推しGメンバーの映画公開が続くのに
予定がたてこんでなかなか見に行けない
そんな中
推し活仲間たちとやっと予定が合って
見に行ったのが
恋に至る病
なにわ男子の
長尾謙杜くんと
山田杏奈ちゃんが主演
なるべくネタバレなしでの感想を
原作は斜線堂有紀氏によるラノベ
同名恋愛小説
内気な男子高校生・宮嶺と
学校中の人気者・景
不器用で一途な初恋
ふたりが交わした約束
「どんな私でも守ってくれる?」
しかし、同級生の不審死が続発し
宮嶺は景に対して疑惑を抱く
「もしかして君は、僕のために人を殺したの?」
殺人犯へと変わりゆく景
それでも、宮嶺の気持ちは変わらない
やっぱり僕は君が好きだ―
そんなHPのイントロを読んで
サスペンス要素はあっても
ピュアなラブストーリーかと思ってたら
想像とは全然違う衝撃的なストーリー
冒頭だけちょっと平和なシーン
学生服で自転車なんて青春だなぁ
うちの謙杜23歳
まだまだ高校生役いけるね
なんて油断して見てたら
途中から緊迫するシーンの連続で
見終わったらカチコチに肩凝っちゃった
十代の若者に接する機会は
ほとんどない生活なので
今の若者はこんなに傷つきやすくて
脆い世界観の中で生きてるのか
というのが一番の衝撃
イジメなんて見たことないし
箸が転んでもおかしいを体現するような
高校生時代を送った私にとって
こんなに張りつめてる毎日は
想像できないもん
そこは勉強になった
効果音とかBGMがあまりなくて
役者さんたちの表情も抑え目
刺激的なシーンが淡々とすすむ
モノクロ的な演出
色んなシーンが断片的に語られ
説明は少な目
カリスマ的人気を誇るけど
実は裏の顔を持つ景を演じた
山田杏奈ちゃん
演技派の杏奈ちゃんをもってしても
これはかなり難しい役だなぁ
というのが感想
これだと1回見ただけじゃ
よくわからない人もいそうだよね
前田敦子さんの刑事
賛否両論あるかもしれないけど
私はあっちゃん好きだな
この作品は10代の子供たちの目線で
描かれてる中で
起きた現象を大人目線で解説する
もちろん10代の感性とは一致しない
刑事さんの感覚が私と一緒で安心した
そして我らが
長尾謙杜くん
「恋に至る病」を納得させる
ピュアな存在感
それが遺憾なく発揮されてたから
作品として成立してると思うの
この役に選ばれたのは彼の実力
逆転男子でのスタッフさんへの対応でも
彼の素の愛くるしさが漏れ出ていて
人たらしなんだろうなって感じ
だから今年映画4本と大活躍なのね
意外だったのは
千と千尋の神隠しで4回も拝見した
ハク役の醍醐虎汰朗くんが
根津原あきら役で登場して
なんともいえない強烈な役だったので
見終えるまで気づかなかったこと
俳優さんって役によってこんなに変わる
当たり前のことに驚きました