先日、同世代の男性と話をしました。

今の悩みごとは、娘が遠距離恋愛をしているのではないかということ。

いや~、なんとも微笑ましい。

というか、何で、それを悩むのか?

不思議です(笑)

 

お嬢さんが、2週間に1回くらいの頻度で、深夜の空港に迎えに来てほしいと連絡してくるというのです。

お嬢さんは26歳。

関西の同じ県内に住んでいるけど、独立しています。

夜10時に九州から空港に到着して、家に帰るまで電車を乗り継いて約2時間かかるので、パパに迎えに来てほしいらしいのです。

頼まれたパパ

「明日仕事だから嫌だ」

と断るのだそう(笑)

 

これのどこが悩みのなのか?

「一人娘が、遠く九州に嫁いでしまったらどうしよう」

ということが悩みらしい(笑)

 

私は

「九州に頻繁に行ってるのは、彼氏に会いに行っているのかって聞いたの?」

と尋ねると

「聞いてない」

とのこと。

「じゃ、彼氏かどうかもわからないし、ましてや結婚を考えているかどうかもわからない。

それなのに、心配してるんだ。

何で?」

と聞くと、

「だって、一人娘だもん」

だって~(笑)

 

じゃ、空港まで迎えに行って、車の中で

「彼氏に会いに行ってるの?」

って聞けばいいのに。

お嬢さんだって、翌日パパが仕事のことは重々承知でしょう。

それでもパパに迎えに来てほしいと連絡してくる意味を考えてみようよ。

と、提案しておきました。

 

こういう話はよくあります。

私にもありました。

「息子が勉強しない」

って悩みが。

当時は真剣な悩みでした。

 

コーチングでも時々そういうお悩みを聞きます。

「受験なのに、子どもが勉強しない」

「子どもが学校に行かない」

「上司が仕事ができない」

「部下が言うことを聞かない」

でも、コーチングでは、

「自分自身」のことしか扱いませんから、テーマを変えてもらいます。

 

例えば

「受験生の母として何ができるか」

「学校に行かない子ともと家で一緒にいると苦しくなるから、自分時間を充実させたい」

「上司との関係性をよくするために、どうすればいいいか」

「部下の能力を引き出す、伸ばす方法を考える」

など、主体を自分に変えて、コーチングをします。

そうするとね、自分のやれること、やるべきことが見えてくるのです。

 

自分以外の人(家族も含めて)に気持ちが向かっちゃう人って、自分自身に向き合っていないのです。

自分に向き合わずに、他人にフォーカスしちゃってる。

言ってみれば、他人軸だったり、他力本願だったり。

 

さぁ、お嬢さんが遠距離恋愛をしているかも知れないことを心配しているパパ。

この人は、

「自分は奥さんを幸せにしているのか」

を、常に心配しています。

奥さんに苦労かけたとか、これからも親の介護で苦労かけるかもとか。

それをずっと心配しているのです。

だから、お嬢さんの結婚に対しても、

「苦労をかけない男を選んでほしい」

という願望があるのでしょうね。

自分が奥さんを幸せにしていないかもということに、ちゃんと向き合っていないのです。

そして、問題を娘の結婚にすり替えてる。

本人は、無意識でしょうけどね。

 

自分にとことん向き合ったら、人のことが気にならなくなります。

家族であっても、

「自分自身」

でなんとかするしかないからです。

助けを求められたり、お願いされた時には、快く手を貸す。

「私は、ここにいるよ」

と、見守ることしかできないのです。

 

自分にとことん向き合ってみませんか?

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