起きてからスムーズに支度も済ませて

ご機嫌で車に乗り込みました。


でも学校に着くと車から降りず渋る長女。

「行きたいけど行きたくない。」

また長女のどっちつかずが始まりました。


「行くか、行かないか、自分で決めて。

どうしたいの?どうしたいか気持ちを教えて。」

と声をかけてしばらく返事を待つ。

待てども待てども返事は来ない。



「行きたくないなら先生に言って帰ればいいし

行くなら朝の支度もあるから

早く行ったほうがいいと思うよ。

どうする?」

「完全に行きたくないなら帰ればいいけど

迷うなら行ってみればいいじゃん。

行ってみて気持ちが変わるかもしれないし。

もし嫌だったら先生に言って電話してくれれば

いつでも迎え行くよ。

1時間目だけいて帰ってもいいし、

給食食べて帰るでもいいし。」


すると長女が

「だって帰らせてくれないもん。」と。


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昨日、担任の先生から電話があって

長女の様子を教えてくれた。


給食の後

「お母さんに会いたいから帰りたい。」と

長女が担任の先生に言ったらしい。

担任の先生が

「もうあと1時間だけ授業頑張ったら

お母さんに会えるよ。

もう1時間だけ頑張ってみる?」

と長女に考える時間を与えると

「頑張ってみる。」

と長女から言ってきたらしい。


給食の後の授業は体育。

体育は見学したものの、

下校時間までいる出来たらしい。


担任の先生に長女が

自分の気持ちを自分の言葉で伝えられたことは

私もすごく嬉しかったけれど、

何故か心のどこかで

なんか引っかかるものを感じで

電話を切った。


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そんなことがあったようで

昨日は帰りも車で迎えには行ったものの

長女はとてもご機嫌で帰ってきた。


私にもそのような話は長女からしてたけど

明るい感じで話していたし、

お父さんにもそんなこんなの話を

楽しく喋っていた。


そんな昨日があっての長女の

だって帰らせてくれないもん発言。


「頑張ってみる。」と言ったのは

本心ではなかったのか、

担任の先生の期待に答えたいとか

担任の先生の気持ちを察しての

発言だったのか。

色々考えさせられる。

私もなかなか本心言えない人間…。


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そして車の中での登校渋りの話に戻るが、

車で長女とやり取りしてると

1人の先生が声をかけてくれた。


先生

「おはよう。

休憩しながら行ってみるのはどう?

休憩してからクラスに行ってもいいし、

休憩できる部屋もあるよ。

それかクラスの近くの廊下に

座るところがあるから

そこに座って

みんなどんなことしてるかなって

みんなの声聞くだけでもいいし。

休憩しながら行ってみる?

もし帰りたくなったらお家の人に連絡してって

私から担任の先生にお話しもしとくよ。」


「1時間目だけ頑張って連絡くれてもいいし、

いつでも迎え行くからね。」


先生の声掛けのお陰で

ちょっと行く気になったのか

自分から車から降りて先生と一緒に

学校に行くことが出来た。

長女の目には涙だったけれど…。


長女はお友達とおしゃべりしたり

先生とおしゃべりしたりすることが

とても楽しいらしい。

「今日は何が一番楽しかった?」と聞くと

決まって「みんなとおしゃべりしたこと」と

長女は答える。

みんなとのおしゃべりが楽しくて

学校に行きたいのだろうけど、

行きたくないとも思う気持ちは

何処から来てるんだろう。

付き添い授業のときからの謎。


『行きたいけど行きたくない』


今週はなんだか月曜日から渋り長女。

なんかそんな気分にさせる気候なのか?

なんかそんな気分なモードなだけ?

よく分からんけど今週はこんな感じです。


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追記


下校時間が過ぎてすぐ担任の先生から電話。今日の様子を教えてくれた。


「休憩したい」とか「1人になりたい」と言って1時間目と5時間目の授業は出れなくて会議室や職員室で過ごしたみたい。

給食もほとんど食べられず。


でも帰りたいとは言わなかったみたい。帰りも昨日一昨日は迎え行ったのに、今日は歩いて帰ってきた。


なんだか今週は月曜から精神的に安定しないなぁ。


朝の長女の「帰らせてくれない。」発言が気になったので、思い切って私の思うことを担任の先生に言ってみた。

・今週精神的に安定してないからハードル下げて、帰りたいって言ったら頑張るのはやめて私に連絡してほしいこと。

・朝の「帰らせてくれない」発言のこと。

・二年生になった途端、朝の支度の様子がガラッと変わって頑張ってる感がすごく伝わってくるから長女にとっては学校生活をちょっと頑張り過ぎてしまったのかもしれないということ。

・担任の先生には本当に感謝の気持ちで一杯なのでその気持ちも伝えました。


相手がもしかしたら嫌な気持ちになるかなぁとか思うことは本当言葉にして伝えるのが下手。苦手。


どういう言い回しで言ったら失礼がないかなぁ?とかややこしい思考が働いて訳わかんなくなって結局泣きそうになりながら、いや半分泣きながら話してる私。


小さい時から全く変わってないな。


長女を通して自分と向き合う時間でした。


担任の先生は「こちらがちょっと熱くなっちゃってたかもしれません。」って私の話を丁寧に聞いてくれて、私も全部言いたいこと言えました。本当に親子共々お世話になり、本当にありがとうございます!