「これから結婚するのに離婚届を書いておくだなんて、そんなの不吉じゃないの!?」
そう思われる方も多いでしょうね。
ではお尋ねします。
大安の日を選び、祝儀袋も結び切りにし、夫婦の誓いの言葉を互いに述べて、そういう結婚をした人は幸せな結婚ができると保証されていますか?
もし保証されているなら、ぜひそれをやってください。
これ以上、このブログを読まれる必要はありません。
でも、そういう祈願の類では幸せな結婚が保証されないということが、厳然たる事実ではないでしょうか?
少なくとも私は、そう思っています。
そういったものと幸せな結婚とは、何の関係もないからです。
逆に、大安の日を選ばずに結婚したら、その結婚は必ず不幸なものになりますか?
これも、そうは言い切れないでしょう。
そういう迷信じみたことよりも、もっと重要なことがあるはずです。
もっと自分でコントロールできることがあるはずです。
そのことを知ることの方が、よほど幸せな結婚に結びつくことだと思いますよ。
離婚届を書いておくことは、離婚のための準備ではありません。
いつでも離婚できるという自由な状態を確保することが目的です。
自由であれば、相手から縛られることはありません。
逆に、相手を縛ることもできなくなります。
そういった人間本来の自由な状態を共有し合うことで、本当の意味での愛を体験できるのです。
あなたは結婚によって、本当の愛を体験したいのですか?
それとも、規則に縛られた奴隷状態を体験したいのですか?
どちらを選ぶことも可能です。なぜなら、あなたは本質的に、自由だからです。