B先生は、今週から復帰しています。怪我の方は、思ったよりも悪くなかったようです。脱臼?っていうのかな。骨がはずれた?詳しくはわからないんですけど。手術はしないですんだらしいです。
 ただ、腕はつっているので、体育や理科の授業の準備は僕がやっています。

僕「B先生、今回のことを警察に・・・・」
B先生「必要ありません。そんなこと。子ども達はきっとわかるはずなんです。」

僕「じゃ、せめて、懇談会を開いて親に報告を・・・・」
B先生「必要ありません。子どものことを信頼して待ちましょう。」

校長「今回のことは、B先生が当事者です。、B先生の決定に従いたいとおもいます。」
僕「・・・・・・・・」
A達のニヤリとした顔が頭に浮かんで、思わず言ってしまいました。
僕「こんなことばかりしていたら、いつまでたっても、学校が全体としてよくなりません。」
 「何をしても、不問。それをまわりの子ども達に見せただけじゃないですか。」
 「今後増々、他のクラスや学年も荒れていきますよ。」

B先生「いいえ、きっと子ども達は最後には、変わります。私たちはそのことをを信じなくてはいけないんです。」

これ、金八先生を見た世代の先生にたまに見られるんです。子どもを最後まで信じなくてはいけない・・・・
アホか。子どもなんて、保身のためには嘘もつくし、仲間も裏切るし、強いものになびくし・・・要は未熟なんです。
まあ、だから子どもなんです。子どもは残念ながらエンジェルではありません。

信じて待ってたら、子どもがいつの間にか良くなってる?宗教か?  んなわけないじゃん。それなりに手立てを講じなければ、子ども集団は決してよくなりません。

きっと、子どもとの横の関係を重視する教育なんでしょう。都会時代、若手のときは僕もそうでした。それで、失敗もしました。 今、僕は縦の関係を重視する教育です。
実はどっちかが大切か?という話をするつもりはありません。多分両方必要なんです。
でも、最初は、しっかりと縦の関係でクラスの規律を作ってから、その後、子どもと横の関係を作っていかなければと思っています。

この学校の一代目崩壊クラスの子ども達は僕を、学校で一番おもしろい先生だと・・・・今は言います。
僕、授業で結構ふざけるので・・・・・・まあ、ユニバーサルデザインの仕掛けなんですが、わざと間違えたり^^
それで彼らとは、しっかりと横の関係を築けたかなとも思っています。
でも、この順番を逆にしたら、僕は去年、あのクラスを立て直すことはできなかったでしょう。

席替えを子どもの希望でやる?
筆箱の中身が自由?
ノートの使い方も自由?
発言は好き勝手?言いたいもの勝ち?

ふざけんななよ・・・・・・・・・あ、これB先生の6年生のクラスです。

縦の関係対横の関係。僕対B先生。ことはそんな単純なことではないんです。
B先生は、おそらくまだ熱心な方です。子どもに対する思いが素晴らしいです。技術は全くありませんが。

学校って、良くも悪くも、個人商店の集まりなんです。
僕みたいな縦の関係、恐怖政治のクラス。
お兄さん、お姉さん、友達関係の横の関係クラス。
無関心、勝手にやってればっていう、放任クラス。   問題外だけど

まあ、こんな色々なクラスが混在しているのが学校です。みんな色々な商店を開いているんです。
これをよしとするのが、今の学校だとすれば、これがおそらく問題なんだと思います。
僕の視点は、もはや管理職の全体的な視点になっています。
僕の学校は、僕の商店しか開きません。それ以外は倒産ということで^^

管理職のケーススタディ・・・・
(3)校長である僕の言うことは絶対に聞いてもらいます。あなた方と議論するつもりはありません。

・座席は担任の先生が決めてください。
・筆箱の中身は全校で統一します。
・ノートの使い方は、統一します。
・勝手発言は許しません。挙手、指名、発言の流れは絶対崩さない。
・国語の授業の進め方、算数の授業の進め方、全部統一します。
・教室に入るときは、あいさつをします。
・指名されたら、返事をします・・・

すいません。あまりにたくさんあふれてきてしまいます。終わりそうにないのでここでやめておきます。

おそらく、僕がクラスでやっている指導方法を、全員の担任の先生にやってもらうことになりそうです。
これが、僕が管理職になる理由・・・・やっとはっきりとわかりました。

僕が一人でやっていたなら、僕のクラスだけが毎日楽しく過ごす。

でも、僕が校長になったなら、全クラスが楽しく過ごせるかもしれない。ああ、そういうことか^^

やっと、N先生が言っていた意味が分かりました。
ならば・・・やってみるか。教頭職、つらい仕事みたいだけど、N先生と一緒なら、何とかやれそうだし。
荒れた学校を立て直すのも楽しそうです。

管理職やっと、僕の中に入ってきた感じです。