PAZ(5km圏)住民
大雪時の避難計画で要望書
原発から5㎞圏内の住民有志が、大雪時の避難について、実効性ある避難計画を求めています。
共同代表の方から投稿いただきました。(見出しは編集者)
大雪の中で実効性ある避難計画の作成と検証を求める
原発事故即時避難5km圏(PAZ)住民の会
この度の大雪で主要幹線のみならず市道や村道などいたる所で交通障害が起きました。
そのようなことから柏崎刈羽原発から5キロ圏内(PAZ)に住む
(宮川、椎谷、荒浜、橋場、刈羽、西山)の住民有志に声掛けし、万が一このような状況下で原発事故が起きた際実際に避難が出来るか話し合いを行いました。
その上で「原発事故即時避難5km圏(PAZ)住民の会」を結成し、
関係する機関に要望書を提出、回答を求めることにいたしました。
大雪でいつも交通網はマヒします
言うまでもなく新潟県は雪国であり過去に大雪による道路閉鎖やその他色々の雪害が全県等でたびたび起きています。
それにもかかわらず新潟県は大雪の際の原子力災害広域避難計画を想定した検討すら行われていません。
また「原子力災害時の避難方法に関する検証員会」はいままで15回開かれていますが、ここでも大雪の際の避難計画については現在まで検証されていません。
会として「原子力災害時の避難方法に関する検証委員会」が表明している避難計画の実効性や原子力防災訓練など、徹底した検証を責任もって行っていくよう強く求めます。
同時に誠意ある回答を求め結果がまとまり次第公表したいと考えています。
私たちには、とてもとても、切実な問題です
■ 要望の内容
■ 要望書の提出先
花角県知事・櫻井市長・品田村長
新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員長 池内了
〃 原子力発電所の安全管理に関する技術委員会 中島 健
〃 原子力災害時の避難方法に関する検証委員会 関谷直也
柏崎市内PAZ圏内の町内会長および刈羽村の町内会長
以上が要望書の内容です。
今年の冬は何度か強風で道路が通行止めになり、大雪で実際的に移動困難となった時間帯も多くありました。
福島のような事故が起きたとき、私たちは、家の中で原発から立ち上る放射能の雲を見ているしかないのでしょうか。

