\放射能リスコミイベント終了!/
2/12、3/3とついに計4回のイベントが無事終了することができました。
▼国立医療保健科学院 山口先生による詳細はこちら!
※ご質問やご意見、ご感想。
イベント参加の有無に限らずお受けしています。
お気軽にご連絡ください。
ndsupport@niph.go.jp
(国立医療保健科学院 山口先生)
kaneko.hiroko93@gmail.com (KKP金子)
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\食の安全リスクコミュニケーション講座/
3/3 東京 渋谷区開催
きのこの食育ワークショップ
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【日 時】3/3(土) 10:00〜/15:00〜
【場 所】渋谷区文化総合センター大和田
【対 象】小学生以上
【参加費】無料(きのこの夕ご飯つき!)
【内 容】
きのこの食育講座、きのこをつかった料理教室・食の安全のミニレクチャー
https://ameblo.jp/kkp2013/entry-12344956125.html
【共 催】子ども向け食育団体「キッチンの科学プロジェクト(KKP)」
平成29年度放射線健康管理・健康不安対策事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)「地域保健活動における放射線リスクへの対応のあり方に関する研究」主任研究者:山口一郎)国立保健医療科学院 生活環境研究部 山口一郎
【協 力】NPO法人元気になろう福島
▼リーフレットダウンロードはこちらから(PDF)
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< 主な内容の紹介 >
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最初にご挨拶し、まずは目的を一言。
今回のワークショップは、
*福島県産のきのこを食べて応援、を第一の目的としてるのではないこと。
*福島産のきのこが「風評被害」をうけていること
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*放射能に関してあまり知識がないのに、漠然と不安だから買わないと思っている人がいること。
(消費者庁調査より)
*それを踏まえて、科学的な知識をインプットして、自分で判断できるよき消費者になってもらいたい
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*リスク・コミュニケーションの場に。
そんな目的をまず説明してのスタート。
最初にお集まりいただき、
アンケートにご記入。
イベント前後で、食の安全のとらえかた(リスク認知)への変化があるかどうかを調べます。
<第1部>
きのこの食育講座
(きのこ営業マン露木さん)
(KKPみせす)
ということで!
きのこって何?のアイスブレイクからスタート。
子供心掴むもりあがるきのこクイズ。
◯きのこって何?
◯毒キノコ?
◯どうやって育つの?
きのこは森の分解者!
どうしてきのこは放射性物質をためやすいのか?ーもこんなお話を知ることで科学的に理論的にわかるきっかけに♡
最後にはまさかのきのこソング♡
歌って踊れるきのこ営業マンー!
露木さんにこどもたちもわくわくとりこに(・∀・)♡
▼露木さんのきのこうんちく記事
「きのこのじかん」はこちらから
みせすからは、干し椎茸のだしの話も。
どうしたら美味しく干し椎茸が戻せる??
だしの飲み比べ
どうして干し椎茸は合わせだしでつかわれるの?
そんなことも。
乞うご期待!
<第2部>
○きのこクッキング
(野菜ソムリエプロ加野さん
KKPみせす)
○放射能と食の安全トーク
(国立保健医療科学院 山口先生
地域メディエータの半谷先生)
大人と子供に分かれてのコンテンツ。こどもたちには調理体験している間に保護者向けにお話タイム。
保護者向けには、損失余命を用いながら、
食品中のリスクについて、専門家の先生にお話ししていただきました。
その間に、こどもたちは、
お料理タイム♡♡(・∀・)
教えてくださるのは、野菜ソムリエプロの加野さん!こども料理教室の専門家でもあります♡
<第3部>
いただきます!
どれも本当に美味しくて。というのは、素材が美味しいから。
みせすからは、食育や生産者の想いを一言。
原発事故のコールドスポットとして風評被害をうけた群馬県産の有機米、古代米浦部農園。
福島県産のしいたけ農家の泉さんの紹介もさせていただきました。
▽古代米浦部農園
▽南相馬しいたけ農家 泉さん
<第4部>
◯リスク・コミュニケーション
◯きのこで遊ぼう
保護者の皆さんで、
実際に感じたことをシェアしながら、
みなさんでコミュニケーション。
イベントの感想や、放射能の影響のこと。
専門家と一般市民との対話。
一般市民同士での対話。
リスク・コミュニケーションはもやもやするイベントかもしれないけれど、科学の不確実性を補完しみんなで考えていく。そんなコミュニケーションのひとつ。
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その間にこどもたちはきのこ釣りゲームに挑戦♡ゎくo(。・ω・。)oゎく
きのこ釣れたよ!!
そんな長い半日×2日が終了。
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私にとってははじめてのリスクコミュニケーションイベント。
悩んだり、何度泣いたかは計りしれない中、
「食育とリスコミを絡めたのがよかった」と参加者からお話をいただき本当に感謝。
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おいしさはリスクによって、支えられている。
生産者の思いを届ける食育を。
食の愛おしさを考えるきっかけを。
リスクと向き合うことで、思いを馳せてほしい。
そんな思いで駆け抜けてきたこと半年。
本当にこのイベントを実施してよかったのかはわからないけれど...
生産者の想いがつまった、
福島県産のしいたけと、心から美味しいお米を頬張りながら、おいしさを、噛み締めてました。
食育の担い手の一人として、
食のリスクコミュニケーションに向き合ってこそ、食育を伝えていける人になると信じたい。
実はこの企画を始めるきっかけとなったのは、
北海道大学の科学コミュニケーターCoSTEPの特別ゲストとして、「同期」であり「教授」である、笠田先生が仙台から駆けつけてくださいました!!
まだまだリスクコミュニケーションの「対話」とは言えないワークショップではありましたが、
もうすこし工夫してきっともっともっと場作りができそうだなぁと...反省しつつこれからのわくわく。
普段こどもの科学実験でお世話になってる方々も駆けつけてくださったり。゚(゚´Д`゚)゚。
本当に皆様に支えられる一方で
至らぬ点も多く反省ばかりです。
それでもこうして無事イベントが終わり、皆様に感謝の気持ちばかりです。
今回の企画に本当に多大なご協力をいただいた、野菜ソムリエプロのゆみさん。
福井でゲットして(!!)
強引すぎながらも、イベントにご協力くださった、露木さん。
そして。リスク・コミュニケーションのイロハを教えて下さり、当日のメインである
山口先生、半谷先生。
お手伝いいただいたスタッフの皆様、
そしてそして。
参加された皆様。
関係者のみなさまに
心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
この企画は研究打ち切りのため、今回を持って一度終了いたします。
しかしながら、もしご要望や需要があればぜひとも今後も何かしらの形で継続できたらとも思っています(出前授業承ります)
ぜひみなさんの率直な意見、コメントでもメールでもよいので、心からお待ちしています。
ndsupport@niph.go.jp
(国立医療保健科学院 山口先生)
kaneko.hiroko93@gmail.com (KKP金子)