前回の続きです。


息子「チョコは今、全部食べるのプンプン!」


私「ショーンは今、全部チョコ食べたいって思うんだね。パパは今ショーンがチョコを全部食べちゃうと、夕ご飯が食べられなくならないか心配なんだよ。」


息子「ちゃんと食べるよ~」

私「じゃあさあ、ショーンも、パパも二人とも嫌じゃない方法を考えよう!ペンと紙を使うよ」


息子「え~なにそれ目!」


私「まず最初に、二人でいろんな案をだしていくよ」


僕が話してる意味をどこまでわかってるのか微妙ながら、「ペンと紙…お絵描きやるのパパ!?」みたいな感じでわりとノリのいい息子。


私「まず、ショーンは、ご飯の前に全部チョコを食べたいんだよね。(紙に書く、案①とする)」


息子「うん」


私「パパの案は、最初にご飯を食べてから、チョコを食べる。(紙に書く、案②とする)」


息子「やだ」


私「違うの。まずは色々な案を出してから、イイとかヤダとか決めるんだよ。」


そうして、紙に書いた案とそれに対する息子と僕の評価は次のようになりました。


案①ご飯の前にチョコを全部食べる →息子○ 私Χ


案②ご飯の後にチョコを食べる →息子Χ 私○


案③ご飯の前にちょっとだけチョコを食べて、ご飯の後に残りのチョコを全部食べる →息子Χ 私○


案④ご飯の前はチョコを我慢する代わりに、ご飯の後にはチョコとママの作ったオレンジゼリーを食べる→息子Χ 私○


案⑤ご飯の前にはチョコではなく別のおやつ(=親的に抵抗の少ない、オーガニック系のもの)にしておく→息子Χ 私○


案⑥ご飯の前にはチョコを我慢する代わりに、明日ケーキを食べる(*翌日はもともとケーキは買う予定だったが、息子は知らなかったので、うまく利用してみた;ちょっとこずるい手ですが)→息子Χ 私○


こんな感じでした。他にも何案か僕から出しましたが、結局息子は最初の希望以外は全てΧでした。正直「もう終わった…」と思いました。


私「困ったね、いい方法がないかねえ…」


とか言いつつダメもとで、案③を具体的に説明。マーブルチョコの入った、筒状のパッケージを見せて、


私「こからここまでの分(→全体の1/3か1/4位の範囲を指で示して説明)をご飯の前に食べて…」


息子「いいよ音符


私「へにゃー!?」


続く。