鶴の保護で有名な釧路の鶴居村役場での公式訪問です。私は前で通訳ですね。
韓国の全羅南道務安郡の公式訪問ツアー第2弾です。前回の知床国立公園に続き、今回は釧路の湿原国立公園と、有名な鶴の観察ができる鶴居村の村役場訪問ですね!♪ヽ(´▽`)/
●鶴を守ってきた住民の取り組み
釧路湿原は日本最大の湿原として、その貴重な生態系のゆえに「水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」であるラムサール条約湿地に、日本で一番最初に登録されています。
特に、日本のタンチョウヅルは明治期に乱獲によって絶滅したといわれていたのですが、今からちょうど100年前の1924年に釧路湿原で再発見されることとなり、それ以降、住民たちが鶴を守るために、冬季の餌付けを成功させてきたということで、その歴史について学ぶことが訪問の大きな目的でした。
ちなみに、私たち韓国の務安郡は、湿地ではなく干潟の生態系の保護ということになります。そもそも、2021年に「韓国の干潟」が世界自然遺産に登録されたのですが、それが西南海岸の忠南舒川郡、全北高敞郡、全南新安郡、全南宝城郡・順天市の5つの自治体に所在する4ヵ所であり、そこにその周辺地域である務安郡と群山市も今回、追加登録を進めているわけです。
すでに2023年10月20日には、務安郡の干潟が自然遺産の暫定目録に登載されたということで、今後、世界自然保全連盟の審査を経て2026年の登載を目指しています。
ここ釧路で住民たちがどのような取り組みを行ったことによって、今のような鶴を観光資源とすることに成功したのか、それによってどのような利益とどのような問題に取り組むことになったのか、などを現地の関係者からうかがうことができる貴重な時間となりました。
●「水の教会」と雲海テラスに感動!
公式訪問が無事に終わり、この日の夜は有名な「星野リゾート・トマム」の「ザ・タワー」に泊まることができました。トマムというと、昔はスキー場とゴルフ場などで有名でしたが、今はゴルフ場はなくなり、主に中国人をはじめとする外国人観光客がたくさん訪れる人気リゾートとなっています。
特にこの「ザ・タワー」は私がまだ日本にいた1989年に完成したもので、一度泊まって見たかったのですが、今回願いが叶いましたね。でもタワーの建物自体に対する感想は、やっぱり80年代にできた昔のものという感じが否めなかったです。それでも敷地内のシャトルバスに乗って、有名な安藤忠雄の「水の教会」も見ることができたし、早朝には有名な「雲海テラス」で絶景を満喫することもできたのでとてもよかったですね。
鶴居村役場。村の役場としては大きいですね。
そもそも町村という韓国にない行政区分を理解させるのに苦労しました。
村長さんをはじめ、鶴の保護の歴史を知る専門家の方々の話が聴けました。
こちらは釧路湿原の温根内ビジターセンター。
こちらも公式訪問で釧路湿原国立公園の管理についてうかがいました。
センター長から直接ブリーフィングを受けました。
多様な動物がいるんですね。
ということで釧路湿原をじかに見学しに行きます。
もうひたすらこの風景です。
湿原です。
ただただ湿原でした。その中でエゾシカの子供に出会ったことは特筆すべきですね。
有名な星野リゾートトマムのザ・タワー。私たちは左側のタワーIIでした。
星野リゾートの名前で期待したのですが、タワー自体は80年代建設の古いもの。
施設の移動はこのトンネル通路かシャトルバスを使います。
ビュッフェレストランに来ました。
こういうのとか。
こういうお刺身が美味しかったですが。
わりと普通だったと思います。
さあ、ということで安藤忠雄の「水の教会」です。
なるほど噂に聞くとおりでしたね。
早朝の朝焼けの中をゴンドラで登ります。
途中、この雲海の中を通り抜けて。
山の上から雲海を見下ろす「雲海テラス」ですね。
一番左が私です。
インスタ映え。
本当に雲の海ですよ。
雲の海を見下ろして食べるのは。
雲の形のアイスとコーヒー。
雲の形のアイス。
雲の形のコーヒー。美味しかったけれど、まあ、記念ですよね。
大きな温水プールもあり、あんな気球に乗ることもできます。露天風呂のきれいでした。
朝食ビュッフェ。
昼間のほうがきれいですね。
有名なフレンチトースト。
有名なサーモンいくらの親子丼。
一人ひとり作ってくれます。
美味しかったです。
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