大阪、欧米基準の無料Wi-Fiが新登場 『Osaka Free Wi-Fi』進化 | ITCトレンダー・カワピーの気になるブログ‐ゲーム、PC、デジタル機器情報

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大阪訪問の海外観光客について、以前圧倒的に多数を占めていたのは中国・韓国人観光客でしたが、近年欧米の観光客が増加している事が実感できます。



公益財団法人・大阪観光局は25日、溝畑宏理事長が大阪市内で記者会見を行い、無料公衆Wi-Fi『Osaka Free Wi-Fi』のリニューアルについて説明した。大阪・関西万博を見据え、欧米を中心に導入が進む新規格を採用した『Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming』を10月1日より提供する。


 『Osaka Free Wi-Fi』は官民一体で2014年1月から提供開始し、外国人旅行客をはじめ、無料で使えるWi-Fiとして利用されてきた。今回新たに、安全性・利便性を高めた国際規格「OpenRoaming」に対応する。


 「OpenRoaming」は、シスコシステムズが開発したものをベースに、国際的なモバイル通信業界団体のワイヤレス ブロードバンド アライアンスが運用を行い、欧米で普及が進んでいる。これまでの無料Wi-Fiで課題とされてきたセキュリティ面の問題が大幅に改善し、オフィス内と同等の安全性が確保できるという。また、一度の手続きで、全世界の「OpenRoaming」対応エリアと連携できる。提供にあたっては、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが協力する。


 これにより、大阪・関西万博の会場や動線などで、国内・海外・通信キャリアの垣根なく、ストレスフリーでシームレスなWi-Fiサービスを実現。関西国際空港と新大阪駅、万博会場をつなぐ鉄道駅などで整備し、万博会場内でも「OpenRoaming」対応を導入予定。大阪府内の約3000のWi-Fiスポットについても、切り替えを進める。


■『Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming』概要
・提供開始日 2024年10月1日
※関西国際空港(T1・T2ターミナル)、大阪メトロ(夢洲駅)は2025年1月提供開始予定
・利用可能場所 関西国際空港(T1・T2ターミナル)、JR西日本6駅(新大阪、大阪、天王寺、弁天町、桜島、関西空港)、大阪メトロ7駅(新大阪、梅田、なんば、天王寺、本町、弁天町、夢洲)、南海3駅(なんば、堺、堺東)、京阪2駅(中之島、淀屋橋)、近鉄2駅(大阪上本町、大阪難波)、空港アクセスバス
・対応言語:5言語(日本語、英語、中国語/簡体字・繁体字、韓国語)
・利用可能時間 24時間(ただし、各施設などの開所時間内)