この前に海で底の魚がヘロヘロになって浮いていましたが、


コメントを頂いたマサトさんが、それは青潮ではないか?


というので、調べてみました。


●青潮(あおしお)とは、海水に含まれる硫黄がコロイド化し、海水が白濁する現象である。夏~秋に東京湾で多く発生することが知られている。赤潮と同様に魚介類の大量死を引き起こす事がある。


●青潮の原因は、富栄養化により大量発生したプランクトンが死滅し、海底に沈殿し、バクテリアによって分解される過程で海中の酸素が大量に消費される。その結果、溶存酸素の極端に少ない貧酸素水塊が形成される。通常、この水塊は潮流の撹乱により周囲の海水と混合されて分散するが、内湾ではこの力が弱い。


大阪湾は東京湾に比べたら、潮の通りが良いのですが、


それでも夏場になると水が褐色になり、にが潮が回ることがあります。


要するに海水中に含まれる酸素が減少し、酸欠状態になり魚などが息ができなくなるんですね。


アジやサバ、イワシといった回遊魚は、泳ぎ回って酸素を取り入れられますが、


普段あまり泳がず、底でじっとしている根魚なんかは息苦しくなるんですね。


赤潮というのはよくご存知だと思いますが、赤潮は…


●赤潮(あかしお)は、プランクトンの異常増殖により海や川、運河、湖沼等が変色する現象である。


赤潮はプランクトンが死んだ直後の現象で、青潮は死んだ後の現象ということでしょうか。


いずれにしても、人間が引き起こしている現象だと言えますね。


私達は普段なにげなく普通に生活してますが、知らない所で、


自分達のしでかした事が環境破壊の引き金になっているということです。


このようなことに感心を持ってもらって、普段の生活を見直して、


少しでも地球環境がよくなるように、生活を改善してもらいたいものです。