SNSでネガティブな内容を投稿するべきではない3つの理由 | 河野一之のブログ

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SNSでネガティブな内容を投稿するべきではない3つの理由

昨今、韓国でのSNSを通した誹謗中傷によって亡くなられた方やネット上での炎上や暴言で訴訟問題なども数多く発生しています。

 

そんな中僕自身も身の回りでSNSでのネガティブな内容をよく目にし、見えないようにしたり、見える回数を減らせるような設定にしたりと工夫をしながらSNSを使っています。

 

音楽家、個人事業主としてSNSを多用させてもらっている身として気をつけている点を今日は記事にしたいと思います。僕自身失敗をしながら学んできたことですし、この先新たに人ごとになる事は一生ないでしょう。

 

もくじ

  1. 解決しない

  2. 自分自身がその投稿に影響を受ける

  3. 消せない

 

1、解決しない

例えばTwitterやFacebook、今ならInstagram, Ticktokなど色々な種類のSNSが世に溢れていますが、そこで愚痴を言ったり、悪口、誹謗中傷を書いたところで

 

自分が感じた嫌な気持ち、問題は解決しません。

 

それどころかTwitterなら英語で280文字、日本語なら140文字で自分の思いをつぶやきます。

その文字数は約文庫本1ページのたった5分の1、そのスペースで相手にわかってもらい、反省を促し、謝罪を要求するというのは超絶技巧です。

 

また直接DMや電話などをし抗議を行うのであればわかりますが、わざわざ誰でも見られる投稿板、つまり駅で言えば伝言板のようなところに特定の誰かに対する愚痴、悪口、誹謗中傷を載せても繰り返しになりますが解決の可能性は低いです。

 

それよりもそれを見かけた人々の気持ちを不快にさせます。しかし、SNSは基本的に見たくないものは見られなくすることが可能なので「見たい人もいるじゃん」という意見は通ります。なのでこれは僕がそのような内容を投稿しない理由です。

 

また世の中には自分の不満を解決したいという思いよりも、ぶちまけ共感してほしいという人もいるのでこちらが巻き込まれないようにする必要があります。

 

せっかくインターネット接続料金を支払い、人生の時間を使いSNSを眺め世界の素晴らしい人たちのつぶやきや情報、海外や日本各地の友人たちの近況を見られる面白く無限の可能性を秘めた場所でネガティブな記事を投稿し共感を得て自己肯定感を高めるよりも問題解決を第一に信頼できる家族や友人に相談した方が100倍解決します。

 

 

2、自分自身がその投稿に影響を受ける

自分の口から出た言葉を最初に耳にしているのは自分自身です。

たとえ文字であろうとそんな自分が生み出した言葉=言霊たちは周囲、ひいては自分自身に多大なる影響を与えます。

 

いつも批判的だったりネガティブだったりされる方々のお顔つきとそうではない方のお顔つきやまとっている雰囲気に違いがあるのと同じで、SNSに呟いた無責任な批判や誹謗中傷は自分に帰ってきます。

 

例えば、

  • 誰かの演奏にケチをつければ自分が演奏を発表しようとした時にその声が返ってきます。

  • 誰かの容姿をバカにすれば自分が写真をあげる時に同じこと言われるのではと思うでしょう。

  • 連絡が遅い、この俺だぞ!もっと丁重に扱えと書き込めば自分の連絡が遅れてしまった時にものすごい恐怖を感じますし、他の誰かからそういう扱いを受けます。

バタフライ効果と似ていて、自分が発した事は大なり小なり人や世界、そして自分の生きている世界に影響を与えます。

 

悪口を言うと返ってくるよ!と幼い頃に習ったこともある人も多いでしょうが全くその通りで、その理由は自分が聞いて、見て、指が覚えているからです。

 

3、消せない

これが一番やっかいです。

一度世に出た言葉たちは現在ではそれぞれのサーバーに貯められたり、魚拓といって写真を撮られてしまえば許可を取らない限り自力では2度と消すことができません。

 

たった一言「○ね」と呟いた一言で脅迫罪、さらに悪口を書けば名誉毀損罪、侮辱罪にもなりますし、文章&データとして残っているので証拠としてしっかり残ります。

 

また消せない=どれだけ歳を重ねて成長をしSNSでネガティブな内容を呟くことが不毛だと知りやめたとしても、過去の自分の投稿は残ります。消したとしても上記のように残されてしまえば消える事はありません。

 

またもし消していなくまたその投稿を見た時将来の自分はどう思うでしょうか?それを自分が親になった時、大切な人や家族ができた時一緒にSNSを見て遊んでいる際にそんな投稿が出てきたらきっと楽しい話題にはならなさそうです。

 

そんな事を

 

  • 自分でネット料金を払い

  • 電気使用量も払い

  • 人生の時間を使い

  • 解決もしにくい方法をわざわざ選び

  • High Risk& Super Low Returnな方法を

わざわざ選び行う必要はありません。

 

まとめ

僕もストレスが溜まらないのかといえば嘘になります。

しかし、それをSNSに書き込んだところでどうにもなりません。

 

例えば妻や家族、友人たちに話を聞いてもらったり、筋トレやサイクリングなどをし発散をしたりここでそのストレスの輪廻を断ち切る努力をします。いまだに全然修行中ですが

 

わざわざ頭が来た時にSNSで

 

「頭にきましたよー!〇〇のせいですよー!察してくださーい!僕は頭にきてますよー!」

 

とアピールする必要はありません。少し冷静になり

 

  • なぜ自分が頭にきたのか

  • その理由はどこにあるのか

この2つをはっきり認識し話し合いが必要なら話し、どうしようもないなら決別するべきです。

 

SNSに投稿する必要はありません。

 

もちろん例外もあります。しかし、Social Networking Serviceです。

 

Socialです、社会的なです。社会に出て頭に来た相手がいたからとその旨を書いた看板を持って実際に街中を歩き回るのがどれだけリスキーか、直接お話に伺うか、弁護士を雇って対応してもらうはずです。

 

ぜひSNS、素晴らしい学びと友情や家族との連絡、そんなHappyな使い方で溢れる素晴らしいサービスとして使いたいものです。

 

ご読了ありがとうございました。

 

作者:河野一之