ルサンチマン〜姿勢に現れる本当の感情・コンプレックス〜 | ピアノ・作詩・作書画アーティスト♬矢野志保美 ピアノ・アレクサンダーテクニック講師 Shihomi Yano

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ピアノ、作詩・書道、作画やっています。(志季project)
ピアノ、アレクサンダーテクニックの講師。2024年4月より移転、神戸市東灘区にてレッスンしています!
ハンブルク・スタインウェイO型があります。
http://shihomi-piano-alex.jimdo.com/

河村(矢野)志保美

ルサンチマン


〜姿勢に現れる感情、コンプレックス。〜


例えば……

一見、笑顔で自信に満ちて姿勢良く見えるも、自然な笑顔ではないので、実は首すじや腰が力んでいる……


と思ったなら、それは!


「ああ、本当はめちゃ気合い入れて精一杯張り切っている」、虚勢パターンだな

などなど。


アレクサンダーテクニック的に思うこと。



ここ数年、周りが穏やかで素敵な方に囲まれていて気持ちも乱されることがないのでありがたい日々なんですね。

それは、誰かと比較したりする人が周りにいない、というものも一つかもしれません。


「おー!久しぶりにびっくり!」と思う事があったなら、それだけ自分が変わったのだなという証拠。心当たりがあったりしますかね?


自分の次元が変わったから、その次元ではない人や物に対して違和感なのですね。


以前なら不快に思う事があっても、今はビックリしてどうしたん?と思うのみ。感情的にはそれで終わり、といいますか。


「必死に頑張ってはるんだな」と、それさえも、可愛いなぁ!と思えるわけです。


少しゆっくり考えてみると、そもそも

「勝ち気」「誇らしい」……

もう何でもいいのですが、そういう気持ちって、なにかと比較して生まれる感情で、いつも誰かと比べているマインドなんですよね。


悲しいと思いませんか?


イチイチ比較しなくても、自分そのものに着目したらその瞬間もう幸せ。

人と比べて幸せかそうじゃないかをジャッジしなくてよくなる。

ただそれだけ。

精神的に力まなくてよくなります。


私はアレクサンダーテクニックのレッスンをさせていただいているので、無意識に人の姿勢や姿勢に現れる気持ち・性格なんかを見てしまうところがあるかもしれません。


例えば、一見姿勢良く見えて、笑顔だったりしても、実は精一杯張り切って頑張っていて、精神的には力んでいる、というのは誤魔化せないわけです。


作り笑いって何か不自然な感じがするなぁというあの感覚に近いのではないでしょうか?


とまあ無意識に観察しているので、自分自身は、自分の精神の中に入れない(感情に落とし込まない)ので、傍観に近いんですね。

ちなみにこれ、おススメですよ!

自分自身に対しても。


厚化粧しなくていいんだよ、お顔にも心にも。自信がない事の裏返しみたいだよ、と。


これは自分に言い聞かせられますね♬

自分との対話、というと大袈裟かもしれませんが、そういうことです。

本番や舞台に立つ時にも有効です。


自分自身のこの思考は、昔と変わったところだと思います。


「肩の力を抜けばいいのになぁ。。。。」

「コンプレックスなんて手放したらよいのに。。。まずはそれに気づいてマインドセットかぁ。」

と思うわけです。

作り笑顔のアナウンサーとか、そう思いませんか?


あとはまあTPOですね。浮いてるな、という違和感。

あれ?と思ったら、それ、です。

日本人は特に自然にその辺のセンサーが他所の国より元々敏感なのではないかなと思います。


そういうわけで、私はありがたいことに、周りから学ばさせてもらって、私生活にも仕事にも活用できるなあと、日々思うわけです。


ということで。

アレクサンダーテクニックは、体へのアプローチですが、心の断捨離だなと日々実感しています。