っていた、と逃げる覚悟を決めた。お互い挨拶を済ませ、ラダとシェナはこの場を去っていった(しかし14年で父を忘れるもんかね?)。

思い出


カペラ966
ヴェルクパート。外への出口があるので出る。近くの花畑の前で、シェナが目を閉じて座っていた。ヴェルクは、大丈夫か!と揺り起こす。シェナは目を覚まし、花を見ていたら眠くなっただけと話した。ヴェルクは、ほっと胸をなでおろした。シェナは、ご主人様は思い出とかありますか?とヴェルクに尋ねる。ヴェルクは、優しい顔で語り始めた。
カペラ967
姉貴と酒の飲み比べをして気を失った事、気の合う奴隷を送り出すときにパーティーを開いた事、そのパーティーでは姉貴の料理がとても不味く、皆で3日かけて何とか食べきった事、世の中を知るためにと姉に本を渡され、読みきるまで食事抜きと言われたので2日飲まず食わずだった事。考えてみれば食べ物の話ばかりだ、とヴェルクが話すとシェナも微笑む。物心ついた頃からずっと姉と地下暮らしだったが、明日の事なんて考えなくて良いしそれはそれで幸せだった、と締めくくった。そして今度はシェナに、お前はどうなんだ?と聞き返す。
カペラ968
シェナは沈痛な面持ちで答える。お母さんとピクニックへ行ったり友達と料理をしても、全部夢の中の事。本当の私は冷たい石の部屋に居るだけで、偽者の私だけが夢で思い出を作っている。だから思い出なんて一つも無い、と。しかしヴェルクは、夢でもいいから楽しい思い出を教えろよ、空を飛んだり踊ったり、夢の中なら歩いたり走ったりも出来るんだろ?俺が見たこともないような夢の話を聞かせてくれ、と穏やかな表情で言った。
カペラ969
するとシェナの目から大粒の涙がこぼれ落ち、胸の内を吐き出す。私・・本当は恐いんです・・幸せな事は全部夢だったから・・もう夢なんて見たくない・・真っ暗な石の部屋でいいんです・・ただ・・ずっとご主人様と居たい、と。そしてシェナはそのまま意識が遠のき、その場に倒れてしまう。今度は起こそうとしても、反応が無かった。ヴェルクは、シェナの生きる力が弱まろうとするのを感じ取る。そして必死の形相で、オルボーンやジュノアたちに向かって叫んだ。シェナを助けてやってくれ!と。

パナ襲撃さる


カペラ970
アクリアホールでは、眠るヴェルクとシェナを仲間達が見守っていた。レインが心配そうに、シェナの容態をオルボーンに尋ねる。オルボーンは、帯熱草を使ってみたもののまだわからない、シェナの生きる力を信じるしかないと、答えた。レインは、頑張ってよシェナ・・もう一度話がしたいの・・と見守るしかなかった。
カペラ971
その時、ミュスタの衛兵がけたたましくホールへ飛び込んできた。何と、パナの砦跡から救援要請の手紙が届いたというのだ。一番に驚いたウォルトは、手紙を受け取り内容を確認。そこには見たことも無い人間離れした部隊の襲撃、と書かれていた。どうやら、謎の刺客の女がカペラに伝えたらしい。そしてカペラから送り込まれたのは、おそらくヒュート・・とジュノアはつぶやいた。リップルは、ペンがパナに居る事を思い出し焦りだす。ウォルトも、部下を見捨てるわけにはいかない、共に向かいましょう!と号令をかける。
カペラ972
リッキーたちもここに居ても仕方が無い、とパナへ向かう事にする。レインは出発の前に、足が治ったらみんなで隣の国を冒険する約束、絶対忘れないでね!と眠るシェナに言い残す。ウォルトとマーレスが先にパナに向かうと、リッキーたちは2人の事をオルボーンやジュノアたちに託し、ウォルトたちに続いてパナへ向かった。

次回は「告白(`・c_,・´)
襲撃を受けたパナの砦跡から。つづく(`・c_,・´)

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