物価がぐんぐん上がっていることを
痛感いたします。
物価上昇と円安の影響により
円建てで考えると
私が住んでいた2年前に比べて
2倍になっている感覚です。
例えば、ホテルの
シーザーサラダが8000円
日本酒1合10000円だったり
スーパーの
日本産キュウリが一本400円
日本産キャベツが1800円
だったりします。
まあ、これは香港の中でも
セントラルの値段でして
郊外に行くと安くなりますが
それでもこの半額はします。
日本産のものなんて
原価は上がっていないはずなので
強気な値段設定が
されているだけなのですが
それでも売れるから
こうなっているのでしょう。
今の香港の平均年収は
日本の2倍の800万円くらいで
しかも税金は5-15%で
手取りは日本人の3倍くらいあるため
物価3倍でも払えてしまうのです。
さて、この高い物価に
ついていくべきかということなのですが
やはりついていこうと
頑張った人の方が収入は伸びます。
日本人平均と香港人平均を比べましても
かつて日本人の方が平均年収は高く
その後同じくらいだったのに
今は香港人平均が日本人平均の
2倍になっています。
香港は毎年じわじわ値上げしてきており
例えばタクシー初乗りも
10年前180円だったのが
今は540円するのですが
それに伴い平均年収も増えているのです。
ですので物価が高いところで
頑張るということは
いいことだと思います。
しかし、その一方で
日本の5-10倍する値段を払うのは
さすがにアホらしく感じます。
私は収入が多いので
普通に払っていますが
ただの強気な値段設定に合わせるのは
賢い選択ではないのではないかとも
思ってしまうわけです。
サラダ3000円、飲み物3000円までは
ぜんぜん普通な感覚でしたが
サラダ8000円、飲み物5000-10000円
とかになってきますと
プレミアム付けすぎと
感じずにはいられません。
そんなわけで私は
高いのはいいことだけど
さすがに日本の3倍くらいまでで
いいかなと考えているところです。
また、そう考える人が
増えてくると予想しています。
歴史を振り返ってみましても
大幅な価格上昇のあとは
カウンターカルチャーが出てきまして
ただ大金を使う人より
上手く使う人がクールになってきます。
今の世界の価値観としては
日本の1980年代みたいに
ベタなハイブランドや高級時計や高級車が
もてはやされていますが
次は日本の1990年代みたいに
ニッチだけどこだわりある高品質なものが
人気になるのではないでしょうか。
買い物をする際や
ビジネスや投資をする際には
この点を意識してみると良さそうですね。
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