またも、またも・・・  出てきた 不祥事 

 まだまだ続く? 不祥事の連鎖 

 

2月18日に規制庁が核防護規定違反の事例を公表しました。

2月20日の報道では、核物質防護施設を損傷させたという事です。

経過をみると

1月27日 損傷事故が発生。 同日代替え措置を講じ、東電から規制庁へ報告

2月15日 東電が規制庁へ損傷、代替え措置の詳細を報告

2月18日 規制委員会が会議  19日午前0時 報道発表

 何を壊したんだろう??

 

 事実を隠して説明会を続けていたのか? 

 

この経過をみると、1月27日の損傷から2月19日の発表まで、3週間のあいだ

規制庁も東電も事態を把握しながら発表していなかったことになります。

この間に柏崎で何が行われていたのでしょうか

ID不正が発覚した直後でしたが、東京電力は柏崎市、刈羽村、県内主要都市で

再稼働へ向けた説明会を開催していました。

2月12日には柏崎市で規制庁の説明会が行われたましたが、この件については一切

触れられていません。

しゃあしゃあと規制基準に合格しましたなどと住民に説明していたわけです。

2月18日には原発所長の会見が行われていますが、ここでもこの件について触れられて

いません。

「地域の皆様のご理解を得て」とか言っていたに違いありません。

 

つまり一連の不祥事続きの一方で、東電や規制庁の説明会は続けられていましたが、

東電も規制庁もまだあったこの不祥事については一言も触れなかったという事。 

隠していたわけです。

 

 東京電力に原発の運転は任せられない 

 規制庁も同罪じゃ 

 

体質は早急には変われるものではないでしょう。

しかし、これだけ情報隠しを指摘されていながら、さらに隠し事を続け、

説明会が一通り終了後に発表するという姿勢です。

体質を変えようとする気持などないのかなと思ってしまいます。

 

規制庁は、「詳細は施設の脆弱性をさらすことになる」として詳細は非公開としていますが、

電力会社、規制庁のこのような体質が、施設の最大の脆弱性なのではないでしょうか。