先週に引き続き

強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)を

受講してきました。




今日は、ロールプレイング(演習)多めの

一日でした。



参加者の皆さんは優しかったです。

うまくお話しできなかろうが

うまく振る舞えなかろうが大丈夫です。




今日の内容としては大きく分けて2つ。


特性の分析と、

支援手順書の作成について学びました。




当事者の気持ちになって考えようとのことで

コミュニケーションを円滑に行うことが難しいという状況などを体感するワークをしたのですが、


対障害者でなくとも、

同じことが言えるなと学ぶところがいくつもありました。



コミュニケーションは伝える側に責任がある。


相手に伝わっていなければ、意味がない。


相手に伝わっていないのであれば

とにかく伝える側が伝え方を工夫したり、

考えたりするしかない。



自分の伝え方の悪さを、

利用者の障害特性のせいにしていませんか?という、

講師の先生から参加者へのメッセージなのかもしれませんが、グサグサくるものがありました。



また、先週とは別の講師の先生だったのですが、


今週も、日々の支援には

どんな意味があってやっているか考えていますか?というのを問いかけられました。

 


全て支援は目的があって行われるもの

 

支援者は、お世話係ではなく

目標達成に向かっていくための

必要な支援を行う専門職である


支援は同じことの繰り返しではなく、

また、やがて支援が必要ない状態にならなければならない。


支援者は専門職として、

利用者を客観的に見る必要がある。


利用者の家族が利用者を客観的に見るのは、

非常に難しい。



今日も沢山のメッセージを受け取りました。



また、アセスメントの重要性についても

教えていただきました。


ここを間違えてしまうと

支援の方向性がズレてきてしまうので

正しい支援ができなくなってしまう。




また、傾向として

変化が苦手な利用者が多いからこそ

支援者は共通認識を持って、

支援を行わなければならない。


業界そのものが、支援のスキルやノウハウが

個人の経験や人柄に頼ってしまっているところがあるので

その人がいなくなってしまうと

同じ支援ができなくなってしまう傾向にあるそう。


それが利用者の混乱を招いてしまうとのことで、

結局、色んなところで属人化するなと言われますが

ここでも同じことなのですね。




ごちゃごちゃ書きましたが、

結論としては、

強度行動障害の状態になってしまう前の予防が重要ということです。


勿論、支援者としてそういった状態になってしまったあとの対処方法についても学びますが

まずは予防、というところに焦点が当てられています。




また、あまり詳しくは書きませんが、

支援の日々の記録の書き方について学んだ際、


支援者は障害福祉サービスの制度と趣旨を

しっかり理解した上で行わなければならない事業だな、と改めて感じました。




それはそうと、

私は参加者の方が話されていた


放課後等デイサービスの立ち位置と

選び方のお話や児童発達支援での支援の難しさ、


長期的な視点で支援を行う重要性についてのお話も興味深く聞かせていただいたのですが……


長くなるのでここでは伏せておくとします。



※参加者で、割合として一番多かったのは放デイ勤務の方でした。




そして、最後には修了式も行われ

それっぽい感じに。



私が受講した未来ケアカレッジの

受講証明書は即日発行でした。


※発行までにかかる日数は実施団体により異なります。

急ぎで欲しい場合は受講申し込み前に調べましょう。




受講できればもらえる、とは

分かっていても

やっぱり形になると嬉しいですね。




本当に密度の濃い2日間でした。




私は保育士試験をなんとか頑張りたいのと、

今後、別にやりたい勉強があるので

実践研修までは受講しませんが


実践研修ではより詳しく、

支援手順書の書き方などを学べるようです。