さて、修道院巡りもひと段落しましたし、そろそろ山を下りましょう。




 

途中、何やら脇道がありましたので、地図を確認してみると"CAVE"の文字が。

ほう、洞窟ですか。

ちょっと見てみたいではありませんか。

その昔、修道士たちが住み着いた洞窟に違いありません。

いきましょういきましょう。



 

再びまぁまぁ険しい山道を進み





別に川が流れているわけでもないのに橋を渡り

 





ありました、こちらですね。




 

中へお邪魔してみましょう。

 




その昔、修道士たちはこういった場所に住み着いて生活していたのだと考えると感慨深いものがあります。

日本ではあまり感じることがあませんが、信仰の力とはものすごいです。





。。。月並みな感想をお許しください、

しょせん月並み以下の男が申しあげる感想など、これが限界なのです。

 




洞窟内はひんやりとしており、不思議と心地よかったです。

だからと言って住むのはもちろん遠慮したいですが。

 

 



その後はのんびり歩いて街へ。

 




ブドウ畑が広がっております。

少し高かったので諦めましたが、今夜飲む用に1本ワインを買えばよかったかなと思いました。

その土地のワインをその土地で飲む、という旅人の特権を自ら放棄してしまったことが悔やまれます。

 




カランバカに戻る途中、カストラキという小さな町を通り過ぎました。

こちらもまた、メテオラに向かう観光客用のレストランや宿で賑わっていましたが、

どういう訳かステーキハウスが多く、肉の焼けるいい匂いがそこかしこから漂い、

空腹に拍車をかけてまいりましたので、逃げるように通り過ぎました。

漂わせていい匂いと悪い匂いがあると思うのです。

時間は午後3時、朝から何も食べていないわたくしにとって

あまりに残酷な匂いであったことは言うまでもありません。

 




その後は宿に戻って、食べて飲んで、ゆっくりと過ごしました。

明日は再び列車に揺られ、テッサロニキへ移動です。

お疲れさまでした。

 

 

つづく