24日の協議内容をもう少し細かく知りたいとの意見がありましたので、追加いたします。
◆24日市川市との話し合いの内容◆
【市川市側のお話】
始めに、市から建替え計画に当たり、関係者の皆様にご意見を募り計画を進めていくといった手法も有りますが、今回の校舎建替えは耐震改修の一環として行っているため、児童の安全性を確保するため時間的に制約が有ること、敷地面積や建て替えを行わない既存校舎及び体育館の配置変更ができないこと、給食の提供を止めないことなど、多くの制約がありこれらを総合的に調整するために市が主導して学校と調整しながら計画を進めていく手法としました。
様々な検討を重ねた結果、今の事案に至り決定とした為 原案見直しについては現状難しく、市川市側としては予定どおり続行したい方針ですとのお話し。
ただ、校舎以外の検討内容については出来る限り要望に応えていきたいとのことでした。
【話し合いの内容】
①校舎・給食室棟の位置について⇒
給食室棟は、近隣住宅への調理臭と食器洗浄等の騒音を考慮し、原案の場所となりました。(同ケースの学校があるが、近隣からの苦情があるそうです)。
またバス通りに面したのは、トラック移動と運搬のスムーズさを考えての事だそうです。
②何故、現行のままの校舎にならないのですか⇒
検討しました。給食室棟が入ることにより、児童と、給食搬出入車両の導線が重なり安全確保が難しくなるので、現行の配置計画は却下されました。
また現農園側には、近隣住宅のことを考慮し給食室棟は建てられない為、現校舎位置案はなくなりました。
③どうしても見直しは出来ないですか⇒
これからの見直しは白紙扱いとなり、設計計画を見直すだけでも、書類審査と検討、書類提出、受理、それからの入札等々 数年かかるものと思われます。
また予算の一部は国からもあります。しかし、国からの予算は数年に分けて出されます。その為、今の段階で計画が進んでいない場合 次年度の予算についての予算の計上が不透明になる可能性もあります。
④見直しを検討していくなかで工期など工夫次第で改善できませんか⇒
様々な手続きが必要であり、仮校舎などはリース期間など手続きと時間がかかるため、今の工期より短くできるかどうかわかりません。
⑤どの方角から見ても死角がある事、教室が校庭に面していない、陽当たりの悪さ、環境の悪さについてどうなのですか⇒
返答はありませんでした。
⑥校舎建替えの必要性は7年前には解っており、時間的制約があるとはどういうことですか。また7年の期間があったのに地域関係者の意見を取り入れる時間が取れなかったのは何故ですか⇒
明確な返答はありませんでしたが、地域関係者との説明会は開催し、そのなかで過去に現校舎の位置での計画や、災害時の対応のため1800食をまかなえる計画も有ったとの説明がありました。ただし、すべて口頭での話のため、図面などは無かったそうです。
⑦賛否アンケートの取り直しを⇒
すでに工期が遅れていることへの不満の声が上がっている。仮にアンケートを行っても、賛否双方の意見が有ると思うので、どちらかに100%とはならないため、どちらが正解という答えは見いだせない。
その他、署名の際にいただいた皆様からの様々な意見要望もお伝えしました。
最後に、もう少し早い段階での説明会や話し合いの場を作る必要があった旨のお詫びがありました。
市川市側でもいろいろな事を想定し、協議を重ねた結果 これが最善案となったとのこと、簡単に決めた訳ではないことをご理解いただきたいとの説明でした。
以上が話し合いの内容です。