痔の手術をした時のことを書いています。

痔の手術をする前にネットで調べたことや
人から聞いたことと
実際の手術、入院生活が
どうだったかを検証してみたいと思います。

題して「取り越し苦労」シリーズ


■ 手術後、おしっこを尿瓶でする。
  できないときはカテーテルを挿入するが痛い ■


ネットでは
手術後に4時間は頭を上げてはいけない。
だから、トイレに行けないので尿瓶でする。

でも
尿瓶でするのは難しく
出ないときは「カテーテル」を挿入する。

このカテーテルが無茶苦茶痛いらしい。

【検証】


23:18に意識が戻り
ナースコールをして尿瓶を持ってきてもらい
尿瓶におしっこをするが、
ネットに載っていたようにおしっこは出ない。

我慢できるので、ふたたび眠りにつき
気がついたら日がかわった夜中の2:00

今度は、本当におしっこがしたくなった。

とりあえずナースコールして看護師さんが来たので
「おしっこしたいんだけど尿瓶は無理だろうから
尿道カテーテルになるのかなぁ」 と聞くと

「足がしびれてなければ、トイレへいってもいいよ」という

ネット情報で手術後4時間ぐらいは
横になって頭も上げてはいけません
というのが頭に入っていたから

最初のトイレは尿瓶か尿道カテーテルのどっちしかないと思い込んでいた。
足の指を動かしてみると、なんのしびれもなく動くので
そのままトイレへ歩いていく。

【結果】


最初に意識が戻ったときに
4時間以上たっているのだから
そのままトイレに行けばよかった。

看護師も、素直に尿瓶を持ってきたのは
痛くて動けないからと思ったのかもしれない。

思い込みってやつですね・・・

 


■ 麻酔が切れた時が猛烈に痛い■

ネットでは

痛くて、鎮痛剤を追加したけど、
時間が来るまで、飲めず
死ぬ思いだった。

私も

昔、盲腸の手術の時に、麻酔がきれて
猛烈に痛くなって、鎮痛剤の追加を頼んだら
時間が来るまで使えないから
我慢するように言われました。


麻酔医の副院長も言ってましたが痔の手術で一番痛いのは
①麻酔が切れた時
②最初のうんち
です。

【検証】

硬膜外麻酔は手術後も、
チューブを3日間ぐらい腰からさしたままにしておき
少しずつ鎮痛剤(麻酔薬)を流し続けて痛みを和らげます。

【結果】
麻酔が切れたときは眠っていたし
手術後も鎮痛剤(麻酔薬)を流し続けて痛みを和らげているので
痛いのは痛いですが「麻酔が切れた時が猛烈に痛い」ということはありませんでした。



■ 手術翌日の朝食は食べられない ■

 

前もって、食事については、
部屋ではなく食堂で食べることになっていると
看護師より説明があった。

ただし、手術翌日の朝食のみ
部屋に運ぶので、部屋で食べてください。

でも、だいたいの人は食べれないけどと言ってました

【検証】


手術翌日の朝食の時点で、腰につけたチューブの
鎮痛剤(麻酔薬)はまだ残っていて、少しづつ流し続けている。

【結果】


少しづつ鎮痛剤(麻酔薬)を流し続けているんで、イスに座って普通に朝食を食べました




次回に続きます。

 

 



【取り越し苦労シリーズ】

取り越し苦労 ① 2020年5月21日

■ 痔の手術は痛い ■
■ 座浴器か小さいタライを用意する ■
■ 高血圧、血糖値、体温(37.5℃)が高いと手術できない ■

取り越し苦労 ② 2020年5月22日

■ 下剤を2リットル飲む ■
■ 浣腸を5分我慢できない ■
■ 手術のことを考えると眠れない ■
■ 背中にする麻酔の注射が痛い ■

取り越し苦労 ③ 2020年5月23日

 

■ 下半身麻酔なので手術中に意識がある ■
■ 麻酔が切れるまで頭を上げてはいけない ■
■ 曲るストローやペットボトルストローがいる ■

取り越し苦労 ④ 2020年5月24日
■ おしっこを尿瓶でする。
  できないときはカテーテルを挿入するが痛い ■
■ 麻酔が切れた時が猛烈に痛い■
■ 手術翌日の朝食は食べられない ■

 

取り越し苦労 ⑤ 2020年5月25日


■ うんこするときが猛烈に痛い ■
■ ふりかけを持って行くといい ■
■ 晩期出血をすることがある ■
■ 痔は再発する ■