本当に疲れてどうしようもない時にする練習3選(音楽) | 河野一之のブログ

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本当に疲れてどうしようもない時にする練習3選(音楽)

仕事をしていたり、音楽家でも他の業務と重なったり家庭の事情が重なったりすると疲労も困憊し楽器に向き合うのもしんどくなります。

 

身体は重く気力は削がれ、過去に言われたことがあるであろうネガティブな意見が心を支配をしたりもします。

 

  • そんなんだからダメなんだよ

  • またやらないの?

  • etc

 

しかしそんな時にでもどうやってモチベーションを保ち少しでも練習をするかの工夫を考えてみました。家に着きベッドに倒れ失神するほどの疲れなら間違いなく寝たほうがいいですが、残りHPが10あるならできるいくつかの方法です。

 

もくじ

  1. 5分でもやる

  2. 本当に簡単なことだけやる

  3. 早く寝る

 

1、5分でもやる

  1. 何もしなかった、できなかった

  2. 1分でも5分でもほんのちょっとでもやった

 

この違いがものすごい大きいのはわかります。これが例えば一年間続けば

  • 1分なら=年間6時間

  • 5分なら=年間30時間

これだけ変わってきます。何かを習得するには10,000時間やれば習得できるとかいう話もありますが、日々のほんのちょっと1分=60秒やるだけで年間6時間も音楽に向き合えたことになります。

 

しかも何が一番の要かというと

 

自分でやった!という能動的な意思です。

 

  • 疲れて、「あぁ今日もできなかった、やらなかった」という後ろ向きな気持ちか

  • 1分でも5分でも「ほんの少しだったけど自分の意思で”動かした”自分のためだけの時間が一日にあったという気持ちか

 

は積み重なればどうなるかわかります。

 

僕も自分で今日は吹かない!と決めない限りマウスピースにも触れない、バジングもしない、指を動かさない日というのは無いようにしています。

 

5分でも10分でも時間があればロングトーンをしたりマウスピースだけ吹いたりフィンガリングの練習をしたり何か自分から動く能動的な時間を作ります。

 

この前のめりの姿勢は次にゆっくり練習できる時に確実に何か違いを見せますし、日々の人生をより豊かにします。

 

2、本当に簡単なことだけやる

超疲れてるので複雑なことなんて無理なわけです。

楽器を吹くと言うのは毎日息を吸うように吹ける環境があれば別ですが普段生活している中でしていない動作なので脳と身体をとても使います。

 

なので1でも書いたように本当に簡単な音楽の練習だけ行います。

 

  • マウスピースだけ

  • 指だけ

  • 楽譜を読む

  • 音楽を練習目線で聴く

  • 呼吸のトレーニングを行う

  • 演奏のイメージトレーニングを行う

  • 筋トレをする

などです。

昨日の記事でも書きましたが「タスクの達成の仕方3選」

 

複雑な作業

  • 楽器を吹く←楽器をケースから出してマウスピースを挿して演奏する

  • 曲の練習を行う↑

  • 基礎練習をする↑

となりますのでいくつかの工程が必要です。

でも上記の簡単な例であげたものなら超シンプルです。初動5秒ぐらいでできます。

 

超疲れていたりモチベーションが上がらない時はシンプルで簡単な作業から行なっていくとドーパミンが出て脳が活性化していきます。そしてそのうちもう少しだけ複雑な作業がしたい!とモチベーションがあがってきたり、抵抗を感じなくなってきたらやればいいだけの話です。

 

3、早く寝る

やろうか、やらまいかどうしようか

 

とモジモジモジモジ悩んでいても結局スマフォの画面を眺め時間が過ぎやりません。

 

だったらもう「寝る!!!」と決め早めに寝て朝いつもよりも10分だけ早く起きてやりたいことをやるほうがいいです。

 

実際に朝活が流行っているのもありますが

 

  • 夜に強い人は夜に

  • 朝に強い人は朝に

  • 昼に強い人は昼に

人それぞれ適したやり方がありますが、夜行性の人間は多くはないのでモジモジするぐらいならとっとと寝て朝少しだけ自分のためだけの時間を作りマウスピースを吹いたり筋トレしたり、楽譜や音楽鑑賞に集中したりしたほうが有意義です。

 

 

まとめ

どうしても忙しくなってきたり、疲れが溜まってくると視野が狭くなり決まった行動ばかり取りがちです。その方が楽だからです。

 

でもその無意識に身体を乗っ取られず、

「本当は自分がどうなりたいのか、どうしたいのか」

という意思の元、少しの変化や自分のコントロールをその場だけでみたら1分ですが、長い目で見たら年間6時間も自分のためだけの贅沢な時間を過ごせたと言うことになります。

 

たった1分です。スマフォいじってモジモジしていたら10〜30分平気ですぎるその30分の1です。

 

楽器を出した!だけでもいいかもしれません。そこに自分の意思があるであれば

 

コントロールできないから疲労困憊、精神的にしんどい

 

という状態になるですが、だったらすぐ寝るとか仕事の量をコントロールする、誰かに相談するという手もあるはずです。

 

ぜひご自分の1日、人生を自分でコントロールし1分でもご自分の時間を作ってあげてください。

 

ご読了ありがとうございました。

 

河野一之