マリッジブルー 解消|症状から解決法まで 破談や婚約破棄になる前に 結婚の不安や悩みに対応 -6ページ目

マリッジブルー 解消|症状から解決法まで 破談や婚約破棄になる前に 結婚の不安や悩みに対応

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これは主に男性なのですが、性的な欲求を満たすために浮気をすることがあります。


脳科学的に示されているのは、オスは3年でメスに飽きるのだとか。


これは、自分の子孫を残そうというDNAに刻まれた欲求からすると、正しい対応です。


自分の種を残すための確実な方法は、なるべく多くのメスと性交することですから。



「人間は動物とは違う!」と、怒鳴りたい気持ちは理解します。


けれど、生物学的には間違いなく動物の一種に過ぎず、進化の過程で動物から脱却できたとは思えません。



したがって、オスが浮気性なのは、しょうがないのです。


だから女性の皆さん、あきらめてください。




と、これで終わったのでは救われないので、別の観点から話をしますね。



男に限らず、飽きることによって新たな刺激を求める気持ちは、人間なら誰でもあるでしょう。


私の場合、カレーライスが大好きなのですが、さすがに毎日だと、いつかは飽きるでしょう。


それと同じで、毎日同じパートナーと同じことをすれば、必ず飽きるのです。



ただし、だからと言って、必ず他の相手を探す必要性はありません。


たとえばもし、カレーのレトルトパックしかない無人島に漂着したら、飽きたからカレーを食べないとは言わないでしょう。


つまり、欲求は欲求として認めるものの、それを満たす必要性はないということです。



浮気をしたい欲求というものは消せないとしても、それを満たす必要性はありません。


それなのに、その欲望に負けてしまうのはどうしてでしょうか?


それは、依存心です。どうしてもそれが必要だという気持ちです。その度合いが強ければ強いほど、欲望に負けてしまうのです。



では、その依存心はどこから生じるのでしょうか?


それは、心の不安からなのです。


不安があるから依存心が生まれ、自分の意に反して(=欲望に負けて)浮気をしてしまう。


それはある意味で、自分の自由が制限されていることになります。



おわかりでしょうか?


だから不安を解消し、依存心をなくすことで自由を取り戻すことが、幸せにつながるのです。


本当の意味で愛したかったら、本当の愛情関係を結びたかったら、まず不安を解消することなのです。



「私というものがありながら浮気するなんて!」


そう言って夫の浮気を責める妻の姿は、ドラマや小説でよく見る情景ですね。



この妻の心理を分析すると、こういうことになります。


自分のことを愛していないから、愛が足りないから、他の女に振り向いてしまうのだ。


つまり、愛するなら1人しか見ないはずだ、と考えているのです。



しかし、この理論は成立しません。


たとえば、次のようなセリフも、よく聞かれるでしょう。


「お母さんは、私と妹と、どっちが好きなの?」


兄弟姉妹を平等に愛しているつもりでも、子どもからはそう受け取ってもらえないことがありますよね。


子どもは、「もっと私のことを愛してよ」と、親に訴えます。


親は、どの子も同じように大事だし、同じように愛していると言います。


つまり、複数の人を同時に同じように愛せると言っているのです。



こう言うと、「親子の愛と、男女の愛とは、別のものです!」と反論されそうですね。


本当に、そうでしょうか?


性的な関心が伴うかどうかという違いはあるでしょうけど、愛情に関しては同じだと思いますよ。



性的な関係を持つことと愛情関係は同じだと、多くの女性は考えます。


しかし男性は、そうは考えない人が多いでしょう。


男女の価値観の違いと考えることもできますが、私は、もともと性的な関係と愛情関係は一致しないと考えます。


まれに女性でも、愛情関係抜きで性的な関係を求めることがあるからです。


良いか悪いかは別として、そういうものではないでしょうか?


また、性的な関係と愛情関係を分けて考える方が、より豊かな愛情関係を結ぶ上で有効だと考えます。



話が長くなるので、続きはまた改めて書きます。


今日のところは、愛が足りないから浮気をするとは必ずしも言えない、というお話をさせていただきました。