覚えていらっしゃいますか?
「自分で自分を褒めたいと思います」
1996年のアトランタオリンピック、女子マラソン有森裕子選手の名言です。
私は、子育て相談や、コーチングで、クライアントによく
「自分をほめてくださいね」
「自分にご褒美をあげてください」
と伝えます。
ほめ達!でも、一番にほめるべき人は
「自分」
と言っています。
みなさんは、自分のことをほめていますか?
なぜ、自分をほめるのか?
それは、人からほめられないから(笑)
これは、人からほめられるところがないのではなく、ほめる習慣がない人が多いから。
ほめるって、おべんちゃら。
ほめるって、おだてること。
ほめるって、目上の人が目下の人に向かってすること。
そんなふうに思っている人が多くて、ほめることに高いハードルを感じている人がいます。
誰もほめてくれないなら、自分で自分をほめちゃおう♪
今書いたように、ほめることに抵抗を感じている人こそ、自分をほめてほしいのです。
自分で自分をほめても、誰にも気づかれないから(笑)
自分で自分をほめているうちに、ほめるということに慣れてきます。
ほめ言葉のボキャブラリーが増えるし、ほめどころがわかってきます。
自己承認する、自己肯定感を上げる。
自分をほめることは、その効果があがります。
さぁ、ここで出てくるのが
「自分の何をほめていいのかわからない」
「自分にはほめどころがない」
というご意見です。
本当にありませんか、ほめどころ?
学校に行ってる。
仕事をしている。
家事をしている。
子育てをしている。
朝起きて、夜には寝る。
健康に気をつけている。
ゴミの日を守ってる。
ゴミを分別している。
どれも、当たり前にしていることかも知れませんが、自分が当たり前に思っていることも、他人にとっては当たり前でないことがあります。
自分が「当たり前」と思ってしている「当たり前」のことを、
『私すごい!』
『私えらい!』
ってほめてみてください。
毎日ひとほめ。
1週間すれば、自分がかわります。
1ケ月すれば、人をほめられるようになります。
3ケ月すれば、自分の回りの人との関係性がかわります。
ぜひ、試してみてくださいね。
自分で自分をほめていることに誰も気がつきませんから、人の目を気にすることもありません(笑)
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